08/02/26 05:17:45.58 SdnUattB0 BE:27533677-PLT(12122) ポイント特典
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ソニーは新たな液晶テレビ用パネルの調達先にする方針を決めたシャープと同パネルを共同生産することで
基本合意した。シャープが堺市に建設中の新工場の運営会社にソニーが1000億円超を投資する見通し。
ソニーはパネルの長期安定調達のために自ら生産にも関与、シャープも投資負担を軽減できると判断した。
韓国サムスン電子と液晶パネルを合弁生産してきたソニーは新たにシャープとも組み、世界市場で攻勢を強める。
26日午後にソニーとシャープの両社長が都内で記者会見を開き、発表する。シャープは総投資額3800億円で堺市に
新工場を建設中で、2009年度にも稼働させる計画。ソニーは新工場の運営会社に出資して、調達するパネルに見合う
額を投資する。
シャープはソニーの出資を受けて投資負担を抑え、大画面テレビ用のパネルを効率生産できる「第10世代」と
呼ばれる最新型パネルを早期に量産化。コスト競争でも優位に立てると判断した。
ソニーは共同生産により世界で需要が拡大する50型以上のテレビ用パネルを安定調達。サムスン電子、シャープの
2社とそれぞれ別に共同生産して自社のテレビ用に購入することで調達価格の引き下げなどにもつなげる狙いとみられる。
テレビ用の液晶パネルを巡っては松下電器産業が兵庫県姫路市にパネル工場を新設、日立製作所にも供給する。
液晶テレビ世界首位のサムスンと合弁生産してきた2位ソニーの3位シャープとの連合で、合従連衡が一段と加速しそうだ。
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日経新聞朝刊より