07/12/12 16:20:21.26 QTmUStaf0 BE:66342454-PLT(12221) ポイント特典
横浜市が、米サンディエゴ市から送られてきた姉妹都市提携50周年記念式典への出席を歓迎する電子メールの内容を「式典の開催は不可能」と読み違えて、
中田宏市長の訪問をキャンセルしていたことが12日、わかった。
10月28日に予定されていた式典は中止された。横浜市は、問い合わせや確認を全くしておらず、非礼があったとして、近くサンディエゴ市に謝罪する。
式典では植樹式や祝賀会などが計画され、両市の市長や市民約400人が出席するはずだった。だが、中田市長は出発前日の10月24日、
「『式典はできない』とメールがあった」として訪問取りやめを発表した。
読売新聞が入手したメールでは、カリフォルニア州で発生していた山火事の様子を伝えたうえで、
「両市長の会合や調印式は予定通り。式典を楽しみにしている」という内容だった。
メールを送ったサンディエゴ市のリン・リネー・イーハー儀典長は「こちらから中止を申し入れたことはない」としており、
2年近くかけて式典の準備をしたという市民ボランティアの実行委員長カネコ・オオシマ・ビショップさん(77)も「突然の中止で会場の予約取り消しなど対応に追われた。
横浜市長が来ないと聞き、みんながっかりした」と話す。
これに対し、横浜市国際政策室の長谷川武三室長は「えん曲的な表現から含意を読み取れないと、担当者としては素人。
『来ないでくれ』とのメールだと判断した」と説明。中田市長も「山火事で困っている市に行くことが正しいのか。相手のことを思って判断した」と語った。
だが、横浜市はその後サンディエゴ市と連絡を取り、メールを読み間違えていたことなど問題点があったとして、実行委などに謝罪することにした。
中田市長は、10月25日に横浜市内でコンサートを観賞し、東京都内の飲食店で芸能人と会食。27日は札幌市で日本シリーズ第1戦を観戦し、
29日に現地事務所開設式出席のため米ロサンゼルスに向けて出発した。
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