09/08/02 08:05:48 0
正月に、親父（工業高卒ドカタ）と茨城の親戚の家にいった。
伯父（県議）も来ていた。
伯父「○○君も社会人か！小さい頃よくだっこしてやったんだぞ！がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの会社に勤めているんだ？」
俺 「岩銀、あっ、岩手銀行です」
伯父「そうか、岩手大学から岩手の銀行か！大学時代遊びすぎたんだろ！でも就浪しなくてよかったな！」
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ！筑波大学からみずほコーポレート銀行だぞ！（勝利者宣言）」
親父「無言・・・（瞳が潤んでいた）」
伯父「おい、銀行マンこっちこい（息子の××を呼ぶ）」
「○○も社会人だ。○○と昔よく遊んだだろ！」
向こうでも会社の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「（馴れ馴れしく）○○、久しぶりー、元気！」
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から銀行マンになりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「みずほコーポに勤めているんですよー（勝利者宣言）○○君はどこに行ったの？」
俺 「岩手銀行ｗ」
ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。
伯父「○○に国際金融を教えてやれよw」
××「（しばし、絶句）・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「？」
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした伯父と目があった。
岩手銀行、素晴らしい。