08/01/10 21:24:42.86 5TNGyFM20 BE:166134645-PLT(12041) ポイント特典
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オルブライト氏「金総書記は合理的」
米クリントン政府で国務相を歴任したマデレーン・オルブライト教授(ジョージタウン大)は
「米国の次期大統領は、北朝鮮との交渉を断る場合、米国の安全保障と北朝鮮の人権改善いずれ
も逃してしまう、との点を肝に銘じるべき」という認識を示した。
同氏は、8日に出版した著書『大統領当選者あてに送るメモ』で、「北朝鮮・金正日国防委員長
は合理的かつ知的で、情報を熟知している人」とし、こうした見方を表明した。
来年1月に就任する新しい米大統領に対外政策をアドバイスする同書で、オルブライト氏は
「2000年に北朝鮮・平壌(ピョンヤン)を訪問した当時、金委員長と話した結果、北朝鮮の
安保と経済支援が保障されれば、金委員長は軍事的に譲歩する準備ができていることが、明白に
分かった」と強調。
続いて「金委員長は晩さん会の途中、ワインをつぐウエーターに出て行くよう注文し、酒を競争的
に飲む北朝鮮の風俗から私を保護してくれた」とし「思いやりのある人」と評価。 (中略)
同氏は「米国には、人命損失の負担を抱えてまで北朝鮮を攻撃できる力がない」とし「結局
(交渉を通じ)金委員長を『以前よりは脅迫的でない存在』に作るのが最善」との見方を示した。
オルブライト教授は「米国は韓国を解放させたと自慢しているが、韓国は辛未洋擾
(しんみようじょう、1871年に米国がジェネラル・シャーマン号事件の報復として朝鮮・
江華島を攻撃した事件)と桂・タフト協定など、米国に関連した痛い記憶を忘れずにいる」と指摘。
そして「韓国は依然として韓米同盟を重視しているものの、米国にひき回されるような関係は
願っていない」とし「米国は、北東アジアで(中国と)安定したバランスを取るよう努力し、
域内に肯定的な印象を与えるべき」と勧めた。
最後に、日本の「普通国家化」に向けた改憲や再武装への試みに触れ「中国の軍備増強と
南北(韓国・北朝鮮)の『中国寄り』をもたらすだけに阻止すべき」と強調した。 だけに阻止
すべき」と強調した
URLリンク(japanese.joins.com)