08/01/16 01:42:22.45 taROiSwC0 BE:51045034-PLT(12020) ポイント特典
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うどんくず家畜飼料に 香川県がトウモロコシの代替品として研究
豚の発育上々 新名物へ期待
廃棄される讃岐うどんの麺(めん)くずなどを使って家畜飼料をつくる研究を、香川県が進めている。
試作品を与えた豚の発育は上々で、畜産農家での実証試験も予定。
バイオ燃料の需要増で価格が高騰しているトウモロコシなどの代替品として、“うどんで育てた畜産物”が、新たな名物になることも期待されている。
研究は県や食品業者、飼料業者、農家などによる「食品循環資源飼料化推進協議会」で2005年度から始まった。
コロッケやおからなど食品十数種類を候補として検討したが、県内に製麺所を含め約1100店舗あり、入手しやすいうどんに着目。
他の食品より材料が小麦粉、塩、水に限られ、安定した品質の飼料製造が可能なことも決め手となった。
県畜産試験場(同県三木町)で試作。原料は生麺や乾麺に比べ、塩分が少ないゆで麺を選んだ。ゆでた後、一定時間が経過したり、
製造工程で出る切れ端など廃棄されるものを利用するが、うどん以外のものが混ざらないように食べ残しは使わない。
温風で乾燥後、粒状に粉砕し飼料とする。麺の成分のでんぷんに熱を加えることで消化率がよくなるという。
同試験場で、うどん配合飼料を豚に与えたところ、発育や肉質は一般的な配合飼料と同等との好結果が得られた。
今後、畜産農家での実証試験でさらにデータを集め、製造コストの縮減方法などの研究を進める方針だ。
県は「飼料費低減や自給率の向上、特産品で育てた畜産物のブランド化が期待できる。
食品のリサイクルシステム構築にもつながる」と、実用化を目指している。
URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)
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讃岐うどんでつくった飼料を食べる子豚=香川県畜産試験場