07/12/04 02:33:01.98 w9lNsKvy0
>>353
罪と罰(つみ と ばつ、Преступление и наказание)は、
ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーによって書かれた長編小説である。
「現代の預言書」とも呼ばれ、ドストエフスキーの実存主義的な考え方を垣間見る事が出来る。
物語は六部とエピローグからなり、舞台はサンクトペテルブルクで構成されている。
独自の”選ばれた非凡人は現行の秩序を超越できる”という犯罪理論をもつ元大学生ラスコーリニコフが、
ふとしたきっかけで強欲な金貸しの老婆アリョーナ・イワノーブナの話を耳にし、
金銭を奪い、それを社会のために使おうと殺害を企てようとする。
しかし、1ヶ月以上も自分の部屋にこもりきり、外界との接触も絶ち、考え続け悩み続ける。
そして、ある日殺害の実行を決意し、老婆の所へ行くも、常に罪悪感と恐怖にさいなまれる。
しかし、偶然知りえた老婆の妹リザヴェータ・イワノーヴナの不在が殺害の決定的な後押しになり、実行に及ぶ。
しかし、殺害直後に部屋に入ってきた老婆の妹、リザヴェータも殺害してしまう。
咄嗟の殺人に動揺・混乱のどん底に叩き落されたラスコーリニコフだったが、そこに老婆の客が来訪してくる。
偶然に偶然が重なり、辛くも老婆の家から脱け出すことに成功したものの、
予期せぬ第二の殺人が、ラスコーリニコフの良心を苦しめることとなる・・・。
そしておまえは「そっちじゃねえよ」と言う。