10/07/05 00:19:31 Dnp1Aucz
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ヤマト運輸 第7世代の「次世代NEKOシステム」を9月に稼働
ヤマト運輸は、宅急便サービスの基盤となる情報システム「次世代NEKOシステム」を、
2010年9月をめどに稼働させる。2005年に導入した「次世代NEKOシステム」(第6世代)に続く、
第7世代に当たる。
約300億円を投じてIT基盤の更新を進めるとともに、数種類の新サービスを開始する予定。
新システムは、中期経営計画「満足創造3か年計画」実現の柱で、ヤマト運輸と顧客の
コミュニケーションを深めるのが狙い。
例えば、輸送に際して発生する各種情報を顧客の要望に応じてデータベース化し、
顧客向けサービスに活用したり、顧客のシステムとデータ連携したりできるようにする。
IT基盤においては、宅急便のドライバーが携帯するポータブルポス(PP)という専用端末5万3000台を
2010年1月から7月にかけて更新する。
新型PPでは、複数の電子マネーの決済ができるようにするほか、携帯電話の無線データ通信を使い、
PP機能の一部をデータセンター側のコンピュータで処理可能にする。
同社ではこれを「軒先クラウドコンピューティング」と呼んでいる。
営業店などのクライアントPCは、2010年9月からWindows 7へ更新する。
5000台を導入する予定という。
新サービスとしては、消費者向けの「クロネコメンバーズ宅急便受取指定」を2010年2月に先行して始めた。
従来は、荷物の発送者が受取日や時間帯を指定できたが、この新サービスは受取人を対象にしたもの。
事前に荷物の到着予定日を電子メールで知らせ、受取日や時間帯、受取方法を受取人側が指定できるようにした。
そのほかの新サービスは9月に開始する。