08/01/08 20:39:59.54 v8hRQqoL0 BE:374430555-PLT(12000) ポイント特典
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再編が加速する家電量販店業界。業界最大手のヤマダ電機の山田昇社長は
「生き残るのは郊外地盤の3社とビックカメラ、ヨドバシカメラの都市型量販の2社」とみており、今年も再編の流れは止まりそうもない。
家電量販店業界に再編の機運が高まっている最大の原因は、市場が6兆円台で横ばい状態にあるため、
仕入れ規模を拡大してメーカーとの価格交渉力を強め、いかにコストを下げるかが重要となっているからだ。
つまり、一定の規模を確保しなければ収益が上がらない仕組みとなっている。
2007年は、破談に終わったものの、業界2位、エディオンと同5位のビックカメラが2年後の経営統合を発表。
対するヤマダ電機は、ディスカウントストアの「キムラヤ」を展開するキムラヤセレクト(東京都港区)、「サトームセン」などの持ち株会社、
ぷれっそホールディングスを子会社化するなど大手2社が規模拡大に動いた年だった。
特にヤマダは、08年3月期には、1兆7000億円を超える巨大家電量販になる見込みで、2位以下を大きく引き離す見込み。
08年は、ヤマダが他社を買収する流れや、ヤマダに対抗できる2位以下連合が成立する可能性が高い。
特に、ヤマダ電機は、ビックカメラと資本・業務提携しているベスト電器株の買い増しを表明するなど、
さらなる規模拡大に意欲を示しており、予断を許さない状況だ。
ただ、ここ5年で売上高が2倍となるなど急速な経営拡大を進め、業界トップに躍り出たヤマダに対しては業界内の反発も強く、
「反ヤマダで連合を組む感情的な再編が進む可能性もある」(業界関係者)。
2位のエディオンは、M&A(企業の合併・買収)を積極的に活用する意向で、
独り勝ちの様相を呈しているヤマダ電機を追撃する姿勢をみせており、再びビックカメラと統合する可能性もあるとの観測も出ている。
一方、規模拡大とともに、進むのが郊外地盤の量販店の都心部での攻勢だ。特に総売り上げの約4割を占める首都圏への出店は、
各社とも並々ならぬ意欲を見せており、主要ターミナル駅周辺への出店を巡り、各社の駆け引きが続く見通しだ。
渋谷、新宿に、地方地盤の量販店が熱視線を送っているといわれ、今年は場所取り合戦が激しさを増しそうだ。
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