08/02/16 02:21:54.25 kf4qIaZO0 BE:291820526-PLT(12025) ポイント特典 株主優待
アユから国内初の病原菌 各地で大量死
農林水産省は15日、東京や広島、山口の川で昨年、大量死するなどして見つかったアユから、
国内では初確認となる魚の病原菌「エドワジエラ・イクタルリ」を検出したと発表。
発生状況の調査や放流用の稚アユの検査などを求める注意喚起文書を、全国の都道府県に出した。
東南アジアの養殖ナマズなどに広まっている「エドワジエラ症」の原因菌。
国内では養殖のヒラメやウナギなどで似た感染症が起きているが、これとは別の菌と確認。
観賞魚やニジマスにも感染するが、同省は「人の健康への影響はない」としている。
同省は、東南アジアから輸入された魚を通じて広まった可能性があるとみている。
昨年8月に東京都の多摩川でアユの死骸(しがい)が見つかり、9月から10月にかけて山口県の錦川で約1400匹が大量死。
広島県でも同時期に死骸が見つかった。体表やうろこの付け根が赤く変色したり、腹部が腫れていた。
広島大と水産総合研究センターが菌を検出し遺伝子解析。東南アジアの養殖ナマズなどと同じタイプと特定した。
山口県は昨年の猛暑で水温が上がって菌の活動が高まったのが大量死の一因とみており、「水温が低いうちに対策を取れば再発を防げそうだ」としている。
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