07/12/29 04:08:24.95 cSCx4+BG0 BE:22522548-PLT(12000) ポイント特典
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―国内市場以外についても伺います。「デッドライジング」「ロストプラネット ~エクストリーム
コンディション~」など、カプコンは北米市場で大成功したタイトルがありますね。
近年の日本のソフトメーカーとしては珍しいですね。
過去を振り返ってみると、業務用ゲーム機全盛期、ファミコン、スーパーファミコン、PlayStation
くらいまで、日本のソフトメーカーが常に優勢だったんですよ。今の日本のソフトメーカーは
どこかで間違えた道に迷い込んでるんではないでしょうか。カプコンは過去にそうであった
戦略をそのまま継続しているだけなんですよ。
―どこに問題があったと考えますか。
元々日本のソフトメーカーは、ゲーム機メーカーのほとんどが日本にあったため、いち早く開発を
開始できるという優位性がありました。ゲームビジネス自体も日本の立ち上がりが早かったんです。
その状況を北米、ヨーロッパのソフトメーカーは追いかけていた。つまり、日本のソフトメーカーは
先駆者利益を得ていたわけです。
しかし北米や欧州のソフトメーカーも経験を積んできた。海外市場は彼らがネイティブなわけです
から、自分たちの市場に特化した作品を作りやすい。そうした作品が欧米市場に受け入れられる
のは、当たり前のことですよね。
それに対して日本のソフト販売会社や開発会社は、海外市場の文化を徹底的に分析して適合して
いかなければ成功しない。ネイティブではないわけですから。それに、欧米で受け入れられるものは、
日本で受け入れられないこともある。
海外市場を優先するなら日本の市場を捨てるくらいの覚悟が必要かもしれません。
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