09/09/15 16:29:05 FRxT2wrj
竹中・渡部「移民受け入れするしかない。国籍法改正を右派が攻撃したけどそういう勢力は生き残れない」
スレリンク(news板)
移民受け入れ、是非を論ずる段階ではない
対談「新政権で日本はどう変わるか」(下)
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竹中 1つのやり方として参考になるのが、豪州の移民政策です。
アジアに向かって、「日本に来て、自由に働いて良いですよ」と言えば、怒濤のように
押し寄せてくるでしょう。それに背を向けて、東アジア共同体もなにもないだろうと思います。
国民的なレベルで議論して、それでいこうと思えるビジョンをどうやって作っていくかが、
大きな課題です。
渡部 移民受け入れの問題は、小渕恵三内閣の時代から提言されてましたよね。今回はあまり
目立たなかった。国籍法が改正されたら大変なことになると、右派が攻撃していた。
でも、「日本人の純血を守るんだ」みたいな勢力は、生き残れないんですよ。なぜかというと、
「純血を守った結果、国がつぶれたり、小さくなったりしていいの」と聞いた時、答えがないからです。
竹中 そこで育ったアジアの若者がそのまま移民として日本に住んで、次の農業を担って
いったっていいと思う。そういう大胆な、戦略やビジョンを国家戦略局から打ち出してほしい。
安心と安全だけじゃなくて、成長と変革を兼ね備えた民主党の1つのコアになると思いますよ。
だから日本ではまず、旅行ビザで来てそのまま非合法で働いている人をなくす。法律で間口を
広げればいい。そのまま日本に住んでもらって、税金も年金もきちんと納めてもらって、医療保険
もつくようにしてあげる。そういう政策的な取り組みが必要です。