THE IDOLM@STER アイドルマスター part5at MITEMITE
THE IDOLM@STER アイドルマスター part5 - 暇つぶし2ch93:メルヘンメイズ やよいの大冒険 第35節(第8話 2/6)
10/06/17 00:46:37 FDv5VMEM
「うう~…」
恐怖のあまり、じりじりとやよいは後ずさりを。しかしすぐに床の切れ目まで追い詰められてしまいます。
それでもやよいの方に寄ってくるたくさんの春香さん。
「こ、こんなの春香さんじゃありません!」
叫びながら、やよいは向こうの動く床に素早く飛び移り、そしてシャボン玉を構えます。
めいっぱいシャボン玉を膨らませて、春香さんたちを吹き飛ばそうとした、その時。

「え…!?」
なんと春香さんたちもストローを取り出し、そこからシャボン玉を出してくるではありませんか!
そこかしこから飛んでくるグレーの小さなシャボン玉。
それぞれが逃げ場の無いやよいにぶつかって、嫌な痛みと共に体中で弾け、頭がくらくらと…。

「やよい、逃げるのです!」
そんな声がします、しかし、全てが遅すぎました。
やよいの体は、床が動いた拍子に崩れ落ち、そしてそのまま奈落のかなたへと消えていきました…。
「や…」

「やよいーーーーーーーー!!」
ウサギの声だけが、いつまでもその場に空しく響いていました。


「…」
床から落ちて、くるくると回りながらやよいは空中をどんどん落ちていきます。
やよいにも、高いところから落ちて地面にぶつかったらどうなるかぐらい、分かっていました。

 遠くからはウサギが自分を呼ぶ声。
ぼんやりとした頭で、ウサギさんもあんなに大きな声で叫んだりするのか、とか考えてみます。
「ごめんね… 私、もう帰れそうに無い…」
妙にゆっくり流れている景色を眺めながら、やよいはそう言いました。家にいる家族たちはどう思うかな、
せっかく助けた雪歩さんや真美ちゃん、そしてまだ会えてない伊織ちゃんは…。


 やよいはまだ空中を落ち続けていました。

 派手で綺麗な色の洋服…
 おいしそうなお菓子…
 『100%オレンジジュース』と書かれた大きな瓶…
 テレビでしか見たことのない外国の風景…

流れていくそれらがはっきりと見えている、不思議な空間。
けれど下を見ても真っ暗で、これからどんなところに行くのかさえ分かりません。
「…」

 どれぐらい経ったでしょうか、やがて下のほうにかすかな光が見えてきました。
それが何なのか分かる前に、

 ぼふっ…

やよいは自分の体に衝撃が走るのを感じました。
しかし、不思議とそれはすぐに治まり、そしてもうそれ以上体が落ちることもありませんでした。
とりあえず無事に着地できたことは間違いありません、でもここはいったい…。

 体の下には小枝と枯葉の山。
クッションになってくれたその上から飛び降りて見ます。しかし辺りを見ても何もありません。
空も見えず、辺りも真っ暗に近い空間…。
「ここも… 鏡の国?」
もう真っ暗とかそういうのには慣れたつもりなのに、こうも何も無いところだとさすがに寂しくなります。
それを振り払うかのように、やよいは元気良く歩き始めました。もちろん当てがあるわけではありませんが、
ここでじっとしているよりはよっぽど良いと思ったのでしょう。
「♪な~やんでも、しっかたない、まそうさ、きっと明日は違うさ…」

94:メルヘンメイズ やよいの大冒険 第36節(第8話 3/6)
10/06/17 00:47:51 FDv5VMEM
 そうしてしばらく歩いていると、
「その声… やよい?」
突然、暗闇から声がしました。
さっき沢山聞いた声、それは春香さんの声でした。
「……!」
いつもならすぐに駆け寄って挨拶とかするのでしょうが、さっきひどい目にあったせいか、やよいは体を
震わせながら、
「こ、来ないで!」
と大きな声で叫びました。
「ど、どうしたのやよい?」
「春香さんがいっぱいいます~!」
「ちょ、ちょっと何がどうなってるの?」
「春香さんは黒くありません、黒いのは中の人だけです!」
もはや何を言ってるのかさえ分かりません。それでも、
「やよい、私だよ」
「落ち着いて、ね?」
と、春香さんは呼びかけます。そこから春香さんが近付いてこないのは、やよいが余計パニックになると
見たからでしょうか。

「…ほんとに、春香さんですか?」
ようやく落ち着いたのか、やよいも春香さんの声に答えます。
「うん… やよいも何かひどい目にあったみたいね…」
ようやく姿を現した春香さんは、青と白のドレスではなくピンクと白の上着、水色のスカート、そして髪には
可愛らしいピンクのリボン…
「…はうぅぅぅ…」
それを見て、やっとやよいも安心できたようです。

 しかし…
そこにいたのは春香さんだけではありませんでした。
ふと前を見ると、春香さんの向かいには、おばあさん… でしょうか…。
妙に大きな鼻に紫色の服、そして杖を持ったおばあさんがいつの間にか立っていました。
思わず身構えてしまうやよいたち。そんな二人におばあさんは優しく、しかし力のある声で言いました。
「お前たちは何者じゃ」
「わ、私たちは…」
そう言いかけたところに、さらに言葉が被さりました。

「こんなところに人間が来るとは、珍しいこともあるものだ」

おばあさんの言葉に、
「め… 珍しいんですか?」
と、やよいが尋ねます。
「ああ、珍しいともさ。最近は夢を持った子供なんてものはとんと見かけなくなったからの…
この鏡の国… いや、夢の国に来られるのは、夢を持った純粋な人間だけなんだよ」
「あ、じゃぁ私も…?」
「そうかも知れんの」
春香さんの言葉にも、おばあさんはあっさりと答えました。
「まぁゆっくりしていけ、どうせここは夢の国、時間などたっぷりとある。訊きたいこともあるし、うちで
休んでいかんか?」
どうやら悪い人ではなさそうです。
やよいたちはおばあさんの厚意に応えることにしました。

 たどり着いたのは、ゆうに数百年は経っているかのような古めかしい家でした。
しかし中は綺麗に整った家具や調度品、部屋の隅には黒い子猫がのんびりと寝転がっています。
まるで、ここだけ時間の流れが止まっているかのようでした。
「すごく古いお家なんですね…」
やよいは正直な感想をおばあさんに言いました。
「さっきも言ったろう、ここは時間なぞたっぷりあるのだ、と。その辺の椅子に座って待っておれ」
言われたとおりに、二人は椅子に腰掛けます。不思議と、そこに座っていると自分たちまで時間の流れが
遅く感じられるようでした。

95:メルヘンメイズ やよいの大冒険 第37節(第8話 4/6)
10/06/17 00:50:51 FDv5VMEM
「そうだ」
お茶を飲んでしばらく休んだ後、おもむろにやよいはおばあさんに言いました。
「あの… 私鏡の国の女王を倒しに行かないと…」

「女王だと…?」
「はい、鏡の国の女王を倒すために、ウサギさんと一緒にやってきたんです、私」
「そうか… それでこんなところに人間が…」
おばあさんはそう言って、しばらく黙り込みます。
「ふむ… ウサギというのは知らんが、そのドレスにストロー… もしかして…」
「知ってるんですか、これのこと?」
「ああ、そいつは女王、そして守護者と一緒に封じ込められていたものだ。もっとも、誰でも使いこなせる
ものでは無いから、実質意味の無いものとなっておったのだがな」
「私、これを使っていろんなところを廻ってきたんです、シャボン玉で敵を倒したりして…」
やよいはそう言って、ストローからシャボン玉を出して見せました。
「ほう… 見事だな」
おばあさんの顔が少し緩んだように見えました。
「お前さん… やよいとか言ったか… やよいが今まで通ってきたのは通路だな」
「通路… ですか?」
「昔守護者が女王を封印しに行くときに使った通路、そして敵をおびき寄せるための罠だよ」
おばあさんが説明してくれます。
「鏡の国にいる魔物をまとめて一網打尽にするためにわざわざああいう通路を作ったのだろう、女王への
最短距離、しかも守護者がそこを通るとあらば、そこを魔物で塞いでしまおうとするのは当然のこと」
「その通路が今でも残ってる…」
「左様」
「でも、封じ込められてたって、どういうことですか?」
そこに春香さんが口を挟みました。
「そいつはさっき言ってたウサギとやらに訊いてみるがいいじゃろ。わしの考えが合ってるなら、きっと
答えてくれる… っと、ウサギのところに帰れんことには訊くことも出来んか」
そんなことを言いながら、おばあさんはどこからともなく何やら持って来ます。
「…これを使ってみるがいい」
「これは… 風船?」
やよいたち二人に一つずつ手渡されたそれは、小さな赤い風船でした。
「それを膨らませて、捕まれば上の世界に戻れるはずだ、お前さんたちが本当に夢を持った人間ならな…」
それを聞いて、知らないうちに二人はうなずきあいました。
「「…やってみよう!」」


 二人は早速外に出てみます。
もらった風船を膨らませると、何もしないのにふわふわと空中に浮かんで、ちょうど目の高さで止まり
ました。その下にはちょうど両手でつかめるぐらいの紐がぶらさがっています。
「これが…?」
不思議そうに、二人はその風船を眺めていました。
「紐を掴んで地面を蹴ってみぃ」
おばあさんの言うようにすると、風船がふわふわと昇って行きます、そしてやよいと春香さんも…。
「飛べた!」
「すごいですー!」
二人の体がどんどん空中を駆け上がっていきます。
「そのまま上まで戻ったら風船を離せばいい。もうこのような所に落ちて来るでないぞ」
おばあさんが声をかけてくれました。
既に小さく見えているおばあさんに、
「ありがとうございましたー!」
頭だけでお辞儀をするやよい、そして春香さん。
そして… やよいたちはまた、不思議な風景の中を戻っていきました。

 泡だらけで、良い匂いのする空間。
 たくさんの人に囲まれて、楽しそうに歌う女の子の姿。
 そして、やよいが可愛らしい服を着て楽しそうに歩いている姿…。

96:メルヘンメイズ やよいの大冒険 第38節(第8話 5/6)
10/06/17 00:52:17 FDv5VMEM
「くっ…」
まだウサギは下を眺めています。
たくさんの春香さんからは逃げてきたものの、この姿のままで出来ることは知れています。
「もはや鏡の国は…」
そう言いつつ、ウサギが着ているタキシードの中に手を入れかけた、その時…!

「…!?」
目の錯覚でしょうか。
何も無いはずの奈落のかなたに赤い点が二つ。
それはウサギの見ている前で見る見る大きくなり、やがてウサギの頭上高くまで昇っていきました。
何事かと思って、ウサギは空を見上げます。そこにいた姿、それは…。
「やよい… それに、春香!」
二人の女の子たちは、ここに戻ってきました。
「もう同じ失敗はしません!」
やよいは声高らかに、ウサギにそう言うのでした。


 三人はようやく落ち着いて、前を見据えます。
「さぁ、それでは」
「この世界のボスのところに…」
と、そこまでやよいが言いかけた、その時。

「その必要はないでおじゃる~」
突然どこからか、奇妙な声が聞こえました。
「…!?」
周りを見回しても、誰もいません。と思ってると、突然やよいたちの周りが暗く…
「上です!」
ウサギの声に上を見上げると…、何やら丸くて大きなものが空から降って来るではありませんか!
みんな別々の方向に走って、なんとか潰されないようにします。
しかし、
「きゃぁっ!?」
春香さんが足をもつれさせて転んでしまいました。
「春香さん!?」
やよいが春香さんを助けに行こうとしたその時、

 ズゥゥゥゥゥゥゥゥン…

 土煙とともに、その丸いものは地面にぶつかって、そして着地しました。
春香さんの転んだ、そのすぐ横に。
「た、助かりました…」
春香さんが、倒れたまま大きく息をつきます。
しかしこれは、なんでしょう… 丸いものと思っていたそれには、頭と短い足も付いているようです。

「ワシはビッグトータスでおじゃる、あんまり遅いからこちらからやっつけにきたでおじゃる」
頭の部分から声が聞こえます。
土煙が晴れると、みんなの目の前にはくるっと丸まったひげを生やした、大きな顔がありました。
「ず、ずいぶんせっかちな奴ですね…」
「時計を持って慌てて走ってるような奴に言われたくないでおじゃる… ところで、そこの娘!」
そう言うと、ビッグトータスのひげがびしっと春香さんのほうを指しました。
「え、わ、私ですか?」
きょとんとしてる春香さん。
「そう、お前はどうして走ってるだけで転ぶでおじゃるか」
「…」

97:メルヘンメイズ やよいの大冒険 第39節(第8話 6/6)
10/06/17 00:53:14 FDv5VMEM
…え?
「普通、こんな何も無いところを走って転ぶ奴なんていないでおじゃる」
「そ、そんなこと知りませんよ~」
ビッグトータスの言う通り、ここには平らな床があるだけです。
「そういえば、鏡から出てきた春香のそっくりさんも…」
「転んでました…」
ウサギとやよいのふたりが、妙に納得したような表情を浮かべます。
「せっかく走ってきたところに着地して踏み潰してやろうと思ったのに… 頭に来たでおじゃる!」
そう言うと、ビッグトータスは短い足で高々と飛び上がりました。
「喰らえ~」
走って逃げる春香さん、しかし…
「…あ!」
何も無いのに、春香さんは床に蹴躓いて、思いっきり空中に。
その横にビッグトータスが落下すると、床がズシンと揺れます。そのせいで、やよいたちは転んでしまいました。
「わ、わぁっ!?」
しかし、既に転んでいた春香さんは、くるっと空中で回って足から着地しました。見事です。
「お、おのれぇぇぇ、またしてもぉぉぉ!」
「わわわわ、私は何も悪くありませんよぉ」
春香さんに腹を立てたビッグトータスは、今度はその短い足で走って春香さんを追い掛け回し始めました。
「春香さん!」
やよいが春香さんを呼びますが、
「いや、これはチャンスですよ? 奴は春香以外目に入っていないようですし」
ウサギはそう言って、やよいを止めました。
「…そうか、じゃぁこのシャボン玉で!」
「ですね、甲羅は固いですから、顔にバチーン、と」
ウサギから離れると、やよいはビッグトータスたちの方に近付いていきます。

「はぁっ、はぁっ、しつこい奴でおじゃる」
「いい加減諦めてくださいよぉ…」
ビッグトータスと春香さんの追いかけっこはまだ続いています。
二人の方に近付いていって、やよいはシャボン玉を用意しました。
走ってくる春香さんの正面に立って、
「春香さん!」
いきなり呼びかけます。
「え、やよい、わ、わぁぁぁっ!?」
春香さんが横に転んでしまうと、その真正面にビッグトータスの顔が!
「そこです!」
そこにやよいは大きなシャボン玉をぶつけます。
春香さんの影に隠れていたやよいの攻撃を避けられず、ビッグトータスの顔面にシャボン玉が炸裂します。
その拍子に、ビッグトータスは足をもつれさせ、そして…

「ぬぉぉぉぉぉっ…!?」

前のめりになったかと思うと、そのまま転んで、そしてひっくり返ってしまいました。
「…」
「…」
足の短いビッグトータスのこと、自分ひとりでは起き上がるのも大変でしょう。
「助けるでおじゃる~」
「…どうしましょう?」
やよいが問い掛けると、
「転ぶのを馬鹿にする人は、しばらくそのままの格好で反省してるといいと思いますっ」
すかさず春香さんが言いました。
「…そうですね。少なくともやっつける手間は省けましたし」
「行きましょうか」
ウサギとやよい、そして春香さんの多数決で、このまま先に進むことに決定したようです。
「た~す~け~て~~~~…」
ビッグトータスの声だけが、その場にいつまでも響いていました。

98:メルヘンメイズ やよいの大冒険 第40節(第8話 7/6)
10/06/17 00:54:10 FDv5VMEM
 先に進むと程なく行き止まりに。
そこで、やよいたちは鏡を見つけました。今までのよりも大きくて、そしてキラキラと虹色に光っています。
「これを、こうするといいはず…」
ウサギが呪文を唱えて鏡を持ち上げると、そこからまばゆい光が放たれ、周りの暗闇を消し去って行きます。
そして、そこからは青空の爽やかな光が…
やよいがウサギを持ち上げ、そこらじゅうに虹色の光をふりまいていきます。
そうして、やよいたちは鏡の国の魔物をほとんど消し去ってしまうことに成功したのでした。
「やったぁ!」
「これで… 終わりなの?」
「いいえ、まだ… 女王はこの先に…」
ウサギが言いました。
そうです、まだ終わりではありませんでした。
この先に待ち受ける女王、それを倒さない限り、本当に鏡の国に平和を取り戻したことにはならないのです。


「じゃぁ春香、気を付けて帰るのですよ」
ウサギたちに見送られて、春香は鏡の中に入っていきます。
「うん、ありがとう。 …あ、やよい、一つ訊いていいかな?」
「え、何ですか」
「やよいの夢って… 何?」
「夢…」
やよいは困った顔になってしまいます。
「…春香さんは、何かあるんですか」
今度は逆にやよいが春香さんに問い掛けました。
「私は… そう、やっぱり好きな人と…」
と、そこまで言いかけて、春香さんは顔を真っ赤にしてしまいます。
「…?」
その意味が、果たしてやよいには分かっていたでしょうか。


 春香さんを見送って、やよいたちも鏡の中に。
ここから先に進めば、さっきのおばあさんの言ってたことの意味が分かるのかな…?

でも、今のやよいには、それを訊く気は不思議と起こりませんでした。

「さぁ行きましょう。いよいよラストですよ」

99:創る名無しに見る名無し
10/06/17 00:55:17 FDv5VMEM
第8話は以上です
…この表情の変わらない春香みたいなネタを好まない人ごめんなさい

100:創る名無しに見る名無し
10/06/24 01:40:33 tpsf/CpN
冗談抜きで過疎ってるな…;

101:創る名無しに見る名無し
10/06/24 23:02:58 XbVmDTsO
キャラスレ等では忌避される長文の踏み込んだ感想がここに書く最大の魅力なのに
書いても感想が無いんだもの、そりゃ過疎りもするさ
多分、いつもその手の感想を書いてる人達が軒並み規制に引っかかってるんだろうけど
規制が緩む気配は一向に無いからなぁ、参院選も近いし。
後、作品はあるけどPC携帯共に規制でろだに上げる手段すら取れない人とかもいるかも

102:創る名無しに見る名無し
10/06/24 23:46:45 tPNhTuEu
他の人が気合の入った感想書いてると、
一言だけの感想とか雑談ネタとか書き込んでもいいのかなーとか、
逆にしり込みしてしまうとです。

千早中心の短編とか、こっちとキャラスレどっちに投下したら良いかホントにわかんねえデス。

103:創る名無しに見る名無し
10/06/25 00:20:51 Fdbi+h3f
>>102
何度か書いた事がある身としては一言感想でも
興味を持って貰えてるって事で凄い励みになるから大歓迎ですよ、うん

104:創る名無しに見る名無し
10/06/25 02:40:24 qBGF/G9B
>>103
舞台からは客席が見えないから、一人でも二人でも、拍手とかブーイングとかがないと、
見てる人がいるかいないか、わからない、ってことかな。

105:創る名無しに見る名無し
10/06/25 12:13:43 PA558QPR
住人いるんじゃんw と言うかそこでこそ感想投下じゃないのか諸君www
ということで感想未投下の作品総ざらえします。書き手のみなさんほっぽらかって
すみません。
なんか新作書きあがらないと書き込めないようなカンジに追い詰められてました。



>>62
少し前にも春香絡みのフェイクものがありましたが「将来幸せになる春香」はやはり
読んでいて嬉しくなります。いろいろなことがあっても最終的に愛する家族に囲まれる
ビジョンは、春香にはとても似合いかと思いますね。
直下の感想にもありましたが、この男性がPであってくれればと願います。たとえば
「……まったく。俺がプロデュースしてた時と変わらないじゃないか」なんていう説明
セリフがあれば(こういうの嫌う人もいるんですがね)その辺りが想起され、読み手
として安心できます。
ともあれGJ、母の日SSナイス投下でした。



>>74

  ○>  <サン、シ、ゴ...
∧/

というか鍋のあとの雑炊こそ大人数の腹を膨らませるベストアイテムだと言うのにw
この手の話題でやよいが怒るのは珍しいですね。ランクも上がってきたところで雑誌に
不本意なこと書かれてむーってしてたのかも知れない。
鍋ネタはみんなが和気藹々するのがよいですな。たぶん彼女らもこの後、みんなで
楽しくパーティしたんでしょう。
GJ!俺にも一口!

 \_○  <ダメデシタ
  ̄   ⌒


>>90
律子のメガネは「律子にとって」ではなく「Pにとって」じゃまってことですか?
理由云々より赤面うろたえ中の律ちゃんにそんなジゴリーなアクションかますのって
スーサイドにもほどがあると思いますがw
一瞬後、電光石火のハリセンが炸裂する中カラダ張ってメガネを守るPと、ばったり
倒れたPからメガネを奪い返す律ちゃんが脳内に降臨しました。
お体お大事にP。そしてGJでした。



>メルヘンメイズ やよいの大冒険
毎回楽しく読んでおります。
あずささんのお母さん臭は大物の域!そして春香さんは転んでこそ春香さん!
キャラクターが特徴的なアイマスですが、うまくエピソードに絡めて進めていると思います。
もうこの辺は原典ゲームでも全く知りませんし、普通に冒険譚の読者として手に汗握って
追わせて頂いてます。

さあ、いよいよラストらしいです(最終話とは限らないでしょうが)。ここまででまだ『出演』
していないアイドルはわずか。ここまで広がった大風呂敷の畳み方やいかにッ!
固唾を呑んで待たせていただきます。このスピードなら慌てることはないでしょう、
どうぞご存分に書き上げてくださいませ。



ではまた。

106:6月25日の事件簿
10/06/25 23:43:50 +/cWLCu+
その事件が起きたのは6月25日の事でした。関係者のE.M.さんは事件当時の事をこう語ります。
「あれは地獄?もしくは地獄の方が生やさしい?」

友人と共に現場に居たというY.S.さん、彼女も事件で大きな後遺症を抱えたといいます。
「あの事件から数日は中々寝られなかったですね。だって耳の中でずっと響いてるから」

事件が起こった会社の社長のM.I.さんも会社が壊れないか心配したそうです。
「事務所全体が震えていました。ガラスが割れるんじゃないかとか色々不安でしたね」
「まあ少なくとも、会社に居る人間は本当にダメージが大きかったと思います」

事件で最も大きな被害を受けたと言うR.Oさん、A.S.さんのお二人。
「絵理を守ろうと夢中だったわ、まあ絵理を守れたからそれでいいけど」
「って何嘘言ってるんデスかこのロン毛!センパイを守ったのは私デスヨ!」
「事実を捏造しちゃダメよ、鈴木さん。貴方は泡吹いて倒れてなかったかしら」
「その言葉はそっちにそっくりお返ししますヨ!」
以下略

事件当時、現場に居た有名アイドルのH.A.さんも事件の影響が大きく出ているようです。
「あの事件の後で変わった事? そういえば転ぶ回数が減った気がしますね、えへへ」

事件の元となったパーティーを主催したと言われるR.A.さんは後悔していると言う。
「もし、あの時僕がどんなのか見せてって言わなかったらあんな事にならなかったとは思います」
「でも気になったんです。でもまさかあんな事になるなんて思いもよりませんでした」
「ただ一つ良かったのはあの事件にも負けず主賓を気持ちよく帰せたことだと思います」

最後に事件の首謀者である、A.H.さんに話を聞いた。
「え、6月25日? 私の誕生会の事ですね!」
「事務所の皆が誕生会してあげるって言ってくれたので、凄く嬉しくて」
「前の日はちょっとだけドキドキして眠れなかったんです」
「あ、それに春香さんも忙しいのにわざわざ来てくれたんですよ!」
「みんなが集まった所で絵理さんが私の年の数だけろうそくが挿してあるケーキを用意してくれて」
「涼さんがろうそくに火をつけてくれたんです。その後皆がハッピー・バースデイを歌ってくれて」
「ろうそくの火を消した時、皆が拍手してくれて。私、凄く幸せだなって思いました。」
「みんなで仲良くケーキ食べました。ケーキはいちごのショートケーキのホールです」
「その後皆がプレゼントをくれたんです。誕生会に来れなかった人たちもわざわざ用意してくれてたみたいで」
「いっぱいプレゼントもらって、改めて思ったんです。私アイドルになれて良かった」
「諦めなくて良かった。皆と会えて本当に良かったって」
「え、プレゼントですか? 細長いの?」
「あー、ありましたね!涼さんにどんなのか見せてってお願いされたから開けました」
「最初何か分からなかったんですけど、楽器だっていうのを絵理さんに教えてもらって、じゃあ吹いてみよーと思って」
「ええ、めいっぱい吹きました。吹き終わった後ですか? 気持ちよかったです!」
「みんなですか? そういえばみんなちょっと疲れてる様に見えました」
「そういえば絵理さんと尾崎さんとサイネリアさんは三人仲良く寄り添って寝てましたね」
「その後ママから、もうそろそろ帰ってくる? って電話が来て」
「片づけをして帰ろうと思ったら、涼さんが後は自分達でやるから帰っていいよって言ってくれました」
「あー、あの楽器ですか。帰って家で吹いたらママに怒られて没収されました」
「酷いですよね! 絶対そのうち返してもらおうと思います!」

おまけと言っては何だが、当日行けなくてプレゼントだけ贈ったと言うM.O.さんに何をプレゼントしたか聞いてみた。
「愛ちゃんへのプレゼントですか? えへへ、今流行のブブゼラです♪」

876プロ ブブゼラ騒音事件  -終-

愛ちゃん、誕生日おめでとうございます

107:創る名無しに見る名無し
10/06/26 01:53:48 yeCXGbiX
アレを一発でふけるとは、やるなI。

108:創る名無しに見る名無し
10/06/26 02:44:32 BbdXUqRj
俺はDSキャラ(特にサブ)のフルネームを把握してないということがよくわかった。

109:創る名無しに見る名無し
10/06/26 09:31:01 Tey6T5rs
まなみさんwww事実上の主犯なのにちゃっかり回避しやがった
涼の時といい、彼女はとんでもないドSの才能を秘めてるんじゃないだろうかw

110:創る名無しに見る名無し
10/06/26 14:11:38 6kIQnvlf
このゴシップ雑誌っぽい書き方が素敵w

111:96p
10/06/27 20:50:36 DDg/z12z
>>31
感想をいただき、ありがとうございました。
遅まきながらお礼申し上げます。

規制で連続投下が難しそうなので、以下に上げました。
uploader imas69008.txt
いろいろアレなので、カトー…じゃなくスルー推奨です。


112:創る名無しに見る名無し
10/06/27 22:19:08 hvcJJR+t
>>111
スルー推奨なんて言葉、上島竜平の「押すなよ押すなよ、絶対押すなよ」にしか
聞こえませんがなにかw

まずはひとつお願いを。
他のスレで「○○ロダ ****.***」とあえて書く習慣があるケースも知っていますが、
アイマス関係のスレでは、アイマスに関するリンクは明示するのが一般的です。
主義でなさっているなら注文はつけませんが、もしお嫌でなければ

URLリンク(imasupd.ddo.jp)

と表示していただけるとリンクをたどりやすいので助かります。


では感想。
なかなか渋いSF仕立てで心地よく読ませていただきました。初段は王道の物語なのに
中段で突然のメタ展開かと思わせ、実はそうではなくさらには、と遷移する描写、
そして待っていましたという感触のオチ。明るいエンドにつながるお話で気持ちよく
堪能できました。
ただ少し残念だったのが、いつもの書き筋はどうも転々する場面描写にはあまり
向いていないようでしで、せっかくの伏線が文脈に埋もれてしまっている感が。
読者的に見ると「手に汗握るジェットコースター展開」と言うより「みんなが求めている
大団円に向かって進んでゆくストーリー」なので、むしろ安心して中盤以降をじっくり
描写していただいてもよかったかな、と感じました。

なんつーか、この先の話が読みたい!です。
ありがとうございました。

113:島原薫 ◆DqcSfilCKg
10/06/28 01:13:42 29Ugbye2
お久しぶりです。島原です。
久しぶりの投稿をさせて頂くのですが、若干、投稿するには心苦しいものとなっております。

タイトルは「女プロデューサー 尾崎玲子」
性描写が多く、絵理がふたなりとなっております。また、未完となっております。
苦手な方、未完作品はちょっと、という方はスルーお願いします。

URLリンク(imas.ath.cx)

元々はエロパロ板に投稿しようと考えていたのですが、サイトを勝手に貼られてしまい、投稿するには気まずい状況です。
押し付けるようで申し訳ないのですが、以前からお世話になっていたこのスレに投稿させて頂きます。

以下、前作のレス返しです。

>>268
感想、ありがとうございます。個人的に「アイマスらしくないSS」の方が好きなようです。
妙なものを作ってしまって読者の方に投げてしまうきらいがあるところは今後の課題としたいと思います。

>>270
以前に書いた伊織の話も死の話ですが、プラスとすれば、今回はマイナス面を際立たせようと思って作りました。
厳しいお言葉も頂くことは覚悟しておりましたので、臆面無く言ってくださったことを感謝しております。

>>280
自分がそういう仕事に就いていたせいか、お葬式につきまとう不条理さには妙なこだわりがございます。
ですが、今回は裏目に出てしまったのかなあ、と感じております。
言葉遣いに関してご指摘ありがとうございました。

>>282、283、284
他のアイドルが参列したかどうか、という問題は確かに悩みましたが参列しないということで進ませていただきました。
デリケートな問題である分、もうちょっと配慮した書き方をすべきだったかなと反省しております。



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