09/07/10 09:44:44 MtWiU49J
天から電波を授かったので、カキコします。
バトルロアイヤルものです。
主人公は高校1年の根暗な少年。常に自分の存在理由(レーゾンデーテゥル)について考えを巡らせている。
勿論、彼には友人もいないし、特技と呼べるものは何も無い・・・
そんな孤独な生活のなかで彼はあることに気が付く。
「僕にはやはり存在理由なんて[存在]しないのだ……存在理由もなくただ[生かされて]いる。これって本当に[生きている]と言えるのだろうか……このままだらだらと生きるくらいなら、いっそのこと……」
そして、彼は学校の屋上から飛び降り自殺を図るが、死に損なったうえに異世界へ飛ばされてしまう。
飛ばされた異世界では、奇妙な妖艶を放つ美しい男と彼を取り囲むような形で主人公と同じ年位の少年少女が15人集まっていた。
男は自らを魔王と名乗り、語った。
「16人それぞれに能力を与えた。その能力を駆使して戦い、勝ち残れ。勝ち残った者には、我が魔王の座をくれてやろう」
こうして魔王の座を懸けた熾烈な戦いが始まった。
順調に勝ち進んで行く主人公……
主人公は戦いの中でのみ自分の存在理由を見つけられた。
そんななか、日常では決して得られることは無いだろうと思っていたものができた。
友人だ。
学校でも人気が高い女の子だった。
周りの人間とは漂わせるオーラが違う主人公に惹かれたと後に彼女は語る。
主人公も彼女の瞳に宿る闇に惹かれていた。
そして、魔王決定戦(ハルマゲドン)決勝戦当日。
いつものように異世界のコロッセオに送られる主人公。
そこには、居るはずの無いいや、居てはいけない人物の姿があった。
彼女だった。
戸惑う主人公にルシフェルの能力を容赦なく開放し攻める彼女。
しかたなく主人公もタナトスの能力を開放し対抗する。
戦いは熾烈を極めた。
数時間後、ギリギリの差で主人公が勝利を収めた。
そして、そのまま継承の儀式を行う。
主人公は旧魔王に魔王の能力で死者を生き返えらせることはできるのか訊ねるが答えはNO
ただし、創造神ならば可能だと言う事を知り天界へ攻め込む決意し
エンド