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8割が非正規、手取り月13万円
時給1070円。 手取りは、月額わずか12万~13万円。
1食がそうめん1束だけの日も--信じられないような話ですが、日本経団連会長会社、キャノンの請負、派
遣、期間工ら非正規労働者たちの生活です。
飛行機の爆音と雷鳴のなか、ずぶぬれになりながら、ポール遊びをする20代の青年たちに出会いました。 九州
圏出身の非正規労働者です。 給料日2日前で金がないために、休みというのにどこへも行けないといいます。
そのひとり、ほっそりした青年はぶちまけます。
「ハローワークで22万円もらえると聞いたから、キャノンにきた。 最初もらった給与明細書を見て、だまされたと
思った。 途中入社で出勤日数は15日だったが、手取りは10万円しかなかった」
その後も、ある月は出勤日数20日で、社会保険料や税金を除いた手取りは13万円 (額面17万円)。 ある月は
出勤日数18日で、12万円 (土、日曜日は休日) …。 「22万円」とは、残業や休日出勤が目いっぱいあるときの金
額でした。
「お金がなくなると、朝、腹が張るくらい水を飲むんです。 8時間の立ち作業は、空腹でふらふら。 昼食のときは、
休憩室の隅で座ってしまう」
超過密労働のうえに、生産が目標に達しないとサービス残業も押しつけられました。 青年たちは、「長く続けられ
る仕事ではないし、金がなくなる給料日前は悲惨です」 と口々に語ります。
「スーパーで1キロ100円の小麦粉を買ってきて、フライパンで焼いた。 それだけで1週間、食いつないだ」 という青年。
ご飯にしょうゆとかつお節をふりかけただけ、それも茶わん1杯で3日間すごしたという青年。
10束198円のそうめんを買い、1食1束だけという青年…。
それでも青年たちは、12万円ほどのなかから、キヤノンをやめて自立するための貯金や実家への仕送りをしています。
大分キヤノンには、安岐事業所と大分事業所 (大分市) があります。 両方で約6,000人が,働いており、このうち非
正規労働者は8割を占めます。
URLリンク(www.kki.ne.jp)