08/03/22 18:51:42.89 b1ZpaV+A0 BE:10114463-PLT(12072) ポイント特典
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石川県はこのほど、富山、新潟両県と共同で、「精英樹」と呼ばれる優れた形質の木で花粉の出ない杉の開発に
成功した。現在、石川県で15本の苗木を保有し、一番大きいのは高さ約30センチ。植樹できるまでに約3年かかるが、
早くもほかの自治体や製薬会社から問い合わせが相次いでいるという。
日本人の5人に1人が悩むとされるスギ花粉症。全国に植樹され効果が表れるのは当分先だが、県の担当者は
「まず苗木を平成26年までに100本に増やしたい。長い目で見てもらえれば」と将来に期待している。
無花粉杉は自生する杉にも存在するが、形質が優れた精英樹の杉では初めてという。
石川県などは4年に富山県で見つかった無花粉杉と、精英樹の有花粉の杉との人工交配を繰り返して開発した。
石川県林業試験場の小倉晃主任技師(33)によると、杉は樹齢25年ごろから花を咲かせ、30年ごろ最も活発に
花粉を飛ばす。木材として使いやすい太さになるのは樹齢50年前後。住宅の柱などに使われる杉は林業の重要な
資源で、国内に約450万ヘクタールの人工林があるという。
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