SS・小説創作の初心者のためのスレ 3筆目at MITEMITE
SS・小説創作の初心者のためのスレ 3筆目 - 暇つぶし2ch186:創る名無しに見る名無し
09/11/19 19:06:19 gCMfbT5X
その18万円で、お世話になった人に感謝の気持ちを返してやりなよ

187:創る名無しに見る名無し
09/11/25 19:15:18 F9TyQlij
一人称をベースにした三人称ってありかな?
例としてはこんな感じなんだけど

 そんな訳で津村君は江崎さんの家にやってきたわけだが・・・
「は、入りにくい・・・」
 津村君は玄関の前で固まってしまった。
 何を考えているんだ、俺は・・・
 俺はただ、江崎にノートを私に来ただけ、それだけのはずだ。
 たったそれだけなのになぜこうも緊張しなくちゃいけないんだ?
 俺が何か悪い事をしたのか?
 ちがうだろ? むしろ悪い事をしたのは俺のほうだ。
 だがアイツに会ったらなんていえば良いんだ?
 ノートを貸してくれてありがとう? 素直にお礼を入ったらあいつはしばらくの間俺はあいつにいじられっぱなしだ。
 汚いノートをみせてくれんな? いや、あいつはああ見えて結構脆い部分があるからな…
 だが返さないのは不誠実の極みだ、どうする!どうするんだ津村!
 インターホンに指を伸ばしては引っ込め、前に進んでは後ろに後退。
 そして彼女の家の周りをうろうろする始末。
 どこからどう見ても変質者にしか見えないよ、津村君。
「そ、そうだ! ポストに入れておけばいいんだ、うん、そうしよう」
 十分以上うろうろしてた津村君、いろいろ考えた結果がこうじゃ思いやられるよ。
「うるせぇ!」
「あら、津村君じゃない」
 津村君の後ろから誰かが声をかけてきたぞ。
 そこで振り返って見ると…
「あ、貴方は・・・江崎のお母さん」
「こんにちわ、津村君」
 津村君に声をかけたのは江崎さんのお母さん、みずほさんだ。
 相変わらず三十代後半とは思えない可愛さだ。
 もし私がもう10年若かったら彼女を口説いていたに違いない。
 それにバストも江崎さんと違って結構大きい。やっぱりお父さんに似たのかな?
「あっ、ええっと・・・すみませんが・・・このノート、江崎に・・・」
 おお、津村君はみずほさんにノートを渡すことで江崎さんとの接触を回避するつもりだね。
「あら、わざわざすみませんね」
 みずほさんはニコニコと優しく笑っている。
 うん、美人に笑顔はとても似合う。
「じゃ、じゃあ俺はこれで…」
 津村君は踵を返すと猛ダッシュで逃げていった。
「あっ、ちょっと!」
 そんなに江崎さんの事が嫌いなのかな?
 こればかりは私には良く分かりません。

188:創る名無しに見る名無し
09/11/25 20:08:20 ztDnE1ol
>>187
私(神視点一人称)から見た語りだけなら面白いし、ありだと思うけど
これに津村君の一人称な心理描写を混ぜるのは、明らかにおかしいなぁ。
そこは津村君の独り言にするか、神の力を使ってちょっと彼の思考を
読んでみたってことにしたほうがいいと思うぞっと。

189:創る名無しに見る名無し
09/11/28 19:17:03 qeEh37gf
三人称の語り手が人格と思想を持ったら、それは語り手による一人称の文章だよ

190:創る名無しに見る名無し
09/11/28 22:19:26 DbAwLlVz
同じような悩みなので便乗して相談です
地の文を主人公の視点で書いていて、主人公の語りなのか
神(=作者)の語りなのか、あえて曖昧にしているのですが、
その場合、主人公が特定の呼び名で呼んでいるキャラを
どうやってぼやかせばいいでしょうか?


キャラ名:山田太郎
基本的な呼び名:太郎
主人公が太郎を呼ぶ時:タロっち

基本的なキャラの呼び名と主人公が呼んでいる呼び名が一緒の場合はぼやかせるのですが
このように違う場合はどうしたらいいでしょう
あえて避けるか、はっきりその呼び名(タロっち)を書いてしまうか、
状況によって使い分けるべきか、アドバイスをお願いします

191:創る名無しに見る名無し
09/11/28 22:25:18 XsgWzVrs
それが物語りにどう関わってくるかにもよるねぇ。

例えば、最後のどんでん返しの大仕掛けに関わってくる、
とかだと絶対にそこで「あれ? こう呼ぶって事は、これ主人公なんじゃ?」
という風に気取られちゃいけないだろうから、避けなきゃいけないだろうし、
そうじゃなく、ある程度感づかれてもいいって事なら避けなくても
いいかもしれない。

まあ、避けるのが無難だとは思うけど、その場合は指示語を使うというのも
一つの手だと思うよ。その例だと、呼び名で呼ばずに「彼」と呼ぶ、とかね。

192:190
09/11/30 14:21:25 14O3fUAh
なるほど、やっぱり指示語などを使うのが一番ですかね
ちなみにこれに大きな仕掛けなどはありません

おそらく指示語のみでは回避できない場面も出てくるので、その時は自分で解決出来るよう
日々精進して執筆に励みたいと思います。アドバイスありがとうございました

193:創る名無しに見る名無し
09/12/02 01:00:22 PGzK+GsH
遅レスになっちゃうけど、不自然にならない事がまず第一と思われ
語りの仕掛けより読みやすさを重視すべき
と、叙述過度期の本格ミステリ読みがアドバンス

194:190
09/12/02 14:08:50 3jw+tvLG
わざわざありがとうございます
気をつけていきたいと思います

195:創る名無しに見る名無し
09/12/07 22:07:38 uskEy1bD
否定の否定ってありなの?

例えば
 Aさんは山登りに来ていたが登っている最中に水筒を落としてしまう
 だが偶然にも湧き水を発見したおかげで休むことをが出来た
 しかし、今現在の体力で下山することは困難だった

こんな風にだがとかしかしみないな否定形を連続して使うのって文法的に問題ないの?

196:創る名無しに見る名無し
09/12/07 22:24:34 PcEdPrlC
問題はない

197:創る名無しに見る名無し
09/12/07 22:38:54 GwthjiBh
正確には、最後で否定されているのは、現在の体力であって、
休憩がとれた事を否定しているわけじゃないから、特に問題無いんじゃない?

だが~出来た
の後に
しかし、ろくに休むことはできなかった

とかなったら問題だが。どっちやねん、という話になるw

一応、素直に読めるように工夫する余地はありそうだけどね。

198:創る名無しに見る名無し
09/12/17 02:28:50 r28Ula9w
批評は初心者スレでして貰えと聞いたので来ました。
ロリおねえさんスレ↓の1です。
スレリンク(mitemite板)

創発版の民度が高いせいか、スレ内では批判的な意見が余り聞かれなかったので、批評をしてもらいに来ました。
台詞スレですが、悪い点、良い点、気づいたことなど、あればお願いします。

一応気をつけていることは
・毎日(AM6:00~AM5:59の間に)1つは書く
・本文内にコメントを書くと本文が見にくくなる気がしたので、短いものは名前欄ですます
・同じ言葉を使いすぎないようにする
・様式よりも読みやすさを重視してする

あと、自分で気づいた悪い点は、
・名前欄が暴走しすぎ
・幼の性能が高すぎ
・初めの方
くらいしか分かりませんでした。

なんだか、書いてる途中で「スレチ」という声が聞こえてきましたが、とりあえず送信ボタンを押すことにします。
よろしくお願いします。

199:創る名無しに見る名無し
09/12/17 02:44:02 ZsLznxE9
まずは毎日の投下乙

で、別に台詞形式として読みにくくはないんだが、内容が希薄な感があるのではないかな、と。
これは俺の主観の評価。
それから、新ジャンルと銘打ってはいるけれどこれは連載ストーリーだよね。
いわゆる1レス読み切りの「新ジャンル」形式では見られない書き方だということは知っておいた方がいいかも。

細かい点だと台詞の最後に句点は必要ない。
ただし、これは守っておいた方がよい、ということで、内容以外のところにあまりうるさくは言いたくない。
作法で見え方が変わるんで、守った方が無難だということは述べておく。
1レスの量を安定させると見やすくなるよ。
こんなもんかな。自分は対話体形式専門の人ではないので、あんまりうがったことは言えない。

名前欄は……自分でわかってるんならいいや。

200:創る名無しに見る名無し
09/12/17 03:23:15 yOl4iNIU
>>198
いつも楽しく読んでるよ
アドバイスでなく批評でいいとのことだからその方向で

まず、スレタイとコンセプトについて
新ジャンルスレだからできればスレタイで釣れるようなのが好ましいけど、
散々新ジャンルが開拓され尽くした今では斬新なスレタイは難しいのが実情
内容的なコンセプトも同じ
だから、ロリババァっていう既存のジャンルをちょっとだけいじる手法は無難な選択だと思う
創発の住民がロリババァ好きな傾向にも合致してて手堅い感じ
ぶっちゃけ俺が考える新ジャンルよりはずっといいw
難点としては、ロリスモーカーと方向性がもろにかぶっていること
現行スレにこれだけ似た内容のものがあると、後発は二匹目のドジョウを狙ったみたいな印象も出てくる可能性があるから、
これはかなり痛いと思う

内容に関しては、キャラもぶれていないし、新ジャンルの基本的な形に比較的忠実で危なげない作りだと思う
ロリ騎士みたいな例もあるから、創発の新ジャンル動向は特殊で読めない部分もあるけど、
既存の新ジャンルの傾向から考えて、単発の小ネタの繰り返しを基本にした作りとか、
メインキャラ2、3人に絞った把握のしやすさは、気軽に入っていきやすいっていう点で有効なはず
長いストーリーを展開させるか迷ってるみたいだけど、俺は今のままがいいと思う
むしろ、小ネタを1レス完結にして話の周期を短くした方が新ジャンルらしいテンポの良さは出ると思う
そこまでやるかは好みの問題だけど

最後に細かいことだけど、ロリを「幼」と表記するのはあまり良くないと思う
「幼」は幼なじみの意味で使われることが多いから、読者が混乱する可能性がある
じゃあ他になんて表記すればいいかっていうと、あまりいい案はないんだけど
俺だったら、ただ「女」とだけ書くかな

201:創る名無しに見る名無し
09/12/18 02:43:29 SdNOgOrM
お二人とも、素早いレス、ありがとうございます。

全体としては、終句点然り、1レス然り、幼の表記然り。とてもタメになるのですが、今から変えるのも変だよなというのが正直な気持ちです。
次またスレを立てたり、何か他のものも書くことがあれば、その時は今回言われたことを思い出したいと思います。

>>199さん
>内容が希薄
何となしに、雰囲気が薄ぼんやりしてるなーというのは自分でも感じていました。個人的には、このぼわぼわした感じは好いているのですが、もし単純につまらないという意味で仰られたのでしたら考えなおさないといけませんね。

>>200さん
何も考えずに立てたスレが、この文を見ると、手堅いところを狙って行ったように思えてくるから不思議。
ロリスモーカースレとは雰囲気が似てるので、逆に何度か出張に行きました。
「巣から出てくんなハゲ」
とか言われるかとビクビクしてましたがGJとコメントもらえたんでホッとしています。(誰か400をgetしてやってください)
今回はたまたま設定や内容が良い方向に転がったみたいなので、次回にもそれを活かせるようにしたいと思います。
「幼」の表記は、名前も幼にしてしまったので、今回はこのままで。次にやるときはまた変えます。


次の話をしていますが、まだまだ終わるつもりはありませんので、引き続き応援(とツッコミと分かりにくい部分の解説)お願いします。
ありがとうございました。

202:創る名無しに見る名無し
10/01/15 13:59:18 5jveXlqi
変な質問で申し訳ないんですけど
かめはめ波を文章で表そうとするとどうなりますか?
エネルギーを溜めるなど細かい描写もお願いします

203:創る名無しに見る名無し
10/01/15 14:01:58 yNjsfd2O
かめはめ波知らないけど質問来てるからage

204:創る名無しに見る名無し
10/01/16 10:10:24 T8O8yOkC
描写するのはかなり難しいと思うよ
SS書きじゃないからこんな感じになると思う

 悟空は目の前の敵に対しかめはめ波を使う決意をした。
「か!」
 大地に足をつけ両腕を大きく前に突き出し手の平を敵に向けにらみつける。
「め!」
 両腕を右の腰横に持っていき、呼吸を息を吸う。
「は!」
 大きく息を吐き出し、体内の力を手の平に集中させる。
「め!」
 手の平に光が現れ少しずつ大きくなっていく。
「波!」
 腕を再び大きく前に突き出すと眩いばかりの閃光が光線となんて敵に飛んでいく。

細かい描写が出来る人はもっと細かく出来ると思う

205:創る名無しに見る名無し
10/01/16 18:20:56 idP5nGHW
煮詰まったから、気分転換に書いてみた
細かい描写は戦闘シーンで使うとテンポが悪くなるから、事前に読者に伝えたほうがいいと思う
でもドラゴンボールをよく知っている読者に、今さら細かい描写が必要なのだろうか


 悟空は、亀仙人から教えてもらった技を、一人で練習していた。亀仙人の爺さんの教え
を思い出しながら、動作を開始する。
 まず肩の広さに両足を開き、腰を落として、ゆっくりと息を吸い込む。
 次に精神を集中させて、体内に巡る氣を練る。
 そしてつま先から頭の天辺まで、螺旋を描くイメージで練り上げた氣を腹の下、丹田の
前に置いた両手の平で作る円の中心、その一点に集めた。
「カーメー」
 掛け声と共に上体をひねって、両手を後ろ、右腰の位置に構える。
 ちなみにこの掛け声には何の意味もなく、単にアロハシャツを着る爺さんの趣味である。
「ハーメー」
 前をしっかりと見据えながら、氣をためる。
 悟空の両手の平から、青白き光があふれ出した。
「波ーっ!」
 吐き出す声と同時に、両手を前方に突き出した。
 すると悟空の手の平から、氣の力を束ねた光線が真っ直ぐ伸びていく。そのまま目標の
岩にぶつかると、爆音と共に木っ端微塵と砕け散るのだった。
 

206:創る名無しに見る名無し
10/01/17 16:09:38 XRbD0Ys3
Tさんwwwwww

207:創る名無しに見る名無し
10/01/28 22:04:57 MIx+Avhh
【感想をつけてもらうスレ】で感想をいただいたのですが、
文章表現についてアドバイスを貰うならこちらが適切と教えていただきました。

ムダに長くて申し訳ないのですが、↓についてアドバイスをいただけたら幸いです。

任天堂で二次創作】
スレリンク(mitemite板:38-147番)

いちおう二次創作なのですが、

・元ネタを知らなくても読めるシロモノかどうか
・設定、情景、心情等の描写は十分か

を課題として書いたので、その点を見ていただけたら……
もちろん、不十分であるという評価は既にいただいているのですが、
もう少しだけ具体的なご意見が欲しいと思いました。

レス乞食で申し訳ありません。

208:よくわからん。
10/01/31 14:21:10 RCu6Un0h
 なだらかな丘の向こうに悠々と牛が草を食んでいる。「お~い」思わず声を
あげてみたくなる風景だ。丘の向こう側にはもくもくと雲がしげっている。
その背景は抜けるように青い空。何段かに連なる丘を駆け上がるたびに、呼吸
が激しくなってきたが、雄大な景色が自分が息をしているという認識を超えて
させていて、空そのものが息をしているような感覚だった。
 そのようにして無になって歩いて歩いて、連なる丘の頂に立ったころ、「カンカラカン」と
頭の中で鐘が鳴り響いた。それはもう既に越えて来た向こうに見える牛達のカウベル
の音の幻聴だった。意識して、耳を済ませてみるとかろうじて小さく牛達は見えるが、
カウベルの音は全く聞こえなかった。それで幻聴だとわかったのだ。
 K氏は眉を寄せて考えた。人間の聴覚や心にはたくさんの無意識のリフレインが潜んでいて、どこ
かにたどり着いた拍子にリアルな幻聴になって現れることもあるのだと。

「ひゃっほー」 
 
 

 

209:創る名無しに見る名無し
10/02/15 13:56:26 GEzpT6fX
ふとおもったんだけどベタなネタってだめなのかな?
例えば

ある街で吸血鬼のミイラが発見される。

街の人々は不気味がりそのミイラを燃やそうと火をつけようとする。

その時、盗賊が登場。街を襲う。

吸血鬼が目覚め盗賊をあっという間に倒す。

助かったことに感謝する街の人々、しかし吸血鬼は朝日を浴びて灰になってしまいましたとさ。

こういう話の流れなんだけど、もう少し面白く出来るんじゃないか?って考えてみるとつい悩んじゃう
後でああすればよかった。っていう後悔はしたくないから

210:創る名無しに見る名無し
10/02/15 16:39:00 Gn2Zfx05
その流れで、いくつでも作っておk、っていう意識でいいんじゃないかな。
ベタなのから、奇を衒ったのまで。

別に、一個、一回しか創作しちゃ駄目って事は無いんだし。
後でああすれば良かったというのが出てこないようにする事を
考えるよりも、一先ず作って見て、後から出来たああすれば良かったを
元にもう一度作り直す方が、結果的には良い物ができると個人的には思う。

まあ、ぶっちゃけ、その何回も作るのが面倒ってのはよくわかるんだけどねw

211:創る名無しに見る名無し
10/02/15 17:01:22 u1lJ1Q1T
>>209
それベタか?

オチもしっかりしてるしいいとおもうんだが

212:創る名無しに見る名無し
10/03/15 21:48:42 NY1NXd0+
一人称の短編小説を書きたいんですけど前置きは必要ですか?

例えば主人公の紹介とか・・・

あと三点リーダーと中点三つはどうちがうんですか?

213:創る名無しに見る名無し
10/03/15 22:03:44 1nlsH/Ps
三点リーダーはこれ



中点三つはこれ

・・・

文字として、三文字費やすか、一文字で収まるかの違い。
見た目的に、三点リーダーの方が収まりがいいのね。
まあ、これは原稿用紙作法とか色々あるので、少し調べて
みてもいいかもしれない。

で、前置きだけど、必要な場合もあるけども、要らない場合の方が多いと思う。
基本、作中でそういった情報が解消されるのが望ましい、と
俺個人は思うし、前書きでいきなり主人公の情報が羅列されて、
それを把握してないと困るような作品は、あまり好まれないと思うし。
もちろん、状況によってはそういう紹介とかを用いた方がいい場合も、
あるにはあるけども、基本的には主人公だったりその周辺だったりの
情報は、作品として内部で描かれる方が望ましいんじゃないか、と思う。

自分の好きな一人称小説を思い起こしてみて、そこでどういう風に
主人公の情報とかが書かれているか、というのを参考にしてみたらどうかな?
その上で、後は必要性に応じて、って所かな。

214:創る名無しに見る名無し
10/03/21 23:19:24 pmWd8vqb
そういやよく台詞に…を多用しちゃうんだけどどうすれば良いですか?

例えば
「お、おはよう・・・」
鈴音はおずおずと手を上げて昌幸に挨拶をした
「おう、おはよう! 何、俺になんかよう? ははーん、さてはデートのお約束だな。
 これから一緒にビーチで…」
「やめなさい!」
 香奈子は昌幸の頭を思いっきりひっぱたいく。
「ぐはぁ!」
「全く、女の子と見たらすぐデレデレするんだから・・・」
 香奈子はぶつくさ言いながら昌幸の耳を引っ張り校舎の中へと入っていった。

昌幸の…は―のほうが正しいのでしょうか?

声を小さくする時に…を使うのが普通だと思うんですけど違ってますでしょうか?
あと?はどういった感じに使えば良いのでしょうか
昌幸の台詞を「ははーん、さてはデートのお約束だな?」に変えても問題は無いのでしょうか

215:創る名無しに見る名無し
10/03/21 23:54:21 TrvtABfH
>>214
声を小さくしてる意味で使ってるなら、そういう表現をしたい所には
使えばいいんじゃないかと思う。

それで…が多くなる事に違和感を覚えるなら、声をひときわ小さく、
途切れるように言うような時に限って使うように制限したりすればいいと思うし。

そこら辺は人それぞれなので、あまり決まったやり方というのは無い。
ただまあ、…の濫用は読みにくくなる、とは言うから、
できるだけ少ない方が望ましいというのは、確かにあるかもね。
俺はあんまり気にしないが。

?は、疑問の時に使えばいい。ははーんの所が、疑問を意図しているなら
使えばいいし、そうでない、確信を持って言ってるのなら、?を使わなくても
いいと思う。

台詞を途中で遮られる時に関しては、言うように―の方がいいんじゃないかな。

あと、それぞれは……及び―と二文字分使うようにした方が、
文章作法としても正しいし、座りとしてもいいんじゃないかと思うよ。

216:創る名無しに見る名無し
10/03/22 10:57:59 +khVATGq
>>214
とりあえず文章の形を揃えるところから始めよう
地の文は一字下げるのか下げないのか
三点リーダか中点三つか
文章の最後に句点をつけるかつけないか

ためしに三点リーダ無しで書き換え、なるべく変えないように努力したけど変なことになってそう

「お、おはようございます」
 鈴音は彼女なりに高々と手を上げて精一杯の声で昌幸に挨拶をした。
「おう、おはよう! 何、俺になんかよう? ははーん、さてはデートのお約束だな。 これから一緒にビーチでぐわっ!?」
「やめなさいよ、みっともない」
 昌幸の言葉が突然途切れる。彼が頭を押さえてしゃがんだ後ろには拳を握った香奈子が仁王立ちしている。
「何すんだよ、別に良いだろデートくらい行かせてくれよー」
「女の子と見たらすぐデレデレする、これだからあんたは何時まで経っても三枚目なのよ」
 そして「授業に遅れるわよ」といって昌幸の耳を引っ張り、まだ何か言っている昌幸を引き擦っていった。

217:創る名無しに見る名無し
10/03/22 11:01:51 +khVATGq
「お、おはようございます」
 鈴音は彼女なりに高々と手を上げ、精一杯の声で昌幸に挨拶をした。
「おう、おはよう! 何、俺になんかよう? ははーん、さてはデートのお約束だな。 これから一緒にビーチでぐわっ!?」
「やめなさいよ、みっともない」
 昌幸の言葉が突然途切れる。彼が頭を押さえてしゃがんだ後ろには拳を握った香奈子が仁王立ちしていた。
「何すんだよ、別に良いだろデートくらい行かせてくれよー」
「女の子と見たらすぐデレデレする、これだからあんたは何時まで経っても三枚目なのよ」
 そして「授業に遅れるわよ」といって昌幸の耳を引っ張り、まだ何か言っている彼を引き擦っていった。

すまん気になった箇所が出てきたから微修正

218:創る名無しに見る名無し
10/03/22 14:31:10 hHl4fOSN
>>214
三点リーダは「余韻、無音、省略」辺りの意味がある
別に声を小さくするのに毎度毎度使う必要はないよ。むしろ地の文である程度説明してしまうべき

意外と三点リーダがなくても読者は作者の意図をつかんでくれるから、言いよどんでいたり、
とにかく作中で三点リーダを使いそうなキャラと明示してあるなら思い切って外しても大丈夫
言葉に詰まる事で演出するぞ、と強く思う部分とか、そういう所だけで使うから含みが持たせられる
個人的には伝家の宝刀くらいのつもりで使っている。つけずに最後まで書いて、どうしても、というところで足したりとか

逆に、ちょっとした事で三点リーダを多用してると、本当に含みが必要な場面で使おうとしてもうまくいかない
みっともなく「そうだね……………………」みたいに、三点リーダを伸ばさざるを得ない
VIPとかでSS書くだけならともかく、真面目に書くなら上みたいな書き方は気持ち悪いと思うよ
まあ、本当に上手かったら三点リーダだらけでも含みは表現できるし、使いやすい記号ではあるから、作者次第かな

「―」も似たような意味だけど、言外に強い意図がある時に用いられるイメージがある
会話を途中で止められた時、どっちを使うかは作者の趣味次第だと思うけど、
使わないで表現してもいい、ということも頭の片隅に入れておいてくれ。ちなみに個人的には「……」を推す

「?」も一緒で、強く疑問を示す時に使う。有名なコピペネタで、

・大丈夫、ファミ通の攻略本だよ
・大丈夫? ファミ通の攻略本だよ?

っていうのがあるけど、下を読んだ時は語尾がキツめにあがる感じがしたと思う
これも使えば使うほど強さが下がってくるので、作者の書く内容によりけり
今回の内容なら、付けてもつけなくてもいいと思う。付ければ勢い任せに突っ込んでいく雰囲気が出る
ただ句点で終わらせてもニュアンスは伝わるから、俺なら付けないかな

結論:作者次第
とりあえず書きやすいように書いてみて、後から読み直しつつ推敲するくらいでいいと思うよ

219:創る名無しに見る名無し
10/03/22 16:53:50 hj8j6M9c
では”間”を表現する時はどうすれば良いのでしょうか?
特に一人称の場合、主人公が何かに気が付いた時はどう表現すれば良いのでしょうか?

220:創る名無しに見る名無し
10/03/22 19:13:22 ya+CEDMQ
とりあえず、いくつか作品読んだらいいと思うんだけど
お手本というか、サンプルはたくさんあるでしょ
図書館で借りてくれば、お金もかからないし
書こうとしてるってことは、活字を読むのが苦じゃないってことだと思うし

221:創る名無しに見る名無し
10/03/22 21:36:32 +khVATGq
簡単な間の作り方

基本
A「良い天気だな」
B「……ああ、良い天気だ」

・台詞を分ける
A「良い天気だな」
B「ああ」
B「良い天気だ」

・風を吹かせる
A「良い天気だな」
 一陣の風が彼の長髪を揺らした。
B「ああ、良い天気だ」

・天気のことを書く
A「良い天気だな」
 空には雲ひとつ無く、彼の言うとおりの天気だった。
B「ああ、良い天気だ」

・いっそ関係ないことを書く
A「良い天気だな」
 この空の先にはおそらく曇りや雨、そして雪が降っている場所があるかもしれないと彼は考えていたかもしれない。
B「ああ、良い天気だ」

・フリーダムに書く
A「良い天気だな」
 学校の担任がヅラだった事に衝撃を受けている彼だが、言う事だけは落ち着いていた。
B「ああ、良い天気だ」

好きなの選べ

222:創る名無しに見る名無し
10/03/22 21:38:46 PhxmxROA
>>220も言ってるけど、ここで教えてもらえる事が絶対の正解って事は無いからね。
色々読んでみて、自分ならこれがしっくり来るな、っていうのを選択するのも、
書く上では糧になっていくものだから、何もかもここで聞いて済まさずに、
自分の好きな作品がどうやって書かれているか、というのを考えながら
読んでみるというのもいい。

一度読む時は物語を楽しんで、二度読む時は文章を楽しむ・・・なんちゃって。

223:創る名無しに見る名無し
10/03/22 21:47:43 hHl4fOSN
>>219
作品全体で雰囲気作りが出来ていれば、「しばらくぼうっと座っていた」とかでも十分間になる
別に三点リーダで沈黙や間を作るのが絶対駄目というわけじゃないから、そこは作者の見せ方次第

気付きなんて、ぱっと思いつくだけでも、どれもラノベっぽいが、
「―あ!」でも「……そうか、そうだったのか」とか台詞を言うだけでも気付きを作れる
ペンを取り落としたり手が震えだしたりでもいける

どっちも結論として>>220だよ。安直だけどミステリーとか読んでみるといいんでないかね
プロの文章は意識して読むととんでもなく勉強になるよ。頑張って

224:創る名無しに見る名無し
10/03/26 06:53:14 rrR4dgM0
俺もついつい安直に
三点リーダを使ってしまうので
注意しなくっちゃ……………

225:創る名無しに見る名無し
10/03/26 20:36:14 kFJ3lim3
それでもやめられない止まらない♪
最初の頃は、なるべく三点リーダーに頼らないように
しておくように癖をつけておいた方がいいかもね。
俺も……ばっかりで困る困るw

226:創る名無しに見る名無し
10/03/29 00:12:11 /IItNr1L
俺にとって推敲とは、三点リーダをいかにたくさん削るか、だ。
優柔不断な性格だから「……」をたくさん使ってしまうのかな、というのが
俺の自己分析だが…………

227:創る名無しに見る名無し
10/03/29 14:12:11 qyEWLCB5
登場人物がやたらとため息をついてばっかりだから困る
息を吐いた・息を漏らした・ため息をついた・が
一つの掌編に何回も出てきて幸せ逃げまくってる

228:創る名無しに見る名無し
10/03/29 15:51:40 FGj4HD7S
俺は苦笑しすぎて困ってるぜ!

229:創る名無しに見る名無し
10/04/24 20:52:27 VDxVKJPK
ファンタジーの戦争物を書きたいのですが
主人公は、王子です
国とかいっぱい出てもいいnですかね?

230:創る名無しに見る名無し
10/04/24 23:00:42 xl6TBRC0
国を沢山出すかどうかは自由だけど、基本的に多いほどスキルが求められる
単純に登場人物が増えるから、書き分けが出来ないと読者的にはわけがわからなくなるしね
政治的なかけひきまで書くなら、読者を納得させるだけの説得力のある策略が求められるし
個人的には、役割のハッキリした2~3国だけに絞って書いたほうがいいとは思う

逆に、超TUEEEE奴が周りの国をぶっ潰して天下統一、とかいうなら逆に沢山出すのもアリかも
でもその時でも、しっかり書く国とそうでない国をチョイスしてから書いたほうがよさげ
なんにせよ、自分が捌ける量を考えて書ければ最高。多分ねw

231:創る名無しに見る名無し
10/04/24 23:58:33 uSrS8Tb4
スケールでかくなると登場人物を増やしまくりたくなったりするから注意
メインキャストと名も無きモブを明確にわけておくべき

232:創る名無しに見る名無し
10/04/25 00:00:42 DUrY7wL9
>>231
まさしくおれだな、一部では飽き足らず
4部構成にまでなってる。

233:創る名無しに見る名無し
10/04/25 10:06:39 XUcHxJSX
「グインサーガ」のモンゴールみたいな田舎の国側を
主人公の国の戦記物を描いてたけどなあ 昔

234:創る名無しに見る名無し
10/05/01 21:24:05 aepDFYo7
ログを読み返していたら発見したのだが
>>106の話って戦国時代らへんの設定の話なのに
>>151で航空機と高射砲が出てるのね
勉強の為に>>151題材で書き直ししてたら見つけた
最初は前時代的な火縄付きの大砲使った砲兵部隊の話だと思っていたら……
戦国って、実は第二次大戦の事だったのか?
何か、文章からラピュタ的な巨大浮遊要塞と戦っている風にも思えるし
ああ、いまさらながら世界観と設定が気になる

235:創る名無しに見る名無し
10/05/09 12:13:16 XIqGVRpf
グロありなんだけどSS投下してもいいですか?

236:創る名無しに見る名無し
10/05/09 12:23:02 XMILEnUg
どうぞどうぞ

237:創る名無しに見る名無し
10/05/09 12:24:39 XIqGVRpf
では

『犯罪者』

 帰り道、突然男に手首を掴まれた。俺は何事かと抗議したが、意にも解さぬ様子で乱暴に警察まで連れてこられ、そのまま痴漢として取り調べを受けた。
 被害者である女は俺の前に座っていた。俺を警察まで引っ張ってきた男が隣で腕組みしている。二人は警察官に問われると、
「この人がやりました」
 と俺を指差した。わけがわからない。そもそも会ったことすらない。俺は抗議した。
「しらばっくれるな!自分が何をしたか分からないのか!!反省しろ!恥知らずが!」
 警察官は俺が犯人だと決めつけている。これでは話にならないと思い弁護士を呼ぶよう頼んだが拒否された。痴漢冤罪のいびつさを思い知る。
「やましいことがあるから弁護士が要るんだろう!!いい加減罪を認めたらどうだ!!」
 意味不明だった。全く話の筋が通っていない。しかし警官の様子に被害者と、その付き添いらしき男も同調した。
「弁護士を呼びたいなんて、自分から犯人だと言っているも同然だ!」
「この期に及んで何を言っているんですか。反省してください」
 俺は何度か論理的に説明を試みたが全くの無駄だった。
 一時間ほど拘束されて、やっと解放された。開放されるときには名前と住所と電話番号に加え、呼び出しがあったら速やかに出頭するという誓約書まで書かされた。
 怒りと屈辱で胸の中をいっぱいにしながら家路に就いていると、前方に先程の二人がいた。
 二人はアパートの前で話をしている。どちらの部屋か知らないが、俺の家の近所に住んでいるらしい。
 馬鹿か、と思った。
 俺は急いで帰宅した。そして倉庫からハンマーをとり出すと、再びこっそりとアパート前まで戻ってきた。
 二人はまだ話しこんでいた。俺は気づかれないように男の後ろに回り込むと、ハンマーを振り上げ後頭部に思い切りたたきこんだ。


238:創る名無しに見る名無し
10/05/09 12:26:29 XIqGVRpf
 男は「あぐっ!」と醜い声を上げると意識を失って倒れた。
 突然のことに女は声も上げられないほど驚いているようだった。すかさず女の首を左手で掴む。女は咄嗟に俺の手を外そうとしたが、そのせいでガードがおろそかになった。
 俺は無防備になった女の顔面にハンマーを打ち込んだ。血が大量に流れ、前歯が折れた。やったかと思ったがしかし意識が残っていたので、もう一発たたきこむとようやく気絶した。
 倉庫まで二人を運び、手足を縛った。倉庫は隣家から離れたところにあったし、壁も割と厚い。少しくらい大きな音が出ても平気だ。
 準備は整った。水をかけて二人を起こす。ちょうどハンマーを持っているので、土下座させ、手を釘でうちつけてやった。何回かわざとうっかり狙いが外れて指そのものを叩き潰す。絶叫が耳に心地良い。いい気味だ。
 二人はすぐに口を割った。
 それによると二人は時折通りすがりの人間を嵌めて犯罪者に仕立て上げているらしかった。何のためにそんなことをするのか聞くと、示談金目当てだと答えた。
 激昂した俺は土下座中の女の頭を思い切りふんづけた。
「この野郎、下らねえことしやがって!」
「ごめんなさい!!許して下さい!!」
 二人は泣きながら俺に蹴られるがまま悶えた。

239:創る名無しに見る名無し
10/05/09 12:27:16 XIqGVRpf
 もちろん許すはずがない。俺は激しい怒りですっかり興奮していた。どうしてやろうかと倉庫をあさるとペンキがあった。これは使える。そう思った俺は二人の瞼を開いたまま固定すると、それでたっぷりと目薬してやった。
 まだ足りない。もっと探すとひもとハサミが見つかった。男を勃起させるとひもでペニスを目いっぱいきつく縛り、ハサミで根元から切断した。そして身体から切り離されても硬直したままのそれを女の中に突っ込んだ。
 まだ足りない。さらに探すと釣り糸と針が見つかった。二人の身体をあちこち縫いつけてくっつけてやる。
 全然足りない。まだまだ探すとのこぎりが見つかった。それを首筋にぐっと押しあて、前後に押し引きした。肉をずたずたに切断される痛みに叫ぼうとするが、上下唇と舌は縫い付けてあるので声にならない。
 2回試したが両方とも4分の3ほどのところに差し掛かったあたりで出血多量で絶命した。
 なかなかいい気分だ。前から思っていたが俺にはこういう嗜好があるらしい。
 再び探すと倉庫から二つの死体が見つかった。見つかったと言っても、まあ、俺が隠していただけなのだが。それは弁護士の男とその妻の死体だった。新しい死体の隣に古い死体を転がす。
 最後にこれまた倉庫を探して見つけた灯油を四つの死体にたっぷりとしみこませたうえあたりに撒いた後火をつけた。逃げる途中、母屋にプロパンガスのボンベがあったのでそれも倉庫に放りこんでおく。
 なかなか住み心地が良かったが、もうこの家に隠れ住むのは終わりだ。背後で爆発が起こる。それにしても危なかった。
 あのときはそう言わないと不自然そうだったので弁護士を呼ぶように言ったが、あのまま本当に呼ばれていたら、この家の主人になりすましていたことがばれていただろう。
 次もああいう馬鹿な警察がいる町に住みたいものだ。俺は新しい住みかと獲物を求めてその場を去った。

240:創る名無しに見る名無し
10/05/10 10:38:28 6REX+60J
>>237
おお……。
これはなかなか。

「やれやれ。また異常趣味な中学生のカキコか」と思いながら読んでたせいで
逆にオチでのやられた感が高まった希ガス。

241:創る名無しに見る名無し
10/05/10 16:08:48 tJTphKtl
>>240
ありがとうございます。自分では良く分からなくなっていたので、ほめてもらえるとうれしいです。

242:創る名無しに見る名無し
10/05/10 21:07:39 N1PG4q2q
実は痴漢どころではない犯罪者でした、って事なんだと思うけど、
最後でそれがすんなり入ってこない感じがしたかも。
欲を言えば、なんだけど、

>前から思っていたが俺にはこういう嗜好があるらしい。

の所をもう一工夫したらいいんじゃないかな、と思ったよ。
話の展開としては、結構良かったと思う。

243:創る名無しに見る名無し
10/05/10 21:15:41 tJTphKtl
>>242
ありがとうございます。
ちょっとオチが弱かったかもしれませんね。
今まで何人も殺しているっていうのをもっとはっきり示すことができていたら良かったのかもしれません。
そう思うと、確かに
>前から思っていたが俺にはこういう嗜好があるらしい。
の部分に改良の余地があるかも。参考になります。

244:創る名無しに見る名無し
10/05/20 19:33:54 zEDBBrXW
test

245:創る名無しに見る名無し
10/06/05 22:03:16 C/7UvUBz
変な話だけど描写ってどのくらいやればいいのでしょうか?

 一郎はふとテーブルの上を見ると一つのりんごがお皿の上に乗っていた。
 そのりんごはとても赤々としており、ついさっきまで農園の樹の枝にぶら下がっていたかのように新鮮であった。
 それだけではない、そのりんごはとても大きく一郎の手の平より大きかった。大きさにして五立法センチメートルほどで一口では決して入りそうには無かった。
 匂いもまた格別だった。普通のリンゴは鼻を近づけなければ匂いはしないのだがこのりんごは手に持っているだけでも甘い匂いが漂ってくるのだ。別の手に持ち替えても匂いはまだ染み付いていた。
 手触りはりんごなので当然のように硬かった。硬いと言っても金属や岩のような硬さではない。かといって豆腐のように柔らかいわけでもない。一郎が力を入れればこのりんごはあっさりと真っ二つに割れるだろう。

思いつく限りかいてみましたけどもっと書かなければいけないのでしょうか?

246:創る名無しに見る名無し
10/06/05 22:55:12 0tYqSG6B
どのシーンを見せたいかによるだろう。
しっかり見せたいなら言葉尽くしに描写すべきだしどうでもいいシーンでそんなに必死に描写されても読みづらい

247:創る名無しに見る名無し
10/06/06 01:01:48 eV2cVxDS
>>245
五立方センチメートルって、ちっちゃいよっ!
ありふれていて読者にも分かりきっていること―この場合、りんごの手触りは描写する必要ないんじゃないかな
大きさも何センチとか具体的に書くのは無粋だと思うよ

 一郎がふとテーブルに目をやると、皿の上にりんごがポツンと乗っていた。
 目を疑うくらいに大きな赤いりんご。
 瑞々しい光沢を放つその真っ赤なりんごに惹かれて、一郎は思わず手を伸ばした。
 りんごは一郎の大好物なのだ。
 手に取ってみるとズシリと重い。通常の三倍くらいの重さだ。
 香りもまた格別だった。鼻に近づけるまでもなく漂ってくる甘い芳香は、一郎の意識を
桃源郷へといざなう。口の中はいつの間にやらあふれ出る唾液でいっぱいになっていた。
 我慢の限界だった。
 一郎は誰が用意したかも分からぬそのりんごに思わず噛り付いた。
 その瞬間――。

248:創る名無しに見る名無し
10/06/06 13:13:32 wVXXaHUW
 爆音とともに、太郎は消失した。
 後には、白い皿の上に一個のりんごが乗っているばかりであった。
 私は目の前で起きたことに呆然としたまま、その元凶と思われる
赤い果実に視線を向けた。
 思わず手に取りたくなる瑞々しさである。例えるなら、そろそろ
三十路を迎えようかという水商売の女のようだ。それも特上の。
 若さと妖艶さを併せ持つその姿には、とんとお目にかかったことが無い。
八百屋に置いてあったならば、思わず足を止めただろう。
 先程目の前で起こった不可解な現象などもはや頭に無く、私は
そろそろと近付いていった。
 するとどうだろうか、近付けば近付くほどに、独特の酸味ある匂いが漂ってくる。
菓子屋の甘ったるい洋菓子と一線を隔する、甘さ控えめの高級和菓子を思い起こさせる。
皿に置かれているだけのりんごが、まるでベッドで蜜を垂らし誘う痴女に見えてくる。
 ……もう我慢が出来ぬ。
 私は、その実に手を伸ばした。
 その瞬間―。

249:創る名無しに見る名無し
10/06/06 23:20:13 zwT1m8S9
表現する必要が無い物は書く必要が無いように思う。
例えばりんごの硬さなんてものは、
美味そうなりんごを書くのには多分必要がない。
自分が美味そうだと感じる情報を書けばいい。
以下、一応自分なりに『美味そうなりんご』を書いてみた。

 一郎はテーブルの上の箱の中に入ったりんごに目を奪われていた。
 ―りんご、六玉で三千九百九十円の『山形県朝日町産最高級サンふじ(送料七百五十円)』に。
えぐい話だが一玉に換算して考えると一つ約七百円(送料込み)だ、その値段で実際に販売されている風景を想像するだけで一郎の心は震えた。
 一郎はその最高級サンふじを一つ手に取るとまじまじと見つめる。
 手に持ってまず気がついたのがその大きさと形だった、両手で包み込むように持つには少し小さいが、片手で持つには丁度いい大きさ。
まるで手に沿うように形成されたかのように持ちやすいその形状。その果皮には自然な美しい光沢を放ち、ワックスなどは塗られてなどいない事を物語っている。
 傷も擦れた痕も虫食いも存在しない、美しいりんご。

 手に持つだけで甘く香り、鼻腔の奥を刺激するその芳香に一郎はその中身にも想いを馳せる。
 その美しい果皮の内側には甘い果肉、その奥には果肉の量と比べても劣ることが無い圧倒的な量の蜜。
 口に広がる素朴だが単純ではない「甘い」だけではすまさない「甘み」を持ったその味。

 一郎はそのりんごを―。
 砕いた。

250:創る名無しに見る名無し
10/06/07 04:15:24 kd0wbre6
URLリンク(u6.getuploader.com)

251:創る名無しに見る名無し
10/06/11 19:48:32 Q3lZR4Xt
犬が街のどこかで吼えていた。まるで誰かに助けを求めるように。
「やれやれ」
かぶりを振って呟く、仕事のしすぎで感傷的になっているのだろうか。
しかし、それもさっきまでの事だ。
今日まで社会の犬として働いてきた私にもようやく休暇が訪れたのだ。
これまで、ろくな食事も取れない生活が続き、今日も昼ごはんすらまともに食べていなかった。
そのせいで私の腹の虫たちは今にも大合唱をしようとしていた。
そんな虫たちをなだめすかしつつ、さて我が虫たちは何をご所望だろうか。
寿司か、はたまたステーキか豚カツも捨てがたい。
そんな事を考えながら街に出るべく薄暗い裏路地を抜けようとしていた時、目の前にラーメンの屋台が現れた。
その屋台から発せられる何とも食欲をそそる香りに私の腹の虫は最早これまでとばかりに大合唱を始めた。
街に出てもっと豪華なものを食べるつもりの私だったが、虫が騒ぐのでは仕方ない。
屋台の暖簾をくぐり、椅子に腰掛ける。
「いらっしゃい、何にします?」
屋台主が声をかけてきた。筋骨隆々の格闘家みたいな若い男だった。
「何があるんだい?」
「ラーメンがあります、一杯300円」
屋台主が言った。どうやらラーメン以外は無いらしい。できれば炒飯ぐらいは食べたかったのだが。
「じゃあラーメン一つ」
注文を出すと、屋台主は非常にテキパキと仕事を始めた。その手さばきは職人と呼ぶに相応しい。
「へい、お待ち」
屋台主の手際に見とれていると、お決まりの文句でラーメンが出された。
琥珀色のスープから発せられる芳醇な匂いが私の鼻腔をくすぐり、早く食べろと腹の虫たちが声高に主張する。
言われるまでも無い、とばかりに私はラーメンを貪る様に食べ始める。
麺を噛み締め、スープをすする、もやしのしゃきしゃき感を、メンマの味わいを楽しむ。
病み付きになりそうだな、と私は思った。やがてラーメンの入っていたどんぶりは空になった。
「美味かったよ」
「ありがとうございます」
「スープは鶏ガラかい?」
「企業秘密です」
なんの気なく聞いてみたが、すげなく返される。
「企業秘密と言われたら気になるなあ」
私はもう一度スープの味を思い出しながら、様々に材料と成りそうな物を思い出していく。そして最後に犬という単語にたどり着いた。
何故そんな言葉にたどり着いたのかと言えば、同僚たちが話していた都市伝説を思い出したからに他ならない。

『犬ラーメン』
そこら辺の野良犬を捕まえてスープの材料にするラーメン屋台がある。味は病み付きになる美味しさ。
犬を材料にしているため、味の割には非常に安価。

確かにここのラーメンは病みつきになる美味しさだった。思えばラーメン一杯300円と言うのは安い気もする。
しかし、まさか、そんな事はあるまい。だが好奇心とは厄介なものだ。聞いてしまわないと気持ちが悪い。
「まさかとは思うけどスープの材料は犬……とか?」
俺の質問を聞いた、屋台主は、はっはっはと笑いながら
「お客さん、いくらなんでも犬の肉なんて使わないよ」
と否定した。まあそれもそうだろう。
「いやいや、今のは忘れてくれよ。ついつい都市伝説なんぞ信じてしまって」
言い訳してから、屋台主に例の都市伝説を話して聞かせる。
「へぇ、そんな都市伝説があるんだねぇ」
屋台主が納得した様に言う。
「馬鹿な話さ、信じる馬鹿も馬鹿だけど」
私は自嘲気味に言った。しかし屋台主は
「いやいや、この都市伝説大したもんだよ」
などと感心している。
大した都市伝説? 都市伝説に大したもクソもあるのだろうか
「どこが大したもんなんだい?」
気になったので屋台主に聞いてみる。すると屋台主は少し口角をあげ奇妙に笑いながらこう言った
「犬の前に社会のを付ければうちの屋台の事になるって所ですよ、お客さん」

初めて書いたので文章のルールが滅茶苦茶かもしれません。後、オチの見せ方も結局よく分からず……
ツッコミどころ満載だと思うので、何かアドバイスお願いします。

252:創る名無しに見る名無し
10/06/11 22:43:00 zKLq+EiJ
>>251
初めて書いたにしては上手だよ、うん。自信を持っていいよ
腹の虫のくだりは違和感があるかな(腹の虫たちは今にも大合唱をしようとしていた)
気になったのは“社会の犬”という単語。ピンとこない
ここは主人公を刑事にして、サツの犬をスープの出汁にしていた―なんてのはどうだろう
もちろんオチは、ラーメンを食べ終えた主人公が薄れゆく意識の中、屋台主の台詞を聞く
という展開で。……どこかで聞いたことがあるような話だなぁ
以上

253:創る名無しに見る名無し
10/06/12 01:47:12 1g73nSys
>>252
確かに腹の虫のあたりはシンプルにお腹が空いていると言った方が良かったですかね。
前の文に引っ張られてその後の文が意味不明になってますし。
後、やっぱりオチが弱いですよね。
サツの犬、そんな単語思いつきもしなかったです。勉強不足。
確かに提示していただいた案の方がオチの時ググッと惹きつけられそうですね。

アドバイス、ありがとうございました。

254:創る名無しに見る名無し
10/06/13 23:31:50 e9b5f4C6
>>251
どーでもいいけど、四畳半神話体系っていう原作つきアニメの猫ラーメン思い出した

でも、ぞっとする話だよね
結局人間喰ってたってことでしょ?こえーよ
前の人も言ってるけど、今度は自分が喰われる番だ!みたいな落ちも素敵だよね
カニバリズムはロマンです

ついでに、葬儀会場で、生前ハーブが好きだった故人のために、沢山香草を敷き詰めて火葬にしたら、めちゃくちゃおいしそうな匂いがしたってコピペも思い出した

255:創る名無しに見る名無し
10/06/14 19:06:21 HwNAkWHR
>>254
正に元ネタはそれです!
四畳半は独特の雰囲気があっていいですよね。

カニバリズム、ネクロフィリア辺りは現実世界で禁忌とされてる分、創作で近づいてみたくなる分野ではあります。
ただ実際の事件の凄惨さ、生々しさ、感覚はきっと簡単には再現できないんでしょうけど。
そういう意味では正にロマンとも言える?

人間の香草焼き、どこかで使えそうなネタではありますね。
そのうちそのコピペにどこかで出くわせばいいのですが…

感想、アドバイスありがとうございました


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch