08/10/15 15:41:51 O
■市場に対する規制は、事実上、「買い戻せ」という脅しでしかない
▼忘れてはならないが、『規制で株価を戻しても、経済の実態、景気悪化の実態は何ら変わらない。』
『規制効果を使い果たした後は、規制で戻した以上に株価は暴落する。そして、その時には対策は全く残されていない。』
「規制効果は一体どこにいった?」となる。即ち、金融当局の規制が意味を為さなかったということになる。
規制が、今後に物凄い禍根を残すことになることだけは確か。
▼一時的に「創造的会計」は有効だろうが、市場はそのような甘い対応では一時はしのげても、継続してはとても対応できるものではない。
規制は、時間稼ぎだけにしかならない。処理の先延ばしとそれによりさらに損失が膨らんだ市場崩壊。
金融当局は「株式市場を規制すれば何とかなる」と思ったのかもしれないが、歴史上効果は一過性と決まっており、当局は歴史から何も学んでこなかったということになる。
このしっぺ返しはとてつもなく大きいものになる。
将来の禍根をどうするのか?責任を持って答えて欲しい。先ずこのきちんとした答えを示すべきだ。
◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク (プロイセンはドイツ語、プロシャは英語による読み方)
愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。
人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。
歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。
99:名無しさん
08/10/15 15:43:19 O
>>98
◆日本は「他国より厳しい…」 空売り規制とは? URLリンク(www.iza.ne.jp)
【金融】株の「空売り」規制強化を検討:中川財務・金融相 [08/10/14] スレリンク(bizplus板)
★自社株買い規制解除は、国家によるインサイダー推奨
■事前に情報漏れ。もし、事前に〇〇日から△△が一株ン,000円で自社株買いを行うとわかっていれば、その前日までに買っていれば必ず儲けられる。
もし、やらなければその反動で下げる。
このような不透明な動きがある株式市場は、一般個人にとって、とても運用の対象になりえない。逆に資金流出を生む可能性がある。
★空売り規制…規制効果を使い果たした後は、規制で戻した以上に株価は暴落する。しかし、その時には対策は全く残されていない
■空売り規制は、事実上、「規制発動日までに空売りを買い戻せ」という脅し。
仕組み上、空売りをかけていた個人・ファンドは、買い戻さないと損失が日々拡大していくばかりだから。
金融機関の株式には、日々の売買高の2倍以上の空売り残高があり、これらを事実上、規制発動日までに買い戻す必要に迫られる。
一般個人で空売りをしていた人は、地獄を体験する。
■忘れてはならないが、『規制で株価を戻しても、経済の実態、景気悪化の実態は何ら変わらない。』
『規制効果を使い果たした後は、規制で戻した以上に株価は暴落する。そして、その時には対策は全く残されていない。』
「規制効果は一体どこにいった?」となる。即ち、金融当局の規制が意味を為さなかったということになる。
■もし全銘柄に空売り規制すると…
「現物」を保有する投資家は一斉に株を売る
=空売り規制で空売りが入っていない相場では、「買い戻しが入らない」
=『動きは一方通行になり、フリーフォール(急落)状態に陥る』
しっぺ返しはとてつもなく大きいものになる。
100:名無しさん
08/10/15 18:00:44 0
◇日本にインフレ目標提言
ノーベル経済学賞の授与が決まったポール・クルーグマン氏は、バブル崩壊後の1990年代にデフレ不況が長期間続いた日本経済を分析し、
「インフレ目標」の導入による景気回復策を提示するなど日本の経済政策にも大きな影響を与えた。
同氏は98年の論文で当時の日本経済について、名目金利がゼロ近くに低下し金融緩和が限界に達し、金利引き下げによる景気刺激が行えない「流動性の罠」に陥っていると指摘した。
1929年からの世界恐慌時には公共事業による財政政策が処方せんとされたが、クルーグマン氏は90年代後半の日本では予算の制約や効率性などの問題点があるとの考えを示した。
そのうえで、景気を回復させるため、日本銀行が一定の物価上昇率を達成する目標(インフレ目標)を掲げ、人々の間に「物価は上昇する」という「インフレ期待」を醸成すべきだと主張。
デフレから脱却し物価が適度に上昇すれば、実質金利が低下し債務負担が軽減されると説明した。
クルーグマン氏の理論は「インフレ目標」論者の理論的支柱となり、経済財政諮問会議の前民間メンバーの伊藤隆敏・東大教授など支持者も少なくない。【尾村洋介】
毎日新聞 2008年10月14日 東京夕刊
URLリンク(mainichi.jp)