07/12/30 22:36:50.02 0g507w1j0 BE:367833964-PLT(12010) ポイント特典
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救急隊員が駆けつけた現場で、酒に酔った相手などから殴られたり、救急車を壊されたりする被害が増
えていることが、東京消防庁のまとめでわかりました。東京消防庁は救急隊員に顔を覆うカバーが付い
たヘルメットなどを配備するとともに、悪質なものについては刑事告訴するなどの対応をとっています。
東京消防庁によりますと、救急隊員が通報を受けて駆けつけた現場で相手から暴力を受けるなどの被
害は、ことしに入ってから49件に上っています。件数としてはこれまでで最も多く、5年前に比べるとほ
ぼ倍に増えています。
8月には、江戸川区の駅で酒に酔って転倒し、けがをした男を運ぼうとした救急隊員が男に顔を殴られ
てけがをしたほか、先月は新宿で病気の妻を希望する病院に搬送しないことに腹を立てた男が救急隊
員の腹をけったうえ、救急車の窓ガラスを割ったとして逮捕されました。
こうした行為は、けがや病気で救急搬送の対象となった本人が行うことが多く、半数以上は酒に酔った
ケースだということです。東京消防庁は、救急隊員に強化プラスチック製の顔を覆うカバーが付いたヘ
ルメットや、鉄板が入ったチョッキを配備するとともに、悪質なものについては刑事告訴するなどの対応
をとっています。
東京消防庁救急指導課の竹内栄一課長補佐は「世の中にたまっている不満がこうした形で出ているの
かもしれない。暴力には屈しないという強い姿勢で臨みたい」と話しています。