08/03/03 08:16:34.67 +poyuzkS0 BE:605354459-PLT(12450) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/2_1.gif
『資源世界大戦が始まった』日高義樹さんインタビュー
石油をめぐる国際情勢を世界的な視点から整理した、日高義樹さんの『資源世界大戦が始まった』が
売れている。中東では石油をめぐって米中が対立、ロシアは石油を政治的な武器にしてアメリカに挑戦
し始めた。国際社会は再び石油を求めて対立の時代に入った。これは1930年代の世界を彷彿とさせ
るという。
―資源国VS先進工業国になる?
「20世紀の勝者は工業国だったが、21世紀の勝者は資源保有国、またはその連合体です。アメリカ
は資源国、アラスカなどに隠しているからね。資源がないのは中国、欧州と日本。だから日米安保条約
も力がなくなる。アメリカは、資源のない日本をなぜ助ける必要があるのかと考えますよ」
―日本の資源獲得の足がかりは
「アメリカと一緒になって、地下資源が豊富な中央アジアを中国とロシアから分割させるとか。米国防
大学は実際、2015年にロシアが大混乱し、中央アジアが独立するという研究結果を出した。そうなれ
ばアメリカは当然、日本に協力を求めてきますよ。あるいは、日本は中央アジア、サウジなどと同盟体
制を築くとか。これまでとまったく違った関係を作らないといけない」
―当然、軍事力も必要になる
「資源を獲得するために、政治力を高めなければならないのだから軍事力は必要です。生活のために
軍事問題を考え直さないといけない。悠長なことはいってられない」
―平和主義が邪魔している
「現実、目の前のものを争奪するときに平和主義ではうまくいくわけがない。ただ21世紀は石油がない、
資源がないと苦労するが、その先は新しいエネルギー源を開発すれば展開が違ってくる。そういう国家戦
略を作らないと日本は存続できないでしょうね」
URLリンク(www.yukan-fuji.com)