09/07/01 22:24:40 gQZn9iYJ
「無理、していませんよね?」
確認するように訪ねてくるエルツに、龍也は答えなかった。
(それはお前が勝手に、俺がヒューマニマルじゃないから、脆弱な人間だと見下しているから、そう感じ、そう思うんだろうが……)
再び歩き出しながら龍也は内心で吐き捨てた。
(何がヒューマニマルだ。何が人間だ。俺は、そのどちらでもない。
俺は、瀬名龍也という一人のパイロットだ! それ以外の何者でもない!)
龍也は自分に言い聞かせるように何度も無言で咆哮した。
背後でエルツが何か言っていたが、もはや彼には何も聞こえていなかった。
ココマデ
投下の配分をミスった・・・
次回からヴァドルに乗ってタタカウヨー