08/03/02 11:09:39.18 hpDqDAXj0 BE:473794728-PLT(13002) ポイント特典
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世界1位の韓国を中国がぴたっと追撃…日本は‘栄光の時代’復活目指す
韓国と中国の船舶受注量を見ると互角だ。07年上半期の船舶受注量を見ると、中国は韓国の後を
ぴたっと追っているが、7-9月にはまた韓国が大きく伸びた。昨年1-9月の成績を見ると、中国は
シェア33%、韓国が43%を記録した。同じ期間、日本は13%だった。
初めて日本海運会社が韓国に船舶建造を発注したのは90年代末だった。しかし10年間で韓国の
技術力は日本レベルに近づき、中国のスピードは韓国を上回る。
中国政府は造船業を戦略産業として育成している。中央政府は10年以内に建造能力を2300万トン
(06年比60%増)まで増やす計画だ。ところが各省政府の集計資料を見ると、建造能力は4000万トン
を超えるということだ。この場合、韓国を追い抜くことも可能だ。
現在1位の韓国も負けてはいない。世界最大の現代(ヒョンデ)重工業は10番目のドックを建造中だが、
ドックを使わず陸上で船を建造する陸上工法も採用している。
世界2位の三星(サムスン)重工業は、水に浮くドックと3000トンをつり上げる能力を持つクレーン船を
動員し、海で船を建造している。
韓国と中国に比べて日本の成績が振るわないことには理由がある。日本の造船会社は大型投資をしないからだ。
日本造船業界は1970年代のオイルショックと80年代の‘プラザ合意’という2度の危機を経験した。
設備を半減し、人員も3分の1に削減した。もう二度とこういう苦労はしたくないというトラウマが理由の一つだ。
にもかかわらず日本造船業界は生き残りについては自信を持っている。昨年末、経済産業省は佐世保重工業
の設備を産業遺産に指定した。250トン・クレーンは大正時代に導入した英国製だ。
‘遺産’とするほど古くなった装備を使ったこの会社の07年9月半ばの推測営業利益率は12.2%。最新設備
で武装した三星の営業利益率は5.2%(07年第3四半期)だった。佐世保重工業の営業利益率は三星に
比べてはるかに高い。
URLリンク(japanese.joins.com)