他に行き場所の無い作品を投稿するスレat MITEMITE
他に行き場所の無い作品を投稿するスレ - 暇つぶし2ch62:「seimeitai」 (CM中)
08/10/13 00:47:18 zcmiLpmp
>>59
もともと人体が持ってない遺伝子を生成する薬みたいなイメージで書いたよ。
フィクションなんでできればあんまりひっかからないで頂きたいかもです。

63:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/13 01:04:48 k13aAKhF
>>61
それは投稿ミス

>>62
SFスレあるけどそっち行かんの?
あと一度全部下書きしてから一気に投稿したほうがええよ

64:「seimeitai」 (CM中)
08/10/13 01:11:26 zcmiLpmp
>>63
下書きしてからSFスレ行こうかな。
ありがとっす。


65:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/14 01:25:38 9KV8nj2w
もはや逃げ道は無い。
尖塔立ち並ぶヴィヴォラの街の暗黒はさすらう私に向かって絶望を語る。
夜霧のヴェールを通して甲高い足音が響き渡り、この私の居場所に徐々に近づいてくる。
彼らだ。彼らが追いすがってきたのだ。
私は走った。石畳が敷かれた迷路のような路地を駆け抜けていった。
時折街頭で仄かな明かりを放つランタンのみが、このヴィヴォラの街が廃墟でない事を物語る。
月明かりも届かない高い赤壁の間を縫うように私は走った。

夜の翼の羽ばたく音がする。
それは来るべき運命を宣告する魔の使いだ。
かつて英知を極め、煌めく繁栄の中で青春を謳歌した私も、今は老い、貧しく、そして追われる身だ。
誰の助けのない、暗黒の中で。何処へ行く当てもない、入り組む路地の中で。
霧は益々深まり、闇の濃度が濃くなった。
それは眠りへの誘いだ。
しかしその睡魔こそが、私の全ての運命を断ち切る斧なのだ。
私が今ここで眠ることは許されない。
あの禁忌を破ったあのときから、私は起き続けている。
それは私への罰だ。

私は立ち止まった。
肺が破裂しそうに辛いが、それすらも私に永遠の平安をもたらさないのだ。
ふと目を上げると、目の前の商店の暗い窓に幽鬼のような一人の男の姿が映る。
むろんそれは私だ。
仄暗い闇の中で浮かび上がる落ち窪んだ目は濁りきって希望の欠片も見当たらない。
頬の肉は削げ、まるでアヘンの末期中毒患者のようだ。
血の通わぬ青白い肌に、粘っこく生温い汗が伝う。

足音はさらに近づく。
今夜も私は逃げ切れるだろうか?
この先に、私が平安を得られる時が訪れるのだろうか?
また再び朝日を見上げ、紺碧の空を見上げることができるのであろうか?
だが私は今夜も逃げ続けなければならないのだ。
希望なき未来に向かって、延々と許されないままに。

  (中略)

その涙はいつしか川となり、氾濫して人や町を飲み込みながら猛威をふるった。
人々は恐怖に怯え、泣き叫びながら逃げ惑う。
これは神の罰なのであろうか。
それとも神の下した慈悲なのであろうか?
その神に祈りを捧げる者たちも、巨大な瀑布は無情に飲み込んでゆく。
人類の築いた文明も英知も、人々が交わした言葉も、人々が抱いた喜びも、悲しみも何もかもが飲み込まれてゆく。
全ての大地が涙に覆われ、全ての生きとし生けるものたちが涙に押し潰された。
溢れかえる怒涛の中で全ての輝きは失われ、形ある物全てが崩れ去ってゆく。

全ては終わった。
もはや誰も残っていない。
天空に輝く無数の星たちの輝きは、まるで何事も無かったかのように煌々と輝き、涙の海を見下ろす。

最早ない。
最早これまで。
何もかもを失い、何もかもを失くした私はさらに泣いた。
自らが行ってしまった罪の恐ろしさを思い泣いた。
自らが滅ぼしてしまった子供達を思って泣き叫んだ。

今日も全ての罪も穢れも流し去ったガイアは、無限の漆黒の中で青く澄んだ輝きを放つ。
永遠に逃れることのできないメビウスの輪環の中に囚われながら。
たった一人、誰とも言葉を交わすことなく。

66: ◆NN1orQGDus
08/10/14 20:32:35 jFaY9Y7I
勢いだけで書いたの投下。

67: ◆NN1orQGDus
08/10/14 20:34:29 jFaY9Y7I
 時間はまだ7時を回っていない。
 終業間近に部長に押し付けられた残業を頑張って終わらせただけあって、帰宅時間は遅くならずに済んだ。
 今日はやっさんの大好きなケンタを買ってきたらから喜ぶだろうなぁ、とドアを開けた。
 ……聞こえてきたのは男と女のくぐもった声。喘ぎ声。ヤってる声。
 成る程。彼女がいるのに堂々と浮気しますか。しかも私のアパートをラブホ代わりにしやがりますか。
 プツン、と私の中で何かが弾けた。
 靴を揃えずにツカツカと入室。リビングのドアを開けて全裸の二人にニッコリ笑ってそのままダイニングに行って水を一杯飲む。
 リビングに戻って服を着ようとしていた二人を外に蹴り出す。そして鍵を締める。
 誰のだか判らない財布が転がってるけど気にもしない。ドンドンとドアを叩く音がするけど気にもしない。
 換気扇を着けて窓を開けて空気を入れ替える。
「開けろよ、このバカ!」
 ばーか。誰が開けてやるもんか。
 テレビをつけるとくだらないバラエティ番組がやっている。
 私と外の二人、バラエティ番組。どれが一番くだらないって言ったら私だろう。
 飼い犬に手を噛まれた気分だ。
 養って、小遣いあげて、欲しいものをかってやったのに、しっぺ返しをされてとても不愉快だ。

 ドンドンガンガン。ドアを叩く音が大きくなっていく。五月蝿いったらありゃしない。
 仕方ないので様子を見よう、と覗き窓から覗いたら血相を変えてさっきまでの私の彼氏が血相を変えてドアを叩いていた。
 泥棒猫は隠すべき所を隠しもせずに半泣きだ。

「頼むから開けてくれっ!」

 仕方ないのでチェーンロックをしっかりかけて静かに鍵を開けた。
 外の人はそれに気付かずドアを叩き続けている。
 勢い良くドアを開けるとヒキガエルを踏み潰したみたいな悲鳴が聞こえた。
 多分ドアに頭を強かに打ち付けたのだろう。

「どちらさまですかー」

「俺、俺だよ! 頼むから中に入れてくれっ!」

「オレオレ詐欺はいりませーん」

 そう言い捨ててドアを締めた。
 でも、鍵は締めなかったので直ぐにドアが僅かに開いた。
 その隙間から見えたやっさんの顔はやけに間抜けで、更にゆらゆら揺れてる股間も間抜けだ。


68: ◆NN1orQGDus
08/10/14 20:35:34 jFaY9Y7I
「お前には人の心がないのか?」

「アンタらよりはある。とにかく近所迷惑だからどっか行け」

「だったら服ぐらい返せっ!」

「少し待ってろ」

 私はドアを閉めて鍵をかけるとキッチンに行って溜め込んでいたスーパーのビニール袋を取り出した。
 いつかは役に立つと思ってたけど、こんな所で役に立つとは思いもよらなかった。
 適当に奴等の服を突っ込んで、女の財布から迷惑料として中身を頂いて一緒に入れる。
 それを持ってドアを開けるとポイッと投げる。

「じゃ、二度とここには来ないでね。ムカつくから」

 それだけ言ってそこでサヨナラだ。
 鍵を締めてリビングに戻るとやけに部屋が広く感じる。
 一人になると狭い我が家も広くなるんだなぁ、と感心した。
 つけっぱなしのテレビはサラ金のシュールなCMを垂れ流してる。
 時計を見ればもう8時近くになっている。

 一人でつまむポテトはなんだか味気なくて、フライドチキンは既に冷めていて食べられたもんじゃない。
 仕方ない。一人寂しく酒でも飲むか。
 とっときの芋焼酎を取りだしと既に空だった。
 ジンも、スコッチも残っていない。
 酔いたいのに酔わせてくれる酒がないのは悲しいことだ。
 悔しいので着替えもせずにベッドに寝転がると。開けっ放しの窓から逆さの星空が見えた。
 流れ星がキラリと流れたけど、願い事は―分からない。

 了。

69: ◆NN1orQGDus
08/10/14 20:37:08 jFaY9Y7I
投下終了。

70:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 00:16:39 KnSWPvMN
>>66-69
ついさっき実際にあった体験談?
時間的にもそんな感じだ

71:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 12:04:59 Z8ZYj3CM
池沼晒しage

72:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 13:17:34 22hzBbKc
>>65はうまくすれば綺麗な文にできるかもよ


73:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 20:57:06 KnSWPvMN
>>72
それは厨二病っぽいのを作ってみようとして失敗したやつ
>>71
意味ワカンネ

74:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 21:28:16 zcQ6oa9P
一レスで一話終わる話を考案中。題は考えていない。


超常現象を起こす人間たち。ワンダーと呼ばれる彼らは、普通の人々にまぎれて静かに暮らしている。
私は幸運にも、彼らと一対一で会談する機会を与えられた。

最初のワンダーは、この人……。

「佐藤清水(さとう しみず)といいます。初めまして」

プライバシー保護のため、名前以外は教えてくれないが、見た目は普通の若いOLだ。
佐藤と清水、どちらも苗字のように見えるが、初対面でそんな失礼なことは口にしない。

「可笑しな名前でしょう?」

……と思っていたら、自分から言い出した。気さくな人のようだ。
私は愛想笑いをしながら、彼女の能力について質問した。

「あ、私の能力ですか?……私のグラスの水を飲んでみてください」

彼女はそう言って、グラスを私の方に寄せた。
……見た目は普通の水だ。飲めということは、味が変わっているんだろうか?
まさか毒は入っていまい。可能性は否定できないが……。

「そんなに警戒しなくても、大丈夫ですよ」

彼女は警戒する私に優しく言ったが、信用してよいものか……。
いや、彼女たちは私を信頼して、ここに来てくれたのだ。私が信用しなくてどうするのか!
私は意を決してグラスの水を口に含んだ。

「……どうですか?」

ゴクリと嚥下した私に尋ねてくる彼女は、悪戯っぽい笑みを浮かべている。私は一言答えた。
……甘い、と。仄かに、というレベルではない。ねっとり喉に絡みつくような甘さだ。
顔を顰める私を見て、彼女は得意げに言った。

「これが私の能力。光を受けて水を糖に変える力です。光合成と言えば、分かりやすいですか?」

私は口直しに自分のグラスの水を飲み、一つ咳払いして彼女に話を聞いた。

彼女が能力を初めて使用したのは、小学校の水泳の時間。プールの水が甘くなってしまったのだ。
その時は、自分の能力だという自覚はなかったそうで、「変なことが起こるものだ」と他人事のように思っていたらしい。
当然大騒ぎになったが、原因も犯人も分からずじまい。
自分の能力と発覚したのは、その後口にするものすべて甘く感じるようになってから……。
糖の摂取しすぎで、能力を制御できるようになるまで、入院生活を送るはめになったという。
他人と違うことで、つまらない生活を送ることになってしまった、と彼女は苦笑した。

彼女の話を一通り聞いた後、私はすっかり気が緩んでしまっていた。

「それにしても、変わった能力ですね。少年漫画にありがちな、戦闘向きの能力を期待していたんですがw」
「ふふふ。人を殺すことくらい簡単ですよ。人体の70%は水なんですから」

彼女がさらりと口にした言葉を、私は忘れられない。

「初めての方には、私のような能力がいいでしょう?次はご期待通り、戦闘向きの方をご紹介しますね」

後悔先に立たずとは、このことか……。

75:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 22:11:44 YlvJm+k7
 私は白い息を吐きながら、コートの中で身を震わせた。
 ふと見上げると、冬に相応しい見事な曇天を背に、カラスが街灯の上で鳴く。
 日の光が遮られてしまっているので、冷たい空気が痛い。
 手袋もしてくるべきだったな。
 コートのポケットに手を入れる。指先に携帯電話が触れた。
 何気なく取り出して時間を確認すると、約束の時間の一分前。
 時間通りだ。
 私は携帯電話を戻し、目の前の、目的地の公園へ足を踏み入れた。
 住宅街の真ん中に、ポツンと無理矢理作られたような小さな公園。
 遊び場は砂場しかなく、子供の姿も見当たらない。
 私は車止めを過ぎ、ベンチに座る待ち人へ向かって歩いた。
 カーディガンを羽織った、品の良さそうな中年の女性は私に気づくと、読んでいた文庫本を閉じた。
「お待たせしてしまいましたか?」
「いいえ。」
 近づきながら私が話しかけると、女性は微笑む。
 私は座る女性のそばに立った。
「えーと……。南綾子さん、ですね?」
「はい。」
 彼女は頷いた。
 私は名刺を差し出す。
「ご連絡させていただきました、桐山です。」
 私が差し出した名刺には、“私立探偵 桐山 透”と書かれている。
 それを受けとる女性の仕草は美しかった。
「静かな公園ですね。」
 私は改めて公園を見渡す。
 殺風景な公園だった。ブランコも、ジャングルジムも、滑り台も無い。
 公園に有る遊具は砂場だけ。安全性とやらを追及した結果だろう。
 私は公園の真ん中まで静かに歩く。
 立ち止まった場所の地面を見ながら私は訊いた。
「ここで、田村さんが殺されたんですね。」
 南が頷いたのがわかった。
 一年前、この公園で殺人事件が起こった。
 被害者は当時45才の会社員、田村貴士。
 彼は一年前の今日の深夜12時、撲殺体で発見された。
 犯人は金属バットで彼を殴り続け、その命を奪ったのだ。
 その事件には目撃者が居た。
 それが――
「南さん。ここで見たことをお聞かせください。」
 ――彼女、南綾子。
 ここの住宅街に住む彼女は、その日深夜にコンビニへ行く途中だった。
 そして丁度この公園を通りかかった時、犯人を目撃したのだ。
 彼女は語り始めた。
「私はあの時、丁度この公園を通りかかりました。」


76:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 22:14:08 YlvJm+k7
 彼女は目を伏せる。
「そうしたら、公園からうめき声の様なものと、何か固いものが割れる音がしました。……きっと、あれは頭蓋骨が割れる音だったのでしょう。」
 私はその音を想像した。
「私は通りから公園の中を覗きした。」
「丁度犯行が終わった時にですね。」
「はい。何か、金属の棒を持った人が倒れた人のそばに居るのが見えました。警察の方から聞きましたが、それは金属バットだったそうですね。」
「貴方は犯人の姿を見ましたか?」
「いえ、暗くてはっきりとは。」
 しばらくの沈黙。
 強い風が吹いて、公園を囲う植え込みを騒がせた。
 この四角い公園の二辺は民家に面しているが、その二軒は事件当時電気を消していた。その上、この公園には照明は無い。
「南さん。あなたは、具体的にはどこから目撃したのです?」
「……あそこです。」
 彼女は公園の入り口にある車止めを指差した。
「なるほど。では、犯人は、あなたに目撃されたあとに、どうしましたか?」
「犯人は、植え込みを飛び越えて逃げました。私は動けませんでした。」
「ふむ……」
 私は植え込みに近づく。
 手入れされた植え込みは自分の腰にも届いていない。少し勢いをつければ飛び越えられそうだ。
 それを確認して、私は南の座るベンチのところへ戻った。
 南が沈んだ声で私に話しかける。
「……私が他に知っていることは……」
「いえ、もう充分ですよ。」
 南が疑問符と共に顔を上げた。
 私は微笑み、頭を下げる。
「今回は確認だけですから、大体の状況がわかれば充分なんです。お時間とらせてしまって申し訳ありませんでした。」
「いえ、いいのですけれど……」
 予想以上に用事が早く済みそうなせいか、彼女は困惑しているようだった。
 私は再び頭を下げる。
「では、また何かお聞きしたいことがありましたら、お電話させていただきますが、よろしいでしょうか?」
「え……ええ。」
「南さんも、何か気づいたこと、思い出したことがありましたら私にご連絡ください。では、失礼します。」
 私は彼女に背を向け、歩き出した。
 車止めの辺りで携帯電話を取り出し、メール作成画面を開く。
 送信先は、今回の調査の依頼人。
 殺害に使われた金属バットに指紋がついていたせいて、今回の事件の重要参考人として、警察に何回か事情を聞かれている青年だ。

77:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 22:15:29 YlvJm+k7
 彼が言うには、金属バットは元々自分のものだが、家の裏の倉庫にしまっていたものがいつの間にか盗まれていたらしく、それが殺害に使われたそうだ。
 そんな彼が私に、自分が潔白だということを明らかにしてくれ、と依頼してきたのだった。
 私は歩きながらメールを打つ。
 内容は以下の通りだ。

 桐山です。
 ご依頼された事件の件ですが、たった今、目撃者に話を聞いてきました。
 貴方が無実であることの決定的な証拠は得られませんでしたが、貴方が犯人である可能性はぐんと低くなりました。
 目撃者は嘘をついています。

 ここで操作を誤った。 メールは全て書ききられない内に送信されてしまった。
 私はため息をつく。
 やっぱり、歩きながらはよくない。
 私は携帯電話を閉じ、そして早くも沈み始めた冬の日に向かって歩き続けた。

投下終わり。
ミステリは難しい。

78:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/15 23:50:03 V3LrXt7I
 私の夢は、自らの理想を現実の物にする事だ。
 幸せと希望に満ちた『正義』を認めず、何もかもを悲劇と絶望に満ちた『悪』を正しい、とする。それが僕にとっての生きがいであり、望みであり、義務だ。
 自らの理想を元によって築き上げられた『悪』の世界とする。ただそれだけでいいのだ。それが私の全てだ。

 決心したその日、私はこの世界に生まれた。
 私と同じ志を持つ者達はたくさんいる。その日の内に、多くの同志達と契りを結んだ。『悪』を世界の全てにする、という果てしない夢を実現させよう。
 その日から私達は多くの災難に遭い、幸運に救われた。
 時には洪水が押し寄せ、同時に何らかの異物が伴って流れ込んだ。私達は当初、そららが何か分からず手付かずにした。危険物ならどうしようもないからだ。
 だが、やがてそれらは『悪』へと染まり、変貌を遂げた。同志達が増殖したのだ。
 私達はそれ以降も着実に『正義』を『悪』へと染め上げていった。『正義』は呻き、嘆いた。私達の理想は現実の物となりつつあったのだ。

 そんなある日、私達の鼻を異臭が刺激した。と、同時に誰かの泣き喚く声も聞こえる。呻いている。嘆いている。叫んでいる。誰かがそれを慰めている。
 何故だろう。私達はまだ侵略を開始していないはずだ。なのに何故なのだ。
 突然、地面に何かが突き刺さった。見た事も無い物体だ。
 そして、悲劇は起こった。
 私達の身体に痺れが襲ったのだ。突然身動きが取れなくなった。その間にも誰かが泣き喚き、誰かがそれを慰めていた。暫時、私達はその痺れを耐え抜いていた。
 だが、つんざく様な機械音と共に私達の理想は脆くも崩れ去った。同志達が吹き飛んでいる。いや、身体ごと削れているのだ。『正義』の新型兵器だろうか。
 私が最後に見た光景は、理想が現実のものとなる事無く終わりを告げてしまう悲劇だった。



「はい、今日の虫歯の治療はここまで。詰物を詰めておくから。今度からはちゃんと歯磨きしようね」
 少年は、泣き喚くのを辞めた。そして、涙を拭い、満面の笑顔を歯医者に向けてお礼を述べた。
「うん! ありがとう、お医者さん!」
 歯医者もマスクを顎の下までずらし、笑った。少年の真っ直ぐな気持ちに正直に答えた。
「どういたしまして」



 私達の夢は脆くも崩れ去った。『悪』の世界を理想とする夢だ。
 だが、私達は諦めない。また生まれ変わる時、今度こそ『正義』を打ち負かしてみせよう。

79:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/16 23:24:19 aD2Cd7k9
何かと思ったら、虫歯か!
発想が面白いなw

80:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/17 06:54:06 jOv0gIfy
うまいなぁ、確かに最初は何かと思ったw

81:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/17 06:54:41 jOv0gIfy
 後ろを振り返らずに、どこまで行けるのだろう。
 ふとそんな事を考えていると、居ても立ってもいられなくなった。
 そして今、私は蝉時雨の間を縫って、自転車を走らせている。

■影踏み遊び/am11:09-am11:43

 狭い路地裏を通り抜けた後、人通りがまるでない広い田舎道に出た。
 古い家屋が立ち並んでいて、前にも、後ろにも人影がない。清々とした景色だった。
「ふーん」
 狭い場所には、飽き飽きしていた所だ。私は嬉々として道のど真ん中を走り始めた。
 誰も居ない大通りである。その真ん中を駆け抜ける事は、思いのほか気分が良かった。

 それにしてもと、目を細める。
 夏盛りも過ぎたというのに、日差しは相変わらず強い。肌が熱を帯びて、焼けていくのが分かる。
 今はまだ青白い肌をしているけれど、明日には真っ黒になっている筈だ。
「それとも赤?」
 日に焼けたのは、何歳の時が最後だったのだろう。
 思い浮かんだのは小学生の自分だったが、肌の色も、自分の顔も、水面に映るように滲んでいた。

 低かった太陽は、頭の天辺に掛かり始めている。
 そろそろお昼時なのか、時計を忘れてきてしまった所為で定かでは無かった。
 不便だ、と一言呟いて肩を回して空を見上げる。
 雲はほとんど浮かんでいないような青空で、太陽の光を遮るものは何も無かった。
 道理で日差しが強いわけだ。私は眩しさに目を細めてから、左手を翳して影を作る。
 青の薄いところ、濃いところがあって出来る空の色は、ずっと見ていても飽きない。
 青一色だったならば、こんな綺麗な色にはならなかった筈だ。
「そういえば……」
 こうして、落ち着いた気持ちで空を見上げるというのは、ここ数年、無かった気がする。
 細い記憶を辿って思い出そうとしてみたけれど、それは少しだけで止めておいた。
 簡単に思い出せない記憶というのは、厄介だ。
 例え、苦労して思い出した所で、それは「なあんだ」程度のものでしかない時が多い。

82:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/17 06:59:16 jOv0gIfy
 さて、今日は何曜日だったか。
 一息つこうと立ち寄った駄菓子屋の戸は、固く閉じていた。
 擦れて曇った硝子から店内を覗いてみても、しんと静まり返っているだけで物音もない。
 そもそも駄菓子屋に休業日なんかあったかしら。幼い頃に近所にあった駄菓子屋は、年中無休だった気がするのに。

 どうしてか意地になって、暫く店内を覗いていたが、ようやく観念した。
 仕方ないと、店先にぽつりと置かれたベンチに腰掛ける。あの有名な黒い炭酸水が描かれたベンチだ。
 塗料が錆び落ちた物なんて久しぶりに見たけれど、これはこれで味があって良いのかも知れない。
「味なんて、意味もよくわかんないけど」
 浅い日陰の中、蝉の鳴き声が遠くに聞こえる。
 やがて、太ももにかかる日差しを眺めながら、私はまどろみに落ちていった。

■影踏み遊び/pm12:12-pm16:56

 ふと気付くと、私は日の当たらない場所に居た。
 寝惚け眼で周りを見渡してみるが、左右に伸びる田舎道も駄菓子屋も、勿論、頭上に広がる青空も無い。
「やけにリアルだったと思うんだけど」
 でたらめに飛び跳ねた髪を撫で付ける。
 ここが自室のソファーの上だと気付くのに、そう時間は掛からなかった。
「すっきりしないなあ」
 自転車で出掛けたこと、あれは夢だったとでも言うのだろうか。
 不思議な気分になりながらも立ち上がる。口の中がやけに乾いていて、水でも飲もうと思った。
 しかし冷蔵庫に足を向けた途端、足から力が抜け落ちてしまった。
 溜まらなくなって、冷たい床にペタリと座り込む。ただの立ち眩みにしては吐き気が酷い。視界がグラグラと揺れている。
 やがて全身が波打っているかのように揺れが大きくなっていって―。


 不意の落下感のようなものを感じて、はっと目を覚ますと、不思議そうな表情を浮かべた子供の顔が大写しになった。
 どちらからともなく、自然と視線が合う。
「母さん、かーさーんっ! ほら、起きたよ、起きたあ……」
 私が目を白黒させている内に、その子供はぷいっと顔を背けてしまった。
 そのまま、落ち着かない様子でドタバタと駆けて行ってしまう。
 既に見えなくなった背中に声を掛けようともしたが、後頭部に鈍い痛みを感じて、それすら容易ではなかった。
「誰、あの子」
 訳も分からずに額に手を当てる。
 暫くそうしていて、やっと、自分が見知らぬ場所に寝かされていることに気付いた。
 木目の天井に白いカーテン、清潔感のあるタオルケット。どこかの病院だろうか。
 もしくはどこか学校の保健室のようにも見えたが、何とか考えようにも、間断なくやってくる頭痛のせいでまとまらない。  
 上体を起こしてみようとしたものの、全身にある倦怠感が、それを億劫にさせる。どうにも八方塞だ。

 頭痛と気だるさに敗北して、肩の力を抜いた。
 柔らかいベッドと枕に身を任せていると、幾分、気分も落ち着いてくるようだった。
「ここ、どこだろう……」
 目が覚めてから、一番に呟くべきだった台詞をようやっと吐き出す。
 頭は痛いし、身体はだるい。自分が並々ならぬ状態にあることは身をもって理解した。
 あとはこれからやって来る人に聞いてみれば良い。
 それに、まずはお礼を言わなければならないだろう。私はぐっと目を閉じる。
 元気のよい足音と、急くようなスリッパの音が、こちらに近づいてきていた。

83:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/17 18:52:08 EuN8/Nj8
そろそろ創作文ばかりで飽きたな
別のは無い?

84:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/17 21:09:41 IlP+aWwo
この板の存在を否定する気かw
まずスレタイと>>1をよく読むんだ

言いたいことはなんとなくわかるけど

85:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/17 22:43:36 +Ol0N32v
オリジナル2人一組の対戦型トランプゲーム

使用するのはK四枚、Q四枚、J四枚、ジョーカー一枚の計13枚のみ

相手の嘘or持っているカードを当てるゲーム
2人のプレイヤーにそれぞれ三枚ずつカードを裏返して配る。残りは山札に。
それぞれのプレイヤーは自分が持っているカードを相手に宣言する。正直に全て手札の通りに宣言してもいいが、この時嘘を言ってもいい。
また、ジョーカーが手札にある場合は必ずそのジョーカーを他のカードに置き換えて(嘘をついて)伝えなければならない。
プレイヤーは交互に
手札から一枚カードを表にして場に出す

さらに山札からカードを一枚ひき、表にして出す

上で山札から出したカードがジョーカーだった場合、さらに山札からカードを二枚引き、表にして場に出す

を交互に繰り返す。

そしてこれらの途中で、相手が宣言した持ちカードに嘘があると見破り、それを証明した場合、その時点で見破ったプレイヤーの勝利となる。
嘘を証明する方法としては、場に相手が持っていると言ったのと同じカードを四枚出す、すでに場に出ている同じカードと自分の手札を合わせて、相手が持っていると言ったカードを持っていないことを指摘する、等がある。

カードを出し合い、最終的に互いの手札が一枚になった段階で、それぞれのプレイヤーは場に出ているカードと自分の持っているカードから、相手の持っているカードを予測し、宣言する。

片方のプレイヤーの予測のみが当たった場合、そのプレイヤーの勝利となる。
お互いの予測が共に外れたり、正解した場合は、手元に残っているカードの数が大きい方が勝ち。ジョーカーの場合は無条件で勝利。
残ったカードの数字も同じだった場合、その勝負はドローになる。
但し嘘をついて正解されたプレイヤーは無条件で負けになる。ジョーカーだった場合も負け。
片方が嘘をつき、両者とも外したら、嘘をついた方の勝ち。

チップをかけると面白いかも。

86:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 17:12:55 X9t0XcVB
-A -B -C -D-E -F -G -H -I -J -K -L -M -N -O-P -Q -R-S -T -U -V -W-X- №
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐-
│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│~│1
├─┼─┏━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┴─┏━━━━━┓─┤-
│~│~┃山│山│山│山│山│林│林│森│森│洞│森┃~│~│~│~│~┃雪│雪│雪│雪│雪┃~│2
├─┌─┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤-
│~│町│  │村│山│山│山│林│林│林│林│砦│林│林│森│森│森┃~┃雪│村│雪│祠│雪┃~│3
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤-
│~┃  │  │山│山│洞│  │  │  │  │  │  │  │森│森│街│森┃~┃雪│雪│雪│雪│雪┃~│4
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┃─┼─┏━━━┛─┤-
│~┃林│林│山│山│  │  │山│山│山│  │  │林│林│湖│森│森┃~┃雪│雪│~│~│~│~│5
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│~┃砦│林│山│山│  │山│山┃砦│  │  │  │  │砦┃林│林┃~│~│~│~│~│~│~│~│6
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┏━━┓─┤-
│~┃林│林│荒│荒│荒│山│山┃  │  │砦│砦│  │  ┃林│森┃~│~│~│~│~┃林│洞┃~│7
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│~┃  │林│街│港│港│  │砦┃  │砦│魔│魔│砦│  ┃山│山┃~┃森┃~│~│~┃森│林┃~│8
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│~│~┃  │  ┃~│~│~┃関┃  │砦│魔│魔│砦│  ┃森│山┃~│~│~│~│~│~│~│~│9
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|~│~│~│~│~│~│~┃関┃  │  │砦│砦│  │  ┃林│山┃~┃森┃~┃森┃~│~│~│~│10
├─┏━━━─┼─━┻━┫─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┗─┛─┗─┛─┼─┼─┼─┤-
│~┃砂│塔│砂│港│町│山│砦┃砦│  │  │  │  │砦┃林│林┃~│~│~│~│~│~│~│~│11
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━──━━┛─┏━┛─┏━━┓─┼─┏━━┓─┤-
│~┃砂│山│砂│  │山│山│  │林│林│  │  │林│林│林┃~│~┃森│林┃~│~│港│林┃~│12
├─┃─┼──┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┌──┛─┼─┃─┼─┃─┌─┘─┼─┃─┤-
│~┃砂│  │  │  │  │  │  │  │  │  │砦│港│~│~│~│~┃森│町┃~│港│街│林┃~│13
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│~┃砂│街│砂│砂│砂│砂│砂│村│林│  │  │港│~│~│港┃~┃林│  │  │  │林│林┃~│14
├─┗━┓─┼─┏━━━━┓─┼─┼──┏━┛─┏━┛─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤-
│~│~│港│砂┃~│~│~│~┃森│森│林│林┃~│~┃林│森┃~┃  │  │  │  │林│森┃~│15
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87:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 17:16:28 3D5HG/mT
地図が複雑すぎなんだよな、これ

書いたやつ以外、覚えられねぇだろこの糞マップ

将棋の盤みたいにしろや

88:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 17:17:52 X9t0XcVB
ヒルデ「ちわーす」

ヨハンナ「よしなに……」

キアラ「もうダメポ」

セリミア「……(寝ている)」

フラン「ヒルデさんの肖像画を描きました!」

URLリンク(218.219.242.231)

ヒルデ「男前な上に老けすぎですね
     ……フランは懲罰房送りだ!!」


┌────────────┐
├─┬───────────┘
|在|ヴィジランテ旅団
├─┴───────────
│ 現在の行動:他スレから移動中
├──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│軽 09 │槍 00 │弓 00 │騎 00 │魔 00 │合計 09 |
├──┴──┴──┴──┴──┴──┘
│ 資金6000gil      輜重50gl     戦闘士気:  0%
├────────────┐
└────────────┘ 

89:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 18:38:59 hIxIeRkf
この流れはある意味スレの趣旨どおりなのか?
隔離スレになるなら該当スレを探した方が良いかも
お探しの方はこちらを覘いてみてはどうでしょう

↓一次創作総合
スレリンク(mitemite板)

90:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 19:56:54 VorvbG7K
ストーリーの進行上で恋愛があったり戦闘があったりホラーがあったりする度に
ぽんぽんスレ変えてたらキリがないんですが

91:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 19:58:21 c/nVZT8f
そいつ、他のスレも荒してた奴だから放置するがよし

92:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 20:11:31 hIxIeRkf
ないならここでやってみればいいんじゃないかな
コロコロ移動されると読む方も不便だし
ジャンルが決まっていて該当スレがあるなら移動した方がいいと思う
探してみたけどミステリーとか現代もののスレってないんだな

93:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 20:15:05 c/nVZT8f
元はこっちな
リンク張られて、こっち着たみたいだな
スレリンク(mitemite板)

94:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 20:17:35 kTvBigL1
こんなの読んでるのか?

自分でスレ立ててやればいいんだよ
読んでくれるやつは読むだろ

ここはは隔離病棟スレなんだよ

95:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 20:18:08 uhrYbt+X
荒らしてたスレって具体的にどこよ?

96:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 20:21:13 kTvBigL1
>>88
ここに移動しろよ
昨日たまたま見つけて上げといた放置スレだ
もう好きに使っても誰も文句言わないと思うぜ

糞スレ創作
スレリンク(mitemite板)l50

97:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/18 20:28:51 DkebLmrh
>>96
どうも、どうも

98:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/19 03:26:23 1qTN+oa8
国によって徹底的に管理された大都市に住む富める人々と、国によって荒野のスラムに追いやられた貧しき人々に二極化した未来世界

そして、砂漠地帯に住む放浪集団流れ人。
彼らが理想郷を探す物語。
流れ人の伝説によると、理想郷を見つけた者には、自分の世界の理想像がこの世界で実現するらしい 

流れ人は誰にも味方しない。理想郷の理に従って生きるのみ

流れ人になるには、流れ人が持つ理念石と呼ばれる物に触れて、イデア(超能力・気・心力とも呼ばれる)を習得する必要がある。イデアとは自分が普段考えている理想的概念や物事を具現化する超能力の一種(ハンタの念能力みたいな)


富める社会は、集団を求め異質を排除した管理社会

貧しい社会の中には国に対抗する革命派の組織がある 
流れ人は、普通どちらにも味方しないが、一人の流れ人が理想郷の真実を知った時、世界が動く。

主人公…かつてある事件により、友をあやめた過去を持つ青年。亡き友と約束した理想郷を探すため、流れ人になる。理想郷を目指すうちに真実を知る事になる。


99:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/19 18:55:01 fSyw0+2F
さっきまで肛門にウスターソースの空きボトルを出し入れして遊んでいたら
奥まで入って出てこなくなっちまった。
思いっきりウンコしたら出てくるかな?
でも、結構痛そうだな。
なんか思いっきり締め付けた時に中でボトルが割れたみたいで、
尖がったところが肛門の中をぷすぷす刺すし。
どうしよう?
なんか良い知恵無い?



100:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/20 00:16:40 pG3u7Ood
仄暗い闇の中で、千明さまはゆっくりと微笑んだ。

両手両脚を手錠で拘束されて床に転がされた私は、その千明さまの無辜な笑顔に慄然とする。
月明かりが差し込む無機質な部屋…静寂の中に潜むはち切れそうな緊張感が、私の鼓動をさらに激しく高鳴らせる。

千明さまは天使のような微笑のまま、手にするものを頭上に掲げて見せた。

それは一本の巨大な張型だった。

亀頭の形状や肉茎に浮き出る血管に至るまでグロテスクまでにリアルに再現された巨大な張型。
薄暗い月明かりの中でそれは、鈍い光を放ちながら悠然と揺らめいている。

千明さまはまるでアルテミス。
美しい裸体が月明かりの中で妖しく輝く。

私は罪深きアクタイオン。
自ら犯した罪のため、自らの剣で今、私は貫かれる。

「うぎゃーっ!」
私は絶叫した。

肛門はメリメリと音を立て、括約筋が引き千切れる嫌な感触が伝わる。
激痛に貫かれた私は、歯を食いしばり泣きながら耐えた。

これは私に与えられし罰だ!
私の犯した涜神行為は今、非情な美の女神の手によって裁かれるのだ。

太ももに生温い物が流れる。そう、それは私自身の流した血だ。
引き裂かれた肛門から流れ出る血は、まさしく私の穢れだった。

私は泣いた。
泣き叫んだ。

その声は星々に届いただろうか?
私の祈りは?

千明さまは微笑みながら張型をグリグリとかき回し、さらに私の肛門の奥深くへとねじ込んだ。

101:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/20 20:36:49 pG3u7Ood
千明さまは便意を催すと、おもむろにパンティーを脱ぎ去った。

縛られたまま床に転がされた私に、千明さまは無造作に美しい尻を向けられる。
窓から差し込む月明かりの中で、その肌は神々しいほどに白く艶やかだ。

その美しい御姿で千明さまは、白い絨毯の上に大量の糞を垂れ流された。
そう、それは私の目の前に。

静謐とした、無機質な白い部屋。
他に誰もいない、たった二人だけの空間。

ここは神の住まう領域なのだ。

すると突然、千明さまは美しい瞳を私に向けられた。
おびえる私の両目を覗き込み、残虐な微笑みを見せた千明さまは、この私めに尊い御言葉を賜ってくださった。

「ほら御覧、大地が育みし生命はわが命の糧となり、そして今、再び大地に戻るのよ…」

毛足の長い白の絨毯の上で、汁気たっぷりの糞が湯気を上げ、香ばしい匂いを放つ。
淡い春の夜の月明かりの中で、黒々とした大便が鈍い光を放った。

そうだ、それは生命の神秘を内包した神々しいまでの輝きだ!
それだけではない、これこそが千明さまが賜った、新たな生命を生み出す輪廻への兆しなのだ!

私は泣いた。

泣きながら跪き、その糞を直にむさぼり喰った。
香ばしい臭気が鼻を突き、その刺激によってさらに涙が流れる。

既に激しく勃起した私は、千明さまが嘲笑って見下ろす中で、軽く呻き声を上げながら糞を食い続けた。
止め処なく流れる熱い涙を拭うことさえ忘れ、ただもう一心不乱に。

かつて千明さまの一部だった糞。
千明さまの肉体を構成し、千明さまの内臓で消化された排泄物。

これは千明さまなのだ。千明さまそのものなのだ!

私は心の中で叫んだ。嬉しかった。
かつて千明さまだった一部が、今私の中に入り、私の一部となるのだ。

その瞬間、私は遂に神との邂逅を果たした。

102:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/21 05:05:06 s6aG9/NY
さっきまで尿道にストローを出し入れして遊んでいたら
奥まで入って出てこなくなっちまった。
思いっきりションベンしたら出てくるかな?
でも、結構痛そうだな。
なんか思いっきり捻じ込んだ時に中でストローが割れたみたいで、
尖がったところが尿道の中をぷすぷす刺すし。
どうしよう?
なんか良い知恵無い?


103:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/21 06:16:52 T4FYo52V
尻の穴に何か棒状のものを入れたら押し出されてくるだろ

104:闇には花が咲き乱れ 1
08/10/21 19:50:59 SJlkxDPi
母「ひもきー ご飯よー
ひもき「!?
母「ひもきー ご飯よー 助けてー
ひもき「母が危ない!

二階から階段を駆け降りひもき
母「はわわ まるひちゃんとほのをちゃんとひょうほちゃんがお釜に喰われた
ひもき「そいつは大変だ!お釜と言ったら異次元妖怪じゃないか!
ひもき「こうしちゃいられねえ
ひもき「ふんなー ふんなー

105:闇には花が咲き乱れ 2
08/10/21 19:59:24 SJlkxDPi
ひもきの部屋の姿見に映る筈のない少女の姿。
机の前に腰掛けていたがこちらを振り返る。

ふんな「お兄ちゃんが呼んでる!

ダイニングキッチン
母は放心したまま白髪が増えた

ひもきは玄関でシューズの紐を結び直している。
ふんな「何かあったの お兄ちゃん?
ひもき「いや
ふんな「いってらっしゃい

106:闇には花が咲き乱れ 3
08/10/21 20:08:53 SJlkxDPi
コンビニ
店前でたむろしてる男子高校生二人の会話。
A「"やみ"ってマジむかつかね
T「宇都宮市を取り込んだよね
A「あー次は熊谷あたりかな

ひもきは菓子パンを選んでいる

ひもき(笑)
外は曇り空だ
傘を持ち歩くおばさんもいる
子供「あ!ナルシストだ!
ナルシスト「はん?

中部地方は今日も晴れ……

107:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/22 18:21:37 1FlzDSHy
超常現象を起こす人間たち。ワンダーと呼ばれる彼らは、普通の人々にまぎれて静かに暮らしている。
私は彼らを追い続け、ついに彼らと一対一で会談する機会を与えられた。

今回のワンダーは、この人……。

「……チッ」
「……えー、お名前を……」
「……ジンだ」

黒いロングコートに険しい顔。額に大きな一文字傷。見た目からして怖い。
彼の名は八井羽仁(やいば ひとし)。ジンとはニックネームのようなものらしい。
私が能力について質問すると、彼はコートの内ポケットからサインペンを取り出して見せた。

「見ていろ」

彼はペンを右手で持ち、周囲を見回した後、テーブルを左手で軽くトンと叩いた。

「こういう能力だ」

私は絶句した。ペンがポキリと折れたのだ。……いや、違う!折れたのではない!切れている!
彼がリズムを取るようにトントンとテーブルを叩くたび、ペンは短くなっていく。

「……フッ」

最後に残ったキャップの部分を、ポイッとインク塗れのテーブルの上に投げ捨て、彼はニヤリと笑った。
……何となく危ない能力ということは分かるのだが、それ以外は全然分からない。
私は彼に解説を要求した。

「テーブルだ。淵に浅い溝があるだろう」

確かにあるが……解説になっていない。困惑する私を見て、彼はようやく自身の能力の明かした。

「俺の能力は、人工的な物体の溝から不可視の刃を出す能力だ」

マジかっ!?私は素早くテーブルから身を離した。危ない危ない。
しかし、何故そんな限定的な能力なのだろう……。私は疑問に思った。
佐藤さんもそうだったが、彼らの持つ能力は、念動力や予知能力といった、いわゆる超能力とは違う。
……話の途中にも拘らず、一人考えていると、とんでもない言葉が耳に入ってきた。

「周りを見てみろ。分かるか?すべての物体が、お前を殺そうとしている」

ゾッと悪寒が走り、私は反射的に周囲を見回した。床のタイル、天井の模様、壁、窓枠……
彼がその気になれば、私は一瞬で微塵切りにされてしまうのか!?

「そう恐れずとも、無闇に人を殺したりはしない。俺たちの能力を口外したりすれば、話は別だが」

彼はコートの内ポケットから取り出した布巾でテーブルを拭きながら、私を脅した。
こちらを威嚇するような舌打ちに、終始変わらない険しい顔つき。怖すぎる。
私はそれ以上彼と話をする気にはなれなかった。

次は仕事仲間を紹介してくれるそうだ。何の仕事仲間なのやら……。

108:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/22 21:50:00 j70I7Bod
天才現る

109:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/23 20:42:18 JclKAb3E
ヤバいよな
こういうのって才能っていうんだろうな

110:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/23 21:42:25 u80AJTlE
ただでさえ板ごと過疎ってるのにそういうレスするのか。スレタイにふさわしいレスなのか?
じゃあおまえが投下しろっつうの

111:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:49:55 YIjtmuZQ
『前原圭一の最期~「ひぐらしのなく頃に」をヤフー動画で一話分(無料)だけ見て、後は適当にウィキで調べて~』

前原圭一が園崎家御用達の食堂の扉を開けると…そこはまるで魔窟だった。

「いらっしゃい圭一くん、なんにします?」
メイド服を着込み、店員になりすました竜宮レナが圭一に声を掛けてくる。

どういうことだろうか、レナの手には何故か巨大なナタが握られている。
ナタの鋭く砥がれた切っ先からは鮮血が滴り落ち、レナの服の所々を真っ赤に染めていた。

「レナ。一体おまえ、こんなところで何をやって…?」
「ぎゃあーっ!」
圭一が質問の言葉を言い終わらないうちに、店の奥から人間のものとは思えない絶叫がした。
同時にドガッドガッと重いものを叩きつける音が響く。
怒鳴りつける声、悲鳴、それらが交互に圭一の耳を貫いた。

「レナ…今のは一体何だっ?!向こうで何が行われているんだっ?!」
圭一は怯えながらレナに尋ねる。
だがレナは一度、圭一を睨みつけただけで質問を無視した。

そしてすぐに嘘くさい笑顔を作る。
「お騒がせして申し訳ございませんニダ…あっ、申し訳ございません。今、仕込みを行ってスミダ…行っておりますので」
そういいながらレナは圭一を奥のテーブルへと誘う。

圭一は躊躇した。床には何のものとも区別のつかない血や肉片、それに臓物が散らばっている。
それらの間を這うように丸々と太ったゴキブリが蠢き、大量の蝿がブンブン唸りを上げて飛び交う。

「足元にご注意くださいニダ…あっ、ご注意くださいね、ケイちゃん。散らかっててゴメンねスミダ」
レナは丁寧な口調で言った。しかしその言葉の裏には圭一を脅迫するような強い意志が感じられた。

(絶対にヤバイ、レナといい、最近の雛見沢村まともじゃないよ…どうしよう、逃げようか?)
圭一は思った。このままではマズイ、先ほど聞こえた悲鳴だって間違いなく人間のものだ。

ふと視線を感じ、圭一は恐る恐る入り口の方を振り返った。
するとそこには、いつの間にか魅音と詩音が立ちはだかり、圭一の方を見ながらニヤニヤと笑っていた。

「…圭一くん、どうしたの?」
と、突然背後からレナが圭一に声を掛けた。

ハッとして向き直る圭一。するとレナは手にした巨大なナタを掲げて圭一の目の前でギラつかせた。
研ぎ澄まされた刃に鮮やかな赤い血が伝い、圭一のすぐ目の前でゆっくりと刀身を流れる。

「ひいっ!」
圭一は思わず叫び、後ずさった。

112:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:50:41 YIjtmuZQ

「…どうぞ圭一くん、こちらの席へ」
おびえる圭一を嘲るような笑顔を浮かべ、レナは椅子の一つを引いて圭一に座るように促した。
圭一は真っ青な顔でレナの言うとおりにその席に座る。

(ただ事じゃない、明らかにレナの目は異世界にブッ飛んでいる。)
圭一の足は震える。逃げるタイミングを喪失した今、圭一はもはやレナの言われるがままだった。

再び顔を上げると、入り口前に立ちはだかる魅音と詩音と目が合った。
彼女らは一様に目をキラキラと輝かせ、圭一を睨みつけながら嘲笑していた。

(殺される!)
圭一はとっさに思った。まるで猛獣の群れの中に放り込まれた子羊のような、そんな気分だった。
テーブルの上にも細かな肉片が散らばり、気味が悪いほど腹が膨れたゴキブリがモサモサと這い回っている。

「バンッ!」
突然、何者かの手がそのゴキブリを叩き潰す。

とっさのことに驚き、圭一は思わず身体をビクつかせる。
そこにはいつの間にか傍に来ていたレナがしゃがみこみ、圭一の顔を覗きこんでいた…焦点の定まらぬ目で。

「…なんにする、圭一くん?」
レナはそう言い、狂人のように歪んだ表情を浮かべ、笑った。
開かれたレナの口から黄色く尖った乱杭歯が覗き、キムチ臭い息と共に吐き気を催す腐敗臭が漂う

「あ、あのレナ、一体これは何のマネ…」
「A定食ですね!」
レナは圭一の発言を強引に遮り、厨房に向かって圭一には理解不能のハングルで何かを怒鳴りつけた。
すると厨房から猛獣の遠吠えのような声が響き、それと同時に入り口に立ちはだかる魅音と詩音が、
「ウリナラマンセー!」と声を揃えて叫ぶ。

圭一はもはや生きた心地がしなかった。

…悪夢のような数分間、圭一はテーブルの上を這い回るゴキブリを眺めて過ごした。

時折圭一の頬に蝿が止まる。圭一それを払おうとせずに黙って椅子の上で佇んでいた。
そんな圭一の様子を見ながら、入り口を塞ぐ店員たちはゲタゲタと笑い声を上げてはしゃいでいた。

「…お待たせしました圭一くん。A定食だよ」
そういうとレナはトレーを圭一の目の前に叩きつけるように置いた。
その料理を見た瞬間、圭一は意識を失った。

トレーに並ぶ皿には、火で炙られた北条沙都子の生首と手足が、煮込まれた臓物と共に盛り付けられていた…。

113:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:51:37 YIjtmuZQ

…意識を取り戻した圭一は、何故か大きな台の上に全裸にされて寝かされていた。

「ここは、ここはどこだ?」
圭一はボーッとする頭を軽く振って思った。
天井には裸電球がゆっくりと揺れている。
その周りを丸々と太った銀バエが飛び交っている。

(…の、喉が渇いた。水)
圭一は起き上がろうとした。が、

(?!)
起き上がろうとしても起き上がれない。
なんと両手両脚がテーブルの四隅に鎖で括りつけられていた。

「ようやく起きたニダね…」
背後から声を掛けられた。圭一はギクッとしてそちらに顔を向ける。
そこにはレナと魅音と詩音がならび、圭一ことを見下ろしていた。みな一様にニヤニヤと笑っている。

「…こ、コレは一体、どういうことなんだ魅音、それに詩音もっ?」
圭一はオズオズと尋ねた。すると彼女らは突然ゲラゲラと笑い出した。

(な、なんなんだよ一体…)
圭一は何のことか理解できず、ただ黙って彼らのことを見るしかなかった。

「チョッパリ、いやケイちゃん。お前はこれからウリたちの晩飯だ…美味しく召し上がってやるから感謝するニダ!」
魅音の一人がそういうと、一同がドッと笑い出した。

レナはテーブルをバンバン平手で叩き、詩音は脚で床をドンドンと踏み鳴らしながらはしゃぐ。
床の上を這い回るゴキブリが数匹、詩音の足で踏み殺された。

圭一は唖然とした。耳にした言葉が信じられなかった。

114:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:52:23 YIjtmuZQ

「…ジャリッ、ジャリッ」
厨房の奥のほうから何者かが近づいてくる物音がした。

するとレナは騒ぎをやめて立ち上がり、
「ウリナラマンセー!」
と声を揃えて叫んだ。

その声に応えるように、厨房の奥からウーッ、と、なにかの唸り声が響いた。
圭一は足音の方を見る。まるで獰猛な獣のような気配が、確かに向こうから近づいてくる。

恐怖のあまり、圭一はもはや体の震えを抑えることなどできなくなっていた。
気づいたら失禁しており、寝かせられている調理台の上に糞便の生暖かい感触が流れるのを感じた。

「あらあらケイちゃん…こんなおいたしちゃってダメねえ!」
魅音が圭一を見下ろし、ゲラゲラと笑う。
「ケイちゃん、罰として麻酔なしで解体するんで、よろしくね!」
詩音は圭一の剥き出しのペニスを指先で弾きながら、魅音と共に大笑いする。

…すると厨房と部屋を隔てる暖簾が捲くれ、遂にその者が現れた。

身長2メートル以上ある…それはかつて古手梨花であったバケモノだった。
手には巨大な黒い刃が填められた巨大な鍬…あの古手神社に祀られていた御神体、が握られている。

「…アニョハセオー」
梨花ちゃんの全身盛り上がった筋肉で覆われ、なめしたような素肌には気味が悪いほどに血管が浮き出ている。
おそらくは入江研究所で打たれたドーピングの影響なのだろう、アゴにはビッシリと髭が生えている。

もはや可憐で清純な少女の面影などどこにもなく、血走った目は完全に狂気の域に達していた。

「り、梨花ちゃん…?」
圭一は梨花に向かって呟いた。

しかし梨花は口元からヨダレを垂れ流し、うれしそうに圭一の肉体を睨みつけている。
唯一梨花ちゃんらしさを残す真っ直ぐな黒髪だけが、吊るされた裸電球の輝きを反射し、つややかに輝いた。

「梨花ちゃん、ほら、このブタが今年の生贄だよ!」
「オヤシロ様に捧げるにはちょっと物足りないけどね。警視庁公安部に目をつけられてたんでゴメンね!」
魅音と詩音は少し申し訳なさそうに、薬物で巨大化した梨花に謝って見せた。
しかしその表情は、これから行われる儀式への喜びで満ち溢れている。

115:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:53:10 YIjtmuZQ

「ゴメンね圭一くん。私達が喰屍鬼だってこと、圭一くんに教えるの忘れてたね。」
レナはそういうと、圭一のペニスを握りしめた。

完全に萎縮した圭一ペニスを、レナはか細い指でオモチャのように玩ぶ。
冷たい指先の感触が圭一の亀頭を這い、恐怖の中で圭一は思わず感じてしまった。

「気持ち良い?ねえ圭一くん…」
レナは甘えたような声で、圭一に尋ねる。

「レ、レナ。そんな…そんなことは止めるんだっ!」
少し恥じらいを感じながら、圭一は理性でレナに訴えた。
すると突然レナは表情を一変させ、圭一の勃起しかけたペニス口にくわえこむと、そのまま牙で食いちぎった。

「ぎゃああっ!」
股間から大量に血を垂れ流し、調理台の上で大暴れする圭一。

「ダメだよレナ、いきなり食べ始めちゃ…ちゃんと美味しく料理してあげないと、生贄になるケイちゃんに失礼だよ」
魅音がレナを諌めると、レナは口に咥えたペニスの破片をペッと床に吐き出し、
「ゴメンみぃちゃん、私、もう我慢できなくて。えへっ!」
と、可愛らしい笑顔を作ってみせた。

股間に走る激痛で意識が飛びそうな圭一は、涙で滲む目でそのレナの表情を見つめる。
雛見沢村に来て間もなく知り合ったあのころのレナ…そのときの表情と何ら変わらないピュアな笑顔。

あのころの無垢な笑顔のまま、彼女は今圭一を殺して食おうとしているのだ。

(こんな残酷なことって無いよな…。)
圭一の目から滂沱の涙があふれ、頬を伝い落ちた。

「そうね、そろそろ私達もお腹が空いてきたよ、ね、おネエ」
詩音がそういうと、魅音はうなずく。
「じゃあ、梨花ちゃんお願い…一気に殺っちゃって」

「やめろ、やめてくれっ!俺、死にたくないよっ!」
圭一は叫んだ。喉が引き千切れるほどの大声で叫んだ。

ふと見ると周りには雛見沢村の村民たちが勢ぞろいしている。
皆一様に血走った目をしておりで圭一を睨みつけて興奮していた。

その中には、圭一の父と母もいる。
二人とも口元からヨダレを垂れ流し、凶暴な目付きで調理台の上の自分の息子を眺めていた。

「みんな可笑しいよっ、どうしちゃったんだよっ!なあ、正気に戻ってくれよ…父さん、母さん…それにレナもっ!」
圭一の叫ぶ。だがその叫びも、集った村人達の嘲笑の中で掻き消えてゆく。

「ウリイイッ!」
空を劈くような奇声を上げ、古手梨花は鍬を振り上げた。

「やめろーっ!」
大声で叫ぶ圭一。

その圭一のどてっ腹に向かって、梨花ちゃんは迷うことなく一気に鍬を食い込ませた…。

116:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:53:57 YIjtmuZQ

…30分後、圭一の肉体は完全に解体された。

内蔵は綺麗に抜き取られて壁のフックに吊るされた。
後でこれでソーセージを作るのだ。

両手両脚はそれぞれ胴体から切り離され、さらに肘と膝で切り分けられた。
特に肝はオヤシロ様と古手梨花の大好物であり、丁寧に処理され大なべで塩茹でにされた。

胴体から切り離された頭は、頭蓋骨に円状に穴を開けられ、露わになった脳髄にシオとコショウが振られた。
これは生のままマッコリの付け合せにされるのだ。

そして数時間後、雛見沢村の村人たちは圭一の肉体を綺麗に平らげた。
残った骨は大鍋で煮込まれ、スープの材料になった。(了)

※若干修正したバージョン。

117:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:54:57 YIjtmuZQ
あ、スレまちがえた。
ゴメン
ってか、読んでねえよな誰も。

118:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 07:19:23 Vy4d5bMk
>>110
逆に考えるんだ
この程度で天才なんだから敷居を低くしていると考えるんだ

119:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/25 03:22:25 TWDHzOxL
3行しか読んでないけど
彼はJOJOの作者に匹敵する奇才だと思う
3行しか読んでないけど

120:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 20:40:55 TlUvrKHQ

後乗りで滑ったつまらないレスの好例

121:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 06:47:45 P+Ll6EZl
同時にそれは、作家よりも評論家気取りが何故かでかい顔をする好例でもある

122:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 03:28:31 4pgfsBTT
投下者がでかい顔したら煽りや糞コテの烙印を免れないけど
名無し批評は安全だからねえ

123:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 01:05:27 HR4YPy5/
18 :七つの海の名無しさん:2008/10/30(木) 01:03:18 ID:HtSy7QTb
小学校のころ、宿題やってこないと先生が定規でお尻を叩くという罰があった。
別に痛くなく、パンッて感じのちょっと派手な音を立てるだけ。
あくまでも厳しく躾けるというよりも、楽しい御仕置きって感じ。
もちろんちゃんとやってきた人間にはそれなりに褒めたり、そういうこともあった。

お調子者連中はワザと宿題忘れたり、宿題やってきてても「やってません」って言って先生に叩かれて受けを狙ってた。
それが授業の始めのクラスでの楽しみの一つだったくらい。
誰も批判しなかったし、女子の場合には軽くゲンコツをコチンとするだけ(もちろん痛いわけない)で、クラスみんながこのイベントを楽しんでいた。
和気藹々と、クラスの雰囲気もとてもよかった。みんな先生が大好きだったし。

ところがある日、生徒のうちの一人がそのことを自分のお母さんに言ったらしい。
もちろんそいつは別に告げ口するつもりでもなく、単にクラスでこんな楽しいことがあったんだよっていう感じで言ったと思う。
なぜならそいつも定規でのお尻叩きを楽しんでたり、時折ワザと前に出て叩かれていたりしてたから。

しかしその母親はそうは取らなかった。

   体罰

その母親はそう理解した。

大の大人が小学校低学年の生徒達を定規で殴り、女子生徒をゲンコツで殴りつける暴力教師。
暴力で幼い子供を虐げ、恐怖で支配する、鬼のような教師。
その母親はそういい、このことを訴えて問題視した。

全校生徒の前で泣きながら謝罪した担任教師の姿を忘れない。
なぜあの先生が謝罪しなきゃならなかったのか?
誰もが大好きだったあの先生が、どうして泣かなければならなかったのか?

夏休みが終わって二学期が始まり、その先生はいなくなった。
理不尽、という言葉は知らなかったが、おそらくそういった気持ちが僕らの中に芽生えた。


124:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/10/30 17:55:45 Hcdyf8dU
一週間も猶予があって誤変換。淵と縁を間違えていた。
それはそうとコピペに2分とは早い。偶然見つけたのか誤爆したのか。


超常現象を起こす人間たち。ワンダーと呼ばれる彼らは、普通の人々にまぎれて静かに暮らしている。
私は彼らを追い続け、ついに彼らと一対一で会談する機会を与えられた。

今回のワンダーは、この人……。

「初めまして。私、瀬戸貴幸(せと たかゆき)と申します」

物腰柔らかな壮年の男性だが……。

「どうかいたしましたか?」

背が低い。おそらく150cmくらいだろう。スマートな体つきなので、余計に小さく見える。
先程から座ろうとしないのは、自分の身長を気にしているからだろうか?
しかし、相手を立たせたまま話はできない。私は彼に椅子に座るよう促した。

「では、お言葉に甘えて」

彼はゆっくりと席に着い……消えた!?

「落ち着いてください。私はここです。私より高い位置にいる方からは、姿が見えなくなるのです」

目の前には誰もいないのに、声だけが聞こえる。……私は姿無き彼と話を続けた。

彼は子供の頃から同年代の友人たちに比べて背が低く、目立たない存在だったらしい。
虐められてはいなかったが、無視されることが多く、それが余りに酷いので、人間不信に陥ったりもしたという。
人にぶつかったり、車に轢かれかけたりするのは日常茶飯事。毎日が地獄のようだったそうだ。

「しかし、自分の能力に気づいた時は、生まれ変わったような気分でした」

……信じられるだろうか?彼は他人に気づかれないことを特技と公言して、人と接した。
姿が見えないのをいいことに、悪事に走ったりはしなかったのだ。

「そういう考えがなかったわけではありませんが、他人と普通に話せることの方が嬉しかったのです」

私は己の浅はかな考えを恥じた。苦悩の日々を送ってきた彼らにとっては、
普通の人と変わらない生活を送れることの方が何より大事なのだろう。

「まあ、今でも不便なことに変わりはないのですが……これはこれで役立つ時もありますし」
「うわっ!?」

私は素っ頓狂な声を上げてしまった。彼はいつの間にか私の後ろに立っていた。
……役立つ時、か……ああ、彼は八井羽さんの仕事仲間だったな……。

125:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/10/31 04:22:08 91iqAWwf
もう随分昔のお話。

同級生のT君が、僕らの目の前でホンダDJ-1のエンジンをバラしてピストンを取り出した。

「こうすると速くなるんだぜ。兄貴から聞いたんだ」
そう言ってT君は、ピストンの排気口側の部分をアスファルトにこすりつけてガリガリと削りだした。
みるみる削れ、形を変えてゆくピストンヘッド。

しばらく削ったあと、T君はそのピストンを再びエンジンに組み込んだ。
「じゃあ、ちょっと試してみるか。」
T君はシートに跨るとキーを回してエンジンを始動させた。

そしてスタート。

普段より心持ち大きめのエンジン音を響かせながら発進するDJ-1。
確かに見た目、早くなっているように見える。

「すごいね、T君!」
僕らは感心してそう声を掛ける。

するとT君、調子にのってフルスロットルでかっ飛ばし始めた。

ぐんぐん加速するDJ-1。
だが、そのままカーブを曲がりきれずガードレールへ衝突。

T君自身はガードレールを越えてその先のドブ川へダイブ。
DJ-1はオシャカになり、T君も数箇所骨折して入院。

高1の夏の、ある晴れた日の出来事。

126:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/10/31 04:27:02 91iqAWwf
>>123
これを元ネタにしてちゃんとした小説に完成させるべき

127:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/11/02 02:44:15 j4hjF3Vi
んだな

128:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/11/03 05:24:52 15cjUJMM
子供の目で大人の不条理を見ちゃうのはね
よくあるのよ

129:闇には花が咲き乱れ4
08/11/05 22:39:00 wmzUlrXd
ひもき「死のう……
ふんな「どうしたのお兄ちゃん
ひもき「生きていく自信をなくしたんだ
ふんな「そう……それは大変ね

130:闇には花が咲き乱れ5
08/11/05 23:45:16 wmzUlrXd
ほのを「くそっ! お釜か
まるひ「炊き立てのご飯は熱いわ
ひょうほ「うわっ! 熱っ母「オカズがないのよ。
ふりかけでいい?
お釜(ほっかほか)
三姉妹「きゃあああああ!!!

131:闇には花が咲き乱れ6
08/11/06 00:51:38 NNP8c6l+
ひもき「くそっ いつも無視される!
俺はいつも精一杯頑張っている。
頑張るだけなら猿でもできる?
ふざけるな!俺の努力は本能的なものではない!文化的なものだ!
俺が絵を描くとするだろう?すると真似して絵を描くやつが現れる。そして評価されるのはいつも後からやって来た奴なんだ!
でも俺が絵を描かなかったらそいつは絵を描いていたか?
きっかけを与えてやった俺は誰からも評価されない、感謝されない!

132:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/11/06 18:41:15 5OoKs3UD
閑話休題

133:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:38:43 TheFhTkI
『今までありがとう』

「今までありがとう…」
県大会の準々決勝で敗北した後、ロッカールームで監督は僕らにそう言った。

いつもは厳しい監督のその言葉に、僕たちは驚いた。普段は一切感情を表に出さない人だったからだ。
試合に負けて号泣する僕らを見守りながら、監督は遂にラグビー以外の言葉を僕らにかけてきたのだ。

僕らは泣くのを止めた。ハッとして監督の方を向いた。
窓から差し込む夕陽で朱に染まったロッカールームが静寂に包まれる。
そんな中で女子マネージャーのすすり泣く声だけがかすかに響く。

監督はもう一度僕たちを眺め回した。
一人ひとりの目をしっかり見据えて、僕たちの心の中を掬い取るようにジッと見つめてくる。

普段だったら絶対に目を合わせられないほど怖いのだが、今日は違った。
真っ直ぐ見つめる監督の視線に、真正面から堂々と答えた。縋るのではなく、頼るのでもない。

全てを出し切り、堂々と戦った僕らにはやましいところなど何も無い。
監督に対し、今は一人前の男として対峙できる、それが今の僕らだった。
最後の学年の、たった数試合…それだけの経験でも、我々は少年から大人になったのだ。

今日で最後…今日がみんなと一緒に戦う最後の日だ。

かつて初戦敗退の常連であったしがない県立高校のラグビー部員である僕らは、遂に準々決勝にまでたどり着いた。
そして今日、そこで県きっての強豪校と真正面からぶつかり、華々しく散華したのだ。

堂々とぶつかり、挫けることなく、逃げることもなく戦った末に…。

悔しかった、これで終わりだと思うと悲しかった。
だがチームメイトの誰もが逃げずに戦ったことが、何時しか僕らの中で誇りとなっていた。

だが今は、時にはその厳格な指導に怒り、憎みさえしたその監督の目を、堂々と見返すことができた。
尊敬と、感謝の念を持って、逃げることも無く正々堂々と。

監督は僕らの姿を見て、納得したように少し微笑んだ。
最後にもう一度、監督は僕ら全員に向かって言った。

「キミ達は今日まで良く戦った。今までありがとう…」
それが監督の姿を見た最後の日だった。

134:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:39:42 TheFhTkI

…取引先から帰社して直ぐに、事務の女子社員から電話があったことを知らされた。
電話を掛けてきたのは高校時代の同級生、牧村だった。

僕は自分のデスクに着くと、直ぐに受話器を手に取り牧村に連絡をとった。
数回のコールで牧村は出た。何か忙しい物音が響く中、牧村は挨拶もそこそこに言った。

「…監督が亡くなったぞ」
監督の名前を聞くのは久しぶりだった。

あまりに唐突にその名前を耳にしたため一瞬混乱した。
一度、「誰が?」と牧村に聞き返してしまったほどだ。

それほど高校時代は遠くなっていたのだ。

精密機器メーカーの営業職に就職し、日々多くの仕事に忙殺される毎日。
もはや高校時代の思い出は、遠き夢の話のように非現実的な出来事になっていた。

牧村の話を聞きながら、僕は電話口で呆然としてしまった。
目の前の納品スケジュール表を意味も無く見つめながら、僕の想いは一気に高校時代に引き戻された。

…ラグビー部の仲間達とグラウンドで泥まみれになって楕円のボールを追いかけて走り続けたあの日々。

監督はグラウンドの隅で、厳しい目で僕たちの汗を流す姿を見守っていた。
怠慢なプレイに対しては容赦なく檄が飛び、常に勇敢さとチャレンジ精神を奨励し続けた。

決して広くない県立高校のグラウンドで、夕陽を浴びて駆け抜ける僕ら。
酷暑の夏も、北風吹き荒ぶ真冬でも、いつもグラウンドの隅から僕らを見つめ続けた監督。

汗と泥の匂いが、僕の中で甦っていた…。

「…おい、聴いているのか?」
電話口で牧村が言った。僕ははっとして我に返った。

「…あ、ああスマン。あまりに突然のことでショックを受けてしまって」
僕はハッとし、あわてて牧村にそう言い訳した。
そして通夜が今晩行われること、葬儀は明後日に監督の自宅で催されることを聞き、電話を切った。

―監督の死。

終業時間が迫りあわただしくなった会社のオフィスで僕は、窓の外の沈む夕日をジッと見続けていた。

135:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:41:46 TheFhTkI

監督は僕たちが3年生部員として試合に出場したのを最後に我々の通った高校の監督の座を辞した。
ラグビー指導者としてキャリアを閉じるため、監督自身の故郷である隣の岡山県の田舎にある高校に移籍したのだ。

僕らが部活を引退することとなったあの日の試合が監督と会う最後の日だったのだ。
監督はあの試合後、事務整理などを済ますと直ぐに引き払ってしまった。

少し冷たい、初めはそう思った。

監督の家庭の事情が逼迫していたということは、後に顧問の教師に告げられた。
老いた母親の介護の必要もあり、大会終了後には監督を辞して引っ越す予定であったと。

監督はその後、赴任した岡山県の高校を県内のそれなりの強豪に育てあげ、それを最後に監督業を引退したという。

僕は大学に進学した後、そうした監督の噂は耳にしていた。
だが何時しか社会に出て仕事に追われるようになるにつれ、かつての泥まみれの青春時代を振り返らなくなっていた。

あれから10年。

もう、それだけの時間が経過してしまったことに僕は驚いていた。

136:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:45:17 TheFhTkI

「…よう内藤、お前少し頭が薄くなったんじゃないか?」
僕は牧村、それと川村と千葉の4人で岡山県の監督の実家に辿り着いた。
門前でキャプテンだった内藤が僕たち東京組を出迎えてくれた。

内藤は地元の老舗旅館の御曹司であり、今はそこで役員をしている。
ちなみに妻は高校当時マネージャーをやっていた靖子だ。

「うるせえなっ!いずれお前らも抜けてくるぞ!」
内藤は薄くなった頭頂部を手で覆い隠しながら少し笑った。

このようにかつてのラグビー部員同士が会うのは久しぶりであった。
故郷ではないこの地で、このような機会に再開するのは不思議な感じだが、とにかく懐かしさでいっぱいだった。

「で、俺達の代は何人くらい来るんだ?」
僕は内藤に尋ねた。内藤は懐から手帳を取り出すと、

「えっと、真田と遠藤は少し遅れる。貝塚も、来てるのは三原と谷口と原。他はさすがに無理らしい…みんな仕事あるし」
と、軽く苦笑いしながら言う。

「オレたちだってしてるぜ?」
牧村はそう言い返した。途端、みんなでクスクス笑った。
それが不謹慎だと気付き、何とか笑いを抑える。

「結局、全員集まるのは無理だったか…」
高校時代、チーム一の俊足ウイングだった千葉が言う。
彼はその後に建築を志し、現在は中堅の建設会社に務めている。

「まあ、そう言うなよ。とりあえず記帳を済ませろ。それから監督に会って来いよ」
内藤にそう言われ、僕らは順に記帳を済ませ、家の中に入った。

家は地元の古くからの農家らしく、母屋の他に東屋や穀倉がある広いものだった。
中庭の隅には白黒のブチの雑種犬が鎖につながれたまま眠っていた。

僕らは母屋へ向かって歩いた。

玄関に入ると近隣の農家の人達やラグビー関係者らしき人たちが客間に集っていた。
意外にも大人数であった。監督は人望あったんだな、と改めて思った。
集った関係者たちは、おのおのなにやら雑談をしながら仕出し弁当をつまんだりビールをあおったりしている。

僕らは何気に一礼して部屋を通り抜け、監督が眠る居間へと向かった。

137:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:48:19 TheFhTkI

「父の教え子の方々ですね?」
呼び止められて僕らは立ち止まった。

声のする方へと振り返った。そこには監督に良く似た初老の男性が立ってお辞儀をしていた。

僕らは振り返り礼をし、おのおの簡単な自己紹介をした。
男性はやはり監督の息子さんで、今回の葬儀の喪主を務めているという。

「…広島の高校の方でしたか。そうですか。わざわざ遠いところを有り難うございます。」
監督の息子さんは僕らに丁寧にお辞儀をした。

「では、父に会ってやってください」
そう言って息子さんは僕らを居間へ入るように促してくれた。僕らは廊下を抜け、祭壇のある居間に入った。

遺影は相変わらずの強面であった。が、僕らの高校の監督であった頃に比べ少し老け、白髪も増えていた。
何故かカメラ目線ではなく僕らの左後方をジッと睨みつけるように写されている、かなり変わった遺影だった。

真正面から睨みつけられたら、結構怖いもんな、と僕はそのとき思った。

一方でお棺の中の監督の面は青白く、完全に精気を失って目を閉じていた。
引き締まった表情しか思い出に無かったせいか、その死に顔には少し胸が疼いた。

僕らは遺影の前に正座し、順に焼香をして手を合わせた。

138:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:49:36 TheFhTkI

葬儀の会場を辞した後、かつてのラグビー部仲間数人で岡山市に出た。
夕食を兼ねて駅近くの小料理店に入り酒を飲む。弔い酒だ。

…何時しか酒に酔いしれた僕らの心は、いつの間にか高校時代のグラウンドに飛んでいた。

西日が照りつけるグラウンドで楕円のボールを追いかけていたあの日々。
甲高い叫び声を上げてチームメイトに向けてタックルを仕掛け、モールからボールを出してはまた走る。

時折監督が鋭くホイッスルを鳴らしてプレイを止める。
各選手たちに必要な指示を次々に伝え、息つく間も無く再び開始のホイッスルが響く。

僕らは無我夢中でボールを追いかけ走った。
膝は擦り剥け、筋肉は悲鳴を上げる。

決して楽な練習ではなかったが、なんの迷いも無く一心不乱に物事に立ち向かったのはあの日々が最後だった。

そして何時の間に僕らは鍛えられていた。
たとえ敵わない相手であっても勇敢に立ち向かえる強さを身につけていた。

そう、監督との最後の試合…あの時僕らは負けた。
しかしチームメイトの誰もが逃げず、倒れても倒れても立ち上がり、ボールに向かって駆け出した。

「今までありがとう」
監督はあの日の試合の後、ロッカールームで僕らに言った。
あの時もまばゆいばかりの夕日が窓から照りつけていた。

僕らは監督の前で散々泣いた。
泣きながら監督の目を見つめた。

そんな僕ら監督はもう一度僕らに「ありがとう」と言った。

何故、監督が僕らにそう言ったのか、あの時は分からなかったが、今なら分かる。
監督も僕らと戦っていたじゃないか、共に戦い抜いた戦友に感謝するのは当然じゃないか。

そして今度は僕らが言う。
「監督、今までありがとう」(了)

139:創る名無しに見る名無し
08/11/09 00:59:01 4BwNefMO
(´;ω;`)ブワッ

140:創る名無しに見る名無し
08/11/10 05:15:54 lKEbJbsz
素敵なお話しです

141:創る名無しに見る名無し
08/11/10 19:13:26 fQU9nWph
内藤が禿げるところが面白かった。

142:創る名無しに見る名無し
08/11/10 21:57:15 AFOxJucV
(ノд; )イイハナシダ

143:創る名無しに見る名無し
08/11/10 22:38:59 fQU9nWph
内藤が禿げるところがいい話だった。

144:創る名無しに見る名無し
08/11/10 22:55:09 fQU9nWph
内藤は何故禿げたのか0

145:創る名無しに見る名無し
08/11/10 23:15:22 fQU9nWph
髪の毛がナイト

146:創る名無しに見る名無し
08/11/10 23:17:30 fQU9nWph
愛して内藤

147:創る名無しに見る名無し
08/11/11 18:06:42 vc5zJ0ds
何だ、このストレートに良い話は?

148:創る名無しに見る名無し
08/11/12 19:09:39 o3JW3/Mp
そういやこういう話のためのスレって無いね

149:創る名無しに見る名無し
08/11/12 19:20:57 dNcFevNa
人の禿頭で涙を誘うなんて最低だと思います。

150:創る名無しに見る名無し
08/11/12 20:26:54 xbw9fUfp
これは泣ける
監督いい指導者だなぁ

151:創る名無しに見る名無し
08/11/12 21:32:23 8VGfedVI
URLリンク(www.youtube.com)

行き場がなかったもので^^

152:創る名無しに見る名無し
08/11/13 17:28:24 qxC3YUQu
関連動画のこれが面白かった
URLリンク(jp.youtube.com)

>>148
感動モノや泣ける系のスレを立てる?

153:創る名無しに見る名無し
08/11/15 05:43:14 QUhrvcYs
内藤が異世界召還
内藤「内藤です」
エルフ姫「あなたこそこの世界を救うというメサイア
予言に記されたナイトなのですね!」


冒険の旅が、始まった。

154:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:06:02 Tu0i9wrY
『作家志望のハゲ、内藤の物語』

「ダメだダメだダメだ!これじゃあ、ダメだ!」
ファンタジー作家志望の内藤は、薄くなった髪の毛をかきむしりながら絶叫した。

「これではノーベル文学賞に送ったところで、誰も俺の高尚かつ気高い思想を理解してもらえない!」
内藤の目は不気味なほどに見開かれ血走っていた。完全に狂人の目そのものだ。
言葉にならない唸り声をひとしきり上げた後、内藤は立ち上がった。
そして机上の原稿用紙をグシャグシャに鷲掴むとゴミ箱へぶん投げる。

「また最初から書き直しだ!」
有りもしない才能を有ると勘違いし、決して見つからない才能を探し求める内藤。
実は彼の存在こそ正真正銘のファンタジーなのではないか?

数分後、内藤はおもむろにパンツを下ろし、貧弱なちんぽを掴んだ。

「とりあえず溢れ出る才気を発散させないと、ボクの内部で核融合爆発を起こしちゃうからな…」
訳のわからないことを呟きながら、内藤は本棚の隠し引き出しから、彼の座右の書を取り出した。

その幼女ロリ専門写真誌を開くと、お気に入りの小学五年生の少女・絵梨ちゃんのページを開く。
まだ未成熟なその肉体の瑞々しさに、内藤は溜まらぬ欲情を覚える。

「むう、た、堪らないナリ!」
亀頭の被った包皮を丁寧にむきながら、内藤は自分のちんちんをしごき始めた。

頭の中で彼は、写真の中の絵梨ちゃんをひん剥いて裸にしていた…もちろん脳内の想像の世界だ。
まだ僅かな隆起しか見せない絵梨ちゃんの両乳房を荒々しく掴み、乳首を舌でペロペロと舐める…妄想の中で。

恥じらいと不安な表情を見せる絵梨ちゃんを見下ろしながら、内藤は嗜虐的な微笑みを浮かべる。

(そう、絵梨ちゃんは、俺が開発してやるんだ!)
ちんぽを握り締める手に力がこもる。

(この小娘を性奴隷にして、まだ見ぬ快楽の坩堝の中で甘美なリビドーの溺れるのだっ!)
内藤の右手はさらに激しく上下する。

カビ臭い四畳半の中で、内藤の生臭い吐息が満ちてゆく。

快楽に顔を歪めながら、内藤は笑った。
その口元から覗く乱杭歯は黄ばんで虫歯だらけだ。

くすんだ素肌、緩みきった肉体、不潔さ漂うその容貌…そんな一人の醜男が今、オナニーに浸っている。
それが作家志望のクズ人間、内藤の現在の姿だった。

155:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:06:34 Tu0i9wrY

数分後、ヘイドレクは、華々しく果てた。赤黒くひん曲がった貧弱なちんぽの先端から、生臭い精液が飛び散る。
精液はちゃぶ台の上に広げた幼女の写真誌に飛び散り、恥ずかしそうな笑顔を見せる少女の写真に降り注いだ。

「ああっ!」内藤は慌てた。
彼にとって女神であり天使である絵梨ちゃんの御真影に、汚らわしい精液が粘着してしまったのだ。

大急ぎでティッシュを引き出すと、内藤は絵梨ちゃんの写真にへばりつく精液を拭う。
ゴシゴシとこするが、粘ってへばりつく精液は、絵梨ちゃんの写真に染みこんでしまっており、中々落ちない。

一瞬、内藤の脳裏に「もしかして俺、絵梨ちゃんに生で顔射しちゃったのかも!」という戯言が浮かぶ。
そのイメージに酔いしれ、萎びかけた自分のペニスが少し反応したのがわかった。

「そんなことより、早くザーメンを拭わないと、絵梨ちゃんの写真がヨレヨレになっちゃうよ!」
と、少し唾液で濡らしたティッシュでこすってみるが、印刷が少し剥げただけであった。

仕方なく内藤は雑誌を持ち上げた。そのまま絵梨ちゃんの写真を、舌でぺロリと舐め上げた。
自分の口の中に、自分の精液の生臭い臭いが充満し、内藤は思わずむせ返る。

「もう、この際だから絵梨ちゃんを食べてしまおう」
そう思った内藤は雑誌のページを破りとると、自分の精液の降りかかったそのページを丸め、口の中に放り込んだ。
良く咀嚼する…すると自分の精液の味に混じって、憧れの小学五年生・絵梨ちゃんの甘い味がしたような気がした。

そのページを丸呑みしたころ、内藤は呆けたような笑顔でケタケタと笑いだした。

作家志望の屑人間・内藤の苦渋の日々は終わらない…。(了)

>>153
そんなに内藤がお気に入りなのか。
この作品をプレゼントしてやるよ。

156:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:36:25 Tu0i9wrY
『男前スタンドオフ・牧村の物語』

(…クソッ!小学生だと思って甘く見てたぜ!)
牧村は小学生4年生・香苗ちゃんを目の前に驚愕していた。

まさかこんな小娘・香苗ちゃんにこれ程のフェラテクがあるとは思ってもみなかったのだ。
すでに牧村は、彼女の抜群のフェラで3度も絶頂に至り、たっぷりの精液を放出してしまった。

見た目はガキ。しかもキュートな猫耳。確実にローティーン。
確かにありとあらゆる女性をターゲットにするハンサムな元スタンドオフ・牧村のストライクゾーンに充分入っている。
だが小学4年生香苗ちゃんは、そのあどけない見た目とは裏腹にとんでもないフェラテクの使い手でもあったのだ。

牧村の勃起ペニスは、その絶妙な舌技に敏感に反応してしまう。
香苗ちゃんのアグレッシブな口撃に、二枚目スタンドオフ・牧村のスタミナはどんどんフローしてゆく。

このままではまずい。だが…、

「ぐ、があっ!」
けたたましい叫び声とともに、牧村は遂に4回目の射精を許してしまった。
あまりの快感に身体を打ち震わせながら、肉茎から大量の精液を吐き出す。

香苗ちゃんは放出された精液を口の中で受け取り、それを美味しそうに飲み込んで微笑む。
口から溢れた精液を指先で丁寧にぬぐい、それもまた舌で舐めとってみせた。

(何て…何て小娘なんだ。この俺がこんな娘に翻弄されてしまうなんて!)
キャッキャとはしゃぐ香苗ちゃんの目の前で、チームの頭脳にして水も滴るいい男・牧村は力なく崩れ落ちた。

身体の何処をとっても未発達の女子小学生…そんな娘にどうしてこれほどまでのテクがっ!
後生恐るべし…そうつぶやきながらチームの司令塔にしてレディキラー・牧村は地面に突っ伏し、喘ぐ。

「どう、かっこいいおにいさん。もうこうさんする?」
香苗ちゃんは世紀のハンサムスタンドオフ、牧村を見下ろしながら、嬉しそうに微笑む。
百戦錬磨の男根を手玉にしたとは思えないほど、あどけない笑顔で。

―日本はいつからセックス天国になってしまったのだ!
高校で何人もの同級生の女を食ってきた牧村も、香苗ちゃんのスベタぶりには戦慄する。

「このままでは、この小娘に精気を全て吸い取られて死んでしまう…どうしたらいいんだ?」
牧村は悔しそうに呟く…だが、もう彼の精力は限界に達していた。

しかし、再び肉茎をくわえ込んだ香苗ちゃんのフェラテクに、ビンビン反応してゆく自分を抑えることはできない。

めくるめく快感の中で流河は、かつて広島県立G高校一のモテ男として美女たちと逢瀬を重ねた日々を思い出した。
文武両道の二枚目・牧村の甘い囁きに、多くの女生徒たちが心を震わせ、酔いしれたあの栄光の日々。

自分が叫べば、女たちは俺の腕の中で喘ぎ、俺が憂えば、女たちもまた悲しげに目を潤ませる。
自分は、あの時全ての美女たちを支配していた…。

―そうだ、俺こと牧村こそ、あの広島県立G高校に降り立った最強のレディキラーなのだ!

157:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:37:34 Tu0i9wrY

牧村は遂に立った。そう、あの某強豪高校と真正面からぶつかっていったあの試合の時のように。
射精寸前まで勃起しきったペニスを抜き払うと、牧村はそのまま幼い少女の上にのしかかる。

そして、驚愕する小娘を睨みつけ、元副キャプテンでもあった牧村は叫んだ。
「お前のような小娘に俺が屈すると思ったのか!」

叫びながら香苗ちゃんのワンピースを破り、泣きわめきながら抵抗する彼女のパンティーを千切り取る牧村。

「大人をなめるなよ小娘!本当の男の凄さを、お前に教えてやるわ!」
部屋中い響き渡る大声で叫んだ牧村は、香苗ちゃんの両脚を押し広げた。
ハンサムなお兄さんの突然の豹変に、香苗ちゃんは驚愕し甲高い悲鳴を上げる。

…まだ未成熟で、恥毛も生えていないヴァギナが露わになった。
蛍光灯の光の下でそれは、僅かに潤みながら息づいているようだ。

「フェラはプロ級だが、ここはまだ未開発のようだな小娘…この牧村が初めての男になってやろうか、ん?」
チームの頭脳にして世紀のハンサムボーイ・牧村はここで我を忘れてしまった…完全に不覚だ。

今までのレディキラー・牧村であれば、このような不注意は無かったはずだ。
久しぶりのロリ、そして散々放精し冷静さを失った牧村は、ハンサムが為す筈もない過ちを犯してしまった。

―そう、女性の合意なき性交など、牧村のような究極美男子が行ってはならない愚行ではないか!

「キャーッ!誰か助けてーっ!」
香苗ちゃんは恐怖のあまり泣き叫ぶ。
しかしその叫びも普段の冷静さを失った元スタンドオフ・牧村には届かない
それどころか彼の中に眠る蛮性を呼び起こしただけだった。

殆ど隆起していない香苗ちゃんの乳房を牧村の無骨な手が掴む。
さらに大暴れする香苗ちゃんの身体を押さえつけて、豆粒のような乳首を舌で玩ぶ。

素晴らしい味だった…牧村の中のロリータの本性が燃え上がる。
大きく押し広げられた香苗ちゃんの股間を指先でいじりながら、牧村は爆発しそうな自分を抑えるのに必死だった。

しかし、もう限界だった。

かつての名スタンドオフ・牧村は、指先で香苗ちゃんのヴァギナを押し広げる。
まるで穢れを知らない花弁が、牧村の前に晒された。

(そしていよいよ…俺はこの娘を!)

158:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:38:49 Tu0i9wrY

「待て!動くな貴様!」
挿入寸前の牧村の背後から、突然怒鳴り声が響いた。
同時に多くの足音が部屋に突入し、優れたゲームメーカーにして至高の美男子・牧村の周りを取り囲む。

警官達だ。

「な…なぁっ!」
牧村は勃起したペニスを晒しながら、ハンサムにあるまじきうめき声を上げる。

床で流河に組み伏せられ泣き叫ぶ香苗ちゃん。
香苗ちゃんの裸体の上にのしかかり、勃起したペニスを握り締める牧村。

誰がどう見たって、幼女に対する強制わいせつである。
その周囲を取り囲み、敵意のこもった目で牧村を睨みつける警官たち。唖然とする牧村。

すると警官達の中からトレンチコート姿の初老の刑事が歩み出て、牧村の目の前に立ちはだかった。
その目付きはいかめしく、凄まじい憎悪と嫌悪に満ちていた。

「きさま…きさまは獣か!こんな年端も行かぬ娘をっ!」
そういって大きく振りかぶった刑事は、その拳を牧村のハンサムな顔面に叩き込んだ。

凄まじい衝撃が牧村を襲う。 吹き飛ばされ壁に激突した元スタンドオフ・牧村は、その瞬間気絶した。
同時に射精した名司令塔・牧村は、床に倒れ伏したのち、もう一度大きく痙攣し、精液を迸らせた…。


…数日後、ラブホのベッドの上で、かつての俊足ウィング・千葉が香苗ちゃんのヴァギナを犯しながらほくそ笑んでいた。

「これで天才二枚目スタンドオフ・牧村の奴も終わりだな…なあ、香苗?」
千葉は巨大な男根で、香苗ちゃんの敏感なヴァギナを大きくえぐり返す。

そう、香苗ちゃんは、千葉によって選び抜かれたハニートラッパーだったのだ。
千葉の見抜いた牧村の唯一の弱点、ロリータコンプレックスを突くためにより抜かれたがこの香苗ちゃんだ。

「ああっ!もっと私を貫いてっ、ダーリンッ!」
嬌声を上げて千葉の逞しい肩に縋りつく香苗ちゃんは、その数瞬後、痙攣しながら絶頂に達した。

「ふふ…邪魔者は全て消えたぜ。これで全てが上手くゆく」
再び俊足韋駄天ウィング・千葉の愛撫を求めて抱きつく香苗ちゃんを抱きかかえ、彼は笑った。

「ほれ香苗、これがご褒美だぞ…どうだ?ん?」
ファーサイドウィンガーとして何度も敵陣を切り裂いた千葉の足腰。
その逞しい腰の突き上げを前に、香苗ちゃんは弾かれたように喘ぐ。

千葉の愛撫に肢体をわななかせながら快感に酔いしれる香苗。
その初々しい肉体を犯しながら、元広島県トライ王にも輝いたことのある千葉は高らかに笑った…。(了)

159:創る名無しに見る名無し
08/11/16 01:36:07 kfi2fLQK
同じ作者とは到底思えない暴走っぷりだな
ってか、こいつら主人公にしてなんか書けよ

160:創る名無しに見る名無し
08/11/16 02:02:05 mchPig/t
本当に行き場のない作品だな

なかなかこうしてみると、良いスレじゃないか

161: [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し
08/11/16 02:11:15 1r4VxTrJ
含18禁だけどなwww

162:創る名無しに見る名無し
08/11/16 02:29:20 kfi2fLQK
今スレ読み返したけど
>>133-138みたいな感動モノのを書いた作者が
>>154-158や>>111-116のようなのを書いている(多分)ってことが異常に思える
頭の中身は何か壊れてるんじゃないか

163:創る名無しに見る名無し
08/11/16 09:34:00 A4YgECTI
作品の幅が広いんだな
うらやましい

164:創る名無しに見る名無し
08/11/16 12:13:30 MWlshrn6
エロをここに投下する是非は置いておくとして、
エロって難しいから、それを書けるって事自体はすげえうらやましい。

おれが少し文章書くこと知ってる母親は「エロは書かないで」って言ってるけどね。
なんか誤解してると思う。

165:創る名無しに見る名無し
08/11/17 11:22:49 is3sNS8E
NANAの主な登場人物

一ノ瀬奈々・・・普通のルックス。高校時代に既婚男性と不倫。専門学校で好きになった男に連れ添って上京。

(バンド「ブラスト」)
ナナ・・・超美形。ヴォーカル。セヴンスター吸いまくり。幸薄い。奈々とセックス。
ノブ・・・イケメン。ギタリスト。ナナの元彼で奈々とセックス。
ヤス・・・ハゲ。ドラマー。奈々とセックス。
シン・・・イケメン。べーシスト。白人とのハーフ。奈々とセックス。

(バンド「トラネス」)
レイラ・・・超美形。ヴォーカル。ヤスの元カノ。奈々とセックス。
タクミ・・・イケメン。ベーシスト。奈々とセックス。一度分かれるも最終的に結婚。
レン・・・イケメン。ギタリスト。ナナの現彼。ナナをセブンスター中毒にしたのはこの男。奈々とセックス。
ナオキ・・・イケメン。ドラマー。金髪。フェラーリ乗り。奈々とセックス。

166:創る名無しに見る名無し
08/11/19 00:32:06 iNtp/inr
眠ければ寝てしまえばいいと思うんです、私
えぇ、それが人間のあるべき姿っていうんですか?
人間だって動物な訳ですし

そもそも人に寝てもいいか尋ねるってのは間違ってると思うんですね、私

眠いなら寝ると宣言して、寝てしまえばいい

寝てもいいですか? と聞いて、ダメですと返ってきたらどうします?
それであなたの眠気はおさまるんですか? という訳です

一応聞いておくのがマナーだとか言いますけど……

人が眠いと言っているときにダメというような人に対して、
マナーを守る必要なんて果たしてあるんでしょうか?

つまり、その、あなたの発言はそういう意味において、
思慮に欠けていると言わざるを得ない

えぇ、聡明なあなたにしては致命的なミスです

しかしこの文章を眠い時に読んで理解するのも難しいでしょう
明日の朝、もう一度この文章を読んでください

その時には私の言いたい事がご理解いただけると思います
聡明なあなたのことですから

167:創る名無しに見る名無し
08/11/19 00:54:24 gFuZ5ng2
それは遠まわしに、「お前の言ってることは眠いんだよ」と言われてるんだと愚考いたします

168:創る名無しに見る名無し
08/11/19 04:20:30 P8bXY5Wy
気づくとさりげなくエロが投下されているあたりに
このスレの存在意義を感じざるをえない

>>165
人類みな兄弟ってことですね

169:雛鳥と子供 ◆16Rf2BBdUE
08/11/20 00:43:28 Q1y9MdXw
わたしは雛鳥だ。
三羽の兄弟と一緒に、やわらかい巣の中で眠っている。
暖かい日差しがふいに陰ったのに気付き、わたしは目を覚ます。
人間の子供がひとり、わたしたちをきらきら輝く目で見つめている。
小さな手が伸びて、わたしの隣の兄の頭を無理矢理つまみあげた。
ぎゅう。
兄が、鳴いた。
瞬時に首の骨を伸び切らせた兄は、切ない断末魔を上げて、下まぶたを固く閉ざし、そしてそれきりになった。子供が手を放すと、兄の首は枯草のようにぶらりと揺れた。
「ああっ」
子供はすまなさそうな顔で、動かなくなった兄を見た。そしてもう一羽の兄を、今度はそっと掴み出した。
てのひらに包まれた兄は、短い羽で懸命にもがいた。子供の指の隙間を抜け、外に飛び出した。
外には何もなかった。兄は墜落した。地面の上で無防備にうずくまる兄の体を、よろめいた子供の足が踏み潰した。
「ああ……ごめんなさい、ことりさん」
子供は悲しそうにつぶやき、どこかに立ち去った。
わたしは一人残った弟を見た。弟はやわらかい巣の中に埋もれて、浅い眠りにひたっていた。
わたしも眠ろうか、そう思った矢先、また日が陰った。
あの子供がいた。その指には何か大きな塊がぶらさがっていた。
ねずみだ。どぶねずみを、捕まえている。
「お友達を連れてきたよ」
子供は得意げに言って、その肥え太ったねずみをわたしたちの巣にねじこんだ。
ねずみは真っ先に弟へ食い付いた。弟の細い首に、黄ばんだ牙が食い込むと、意外なほど赤い血がぱっと飛び散った。
巣の隅にうずくまったまま、わたしは空を見上げる。
あそこに行く日は、もう来ない。

170:創る名無しに見る名無し
08/11/20 04:14:38 dldg4eTH
無邪気な善意の恐ろしさ

171:創る名無しに見る名無し
08/11/21 01:40:44 pfyxlMd3
わたしは日本人だ。
一億二千万の兄弟と一緒に、やわらかい巣の中で眠っている。
暖かい日差しがふいに陰ったのに気付き、わたしは目を覚ます。
左翼の狂人がひとり、わたしたちをきらきら輝く目で見つめている。
法の名を借りた暴挙の手が伸びて、わたしの隣の兄の頭を無理矢理つまみあげた。
ぎゅう。
兄が、鳴いた。
瞬時に戦犯扱いされた兄は、切ない断末魔を上げて、高いロープに吊るされて、そしてそれきりになった。
竹島強奪と在日凶悪犯罪者の日本永住権容認に満足した彼らが手を放すと、兄の首は枯草のようにぶらりと揺れた。
「ああっ」
左翼のカルト狂人は、自分の行為は正義の行為で、日本人はアジアに永遠に謝罪しなければならず、そのためには
日本人に自虐的な歴史観を押し付けて再教育すべきだという思い込みに満ちた顔で、動かなくなった兄を見た。
そしてもう一人の兄を、今度はそっと掴み出した。
在日系の平和市民団体に囲まれた兄は、謝罪と賠償を訴える彼らにボコ殴りにされた。彼らの群れの隙間を抜け、
外に飛び出した。外には過激派左翼集団が待ち構えていた。
兄は捕らえられた。そこで地下室に軟禁され、弁証法に基づいた罪の告白を教養され、鉄パイプで殴り殺された。
地面の上で無防備にうずくまる兄の体を、正義の確信に満ちた左翼過激学生たちは大喜びで踏み潰した。
「まあ当然だな……社会主義革命に与しない日本人は穢れているからな」
左翼過激派は当然というようにそうつぶやき、どこかに立ち去った。
わたしは一人残った弟を見た。弟はやわらかい巣の中に埋もれて、浅い眠りにひたっていた。
わたしも眠ろうか、そう思った矢先、また日が陰った。
民主党と公明党がいた。その手には国籍法改悪、在日朝鮮人への参政権付与法案の文書が握られていた。
特亜人だ。特亜人を、けしかけている。
「お友達を連れてきたよ」
民主党と公明党、及び一部の新自由主義者は得意げに言って、飢えて残虐な特亜人をわたしたちの巣にねじこんだ。
特亜人は真っ先に弟へ食い付いた。弟の細い首に、黄ばんだ牙が食い込むと、意外なほど赤い血がぱっと飛び散った。
巣の隅にうずくまったまま、わたしは空を見上げる。
あそこに行く日は、もう来ない。
日本の未来は、もう無い。

172:創る名無しに見る名無し
08/11/22 06:56:31 mgXO1meD
秀吉の雑魚がせめて韓国くらい取っていれば、
まだ日本も先進国として未来はあったかもしれんが、
人口は少ない、面積は狭いうえに山だらけ、民族性は惰弱、意志は薄弱、
政治家に理念なく目先しか見えない国民、資源は一切なし

ま、悪いがお先真っ暗ですわな

韓国や中国を幾ら仮想敵に持ち上げて現実からそらしても、意味ないぞ基地外右翼
インドも、凄まじい勢いで成長しているからな
日本は、堕ちるだけ


173:創る名無しに見る名無し
08/11/22 17:39:41 Fz8oktc5
改変モノに進化したwww

174:創る名無しに見る名無し
08/11/23 04:12:41 TQFjFAUM
>>172
批判するのはいいんだが
それを作品にして投下すべきだね
なんか分かってないなって感じ

175:創る名無しに見る名無し
08/11/24 01:41:00 7lXIibZ1
変に知識を詰め込んだだけの衒学的な批評家きどりのやつなんだろ
そういうやつって上からの目線で他人にケチつけるけど
自分じゃ何もやらないからね
頭かたそうだしw

176:創る名無しに見る名無し
08/11/24 21:02:06 LuFwwkR2
>>172の事実を書き込んだだけで、
よくもまあ、そこまで妄想を膨らませられるな

さすが基地外の隔離スレってところかな?

177:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:53:40 aw/FJDOj
>>176
よくわからんけど、ここでは作品を書き込んだ人間が勝ち。
そういう意味で>>174はいいこと言った。
作品にして投下しない限り何を言っても君に説得力は無い。

178:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:54:26 aw/FJDOj
『ドラえもん のび太の中年悲哀曲2』

「バカじゃないの、あんた…」
六本木の交差点の人だかりの中で、しずかちゃんはそう言って迷惑そうにのび太から目を背けた。

「えっ…?」
かつてのガールフレンド、しずかちゃんに真正面から面罵され、のび太は衝撃を受けた。

40を超えたとはとても思えないスタイルは、かつてのび太と付き合っていたとは信じられないほどに洗練されている。
際どく切り詰められたスカートから伸びる脚線美は、そこいらの小娘など太刀打ちできない大人の色香を放っていた。

幸せの只中に生きる女…今のしずかちゃんは間違いなく勝利者だった。

その目の前で崩れ落ち、膝をつくのび太。
通行人たちはその光景を好奇の目で見つめる。

しずかちゃんの連れの長身の優男は、しずかちゃんの傍に身を寄せてのび太を警戒するように睨み付ける。
それを見たしずかちゃんは僅かに苦笑いを浮かべ、男を軽く手で制した。

もはやのび太のような男に、何かできるだけの度胸も根性もない、そう見切ったような笑いだ。

それを察したその美男子の男もまた、路上で震えるのび太を嘲笑うように見下ろした。
路肩に止めてあるベンツ600LSの運転手に向かって、少し待つように手で合図する。

「…な、何て言ったの、しずかちゃん?」
のび太はもう一度尋ねる。その声は恐怖に震えていた。

するとしずかちゃんはウェーブの掛かった長い前髪を手でかき上げながらのび太に向き直り、再び言った。

「バカって言ったのよ…それに超キモい」
のび太を見つめるしずかちゃんの目は、まるで道端に落ちている犬の糞を見るそれだ。

動揺を隠せないのび太は、しずかちゃんの目の前でオロオロとするばかりだった。
周囲の野次馬の指すような目線の中で、のび太は震えながらうな垂れる。

そんなのび太の哀れな姿に対してしずかちゃんは意地悪くニヤリと笑った。

「二度とあたしの前に姿見せないでくれる、のび太さん。もう私達はなんの関係もないの」
そう言い放つとしずかちゃんは、足元にペッと唾を吐きだし、待たせてあったベンツの後部座席に乗り込んだ。

179:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:55:06 aw/FJDOj

遠ざかるベンツの姿を、のび太は呆けたような目で追う。
力なく立ち竦むその姿は、この街には不自然なほどに目立つ。

交差点を足早にわたる通行人が、邪魔そうにのび太を睨みつける。
そんな視線に気づくことなく、のび太は涙ぐんだ目で、もはや視界から消え去ったしずかちゃんのベンツを追っていた。

都会の喧騒が、のび太の耳の中で残酷に響く。

そのままのび太は泣いた。泣き崩れた。地面に蹲り、オイオイと号泣した。
仕事を失い、尾羽打ち枯らした今ののび太の精神は、すでに限界に達している。

もはや誰も自分を愛してくれない。
彼を助けてくれるドラえもんも、もうどこにもいない。

「ドラえもん…助けてドラえもん」

のび太は小声で呟いた。
その声も、都会の喧騒の中に掻き消えてゆく。

のび太は尚も泣いた。
ふと目の前を見る。

アスファルトの表面に、しずかちゃんが吐き出した唾がこびり付いていた。
少し乾きかけたそれは、アスファルトを僅かに黒く滲ませている。

のび太は四つん這いになり、はゆっくりとそこまで這い寄った。

しずかちゃんの唾液。しずかちゃんの分身…それはのび太自身が失ってしまった愛の欠片だ。
遠く過ぎ去ってしまった輝かしい少年時代の、かすかに残された雫だ。

のび太の心臓の鼓動は高鳴る。
同時に、若き日の思い出が脳裏を過ぎる。

放課後、しずかちゃんと過ごした甘酸っぱいあの日々。
まばゆい陽射しの中で共に笑い、励ましあい、仄かな恋心を抱いたあのせつない少年の日。

(あの熱き情熱の疼きを、もう一度取り戻せるだろうか?)
のび太の股間は熱を帯びてゆく。

180:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:55:39 aw/FJDOj

のび太は地面に顔を近づけた。
口を空け、舌を伸ばす。その舌先はゆっくりとしずかちゃんの残したの唾液に向かって伸ばされてゆく…。

通行人の怪訝な視線を浴びる中で、のび太はそのままアスファルトにキスをした。
夢中でしずかちゃんの唾液を舐めた。そのまま音を立ててすすった。

しずかちゃんの愛を取り戻せた気がした。(了)

181:オフ会
08/11/25 05:26:11 4dyUvdWF
つい先日ピザに毒が入っていたきったないファミレスに、妙な一団が入って来た。
全員が全員、個性溢れる仮面を被っているのだ。
「それじゃあ全スレ共同仮面オフ会を始める。みんなドリンクバー注文したか」
キン肉マンのお面を横掛けにした男が音頭を取る。
顔面丸見えだが気にしない。
「じゃあ皆どのスレの住人かそれとなく匂わせて会話してみようか」
キン肉マンの音頭を受け、ksksだのケモ学だの鍋ァだのと意味不明な言葉を交えた暗号文のような会話が乱れ飛ぶ。
自称ロワ乱立嵐のハットリくん仮面がガムシロップ20個入りコーラを飲んだ時、キン肉マンが誰なのかが話題にあがった。
「名乗らなくても分かるっしょーが」
とキン肉マンは自らのテーブルを指差した。
シシカバブ、焼き鳥、豚串、ちびたのおでん。
串だらけのテーブルを見て誰も彼もががってんボタンを連打した。へ~ボタンがひとつまじっていた。
妖怪とメリーさんの百合とにかく百合話がおおいに盛り上がり、GGG監修の投下支援祭りゲームの開発が決まった時、誰かのケータイが鳴った。

や・ま・あらしの登場だっ♪

着うたらしき軽快な日本語ラップが鳴り響いた。
このSFはわしが考えたスレと貴方に合う創作物を探すスレを覗いた事のある板民が凍り付いた。
キン肉マンがおもむろに携帯を弄る。
マナーモード、設定。
キン肉マンは厳かかつ傲岸不遜に言い放った。
「……山嵐のベストは最高だぞ。聞いて置いて損は無い」
ちなみにこの日、串の人は参加して居なかった。

182:創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:30:08 A1veqpwQ
ちょwwww

183:創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:31:40 A1veqpwQ
しかし、俺の場合多すぎてどこのスレの住人か匂わせるって難しいぞ


184:創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:34:24 u/VoUeLZ
これはwwwww
分かる人にしか分かんねーだろwww

185: [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:37:13 Lf5iH9aF
参加しなくて良かったwww

186:創る名無しに見る名無し
08/11/25 10:04:32 5+/Yj5Xr
なんぞこれwwwww

187:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/11/25 11:59:56 zQjArhC7
>>181 見たぜ。偶然なあ。
このスレ来るの一ヵ月に二度目ぐらいだけど、
たまたま今日、見たぜ。
この恨みは果たしてやる。

188:創る名無しに見る名無し
08/11/25 12:20:04 5+/Yj5Xr
おいしいなあwww

189: [―{}@{}@{}-]   
08/11/25 20:24:30 Lf5iH9aF
>>187
作品で晴らせよ?思わせぶりに串なんか並べやがって……
俺は執念深いからな?

190:創る名無しに見る名無し
08/11/25 20:42:56 5+/Yj5Xr
wwwww

191:創る名無しに見る名無し
08/11/26 11:54:33 oyNOZRc+
ちょwww

192:創る名無しに見る名無し
08/11/26 17:13:33 y+qW6dX6
>>185 >>189
お前は自分じゃ何も書けないくせに
方々のスレにいるんだな
まじで暇なのか?

193:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/11/27 02:52:05 IwjHgZY6
>>192 串はバナーの絵とか作ってるよ。

194:創る名無しに見る名無し
08/11/27 03:01:09 WTFVgTdZ
つうかギャルゲのライターとかSSはかなりの数書いてる書き手
最近絵もかき始めたらしい

195:創る名無しに見る名無し
08/11/27 20:46:08 iiFy3zKY
「今は亡き千明さまに捧げる詩」

仄暗い闇の中で、千明さまはゆっくりと微笑んだ。

両手両脚を手錠で拘束されて床に転がされた私は、その千明さまの無辜な笑顔に慄然とする。
月明かりが差し込む無機質な部屋。

静寂の中に潜むはち切れそうな緊張感が、私の鼓動をさらに激しく高鳴らせる。
千明さまは天使のような微笑のまま、手にするものを頭上に掲げて見せた。

それは一本の巨大な張型だった。

亀頭の形状や肉茎に浮き出る血管に至るまでグロテスクまでにリアルに再現された巨大な張型。
薄暗い月明かりの中でそれは、鈍い光を放ちながら悠然と揺らめいている。

千明さまはまるでアルテミス。
美しい裸体が月明かりの中で妖しく輝く。

私は罪深きアクタイオン。
自ら犯した罪のため、自らの剣で今、私は貫かれる。

「うぎゃーっ!」
私は絶叫した。

肛門はメリメリと音を立て、括約筋が引き千切れる嫌な感触が伝わる。
激痛に貫かれた私は、歯を食いしばり泣きながら耐えた。

これは私に与えられし罰だ!
私の犯した涜神行為は今、非情な美の女神の手によって裁かれるのだ。

太ももに生温い物が流れる。そう、それは私自身の流した血だ。
引き裂かれた肛門から流れ出る血は、まさしく私の穢れだった。

私は泣いた。
泣き叫んだ。

その声は星々に届いただろうか?
私の祈りは?

千明さまは微笑みながら張型をグリグリとかき回し、さらに私の肛門の奥深くへとねじ込んだ。

196:創る名無しに見る名無し
08/11/27 20:46:54 iiFy3zKY
千明さまは便意を催すと、おもむろにパンティーを脱ぎ去った。

縛られたまま床に転がされた私に、千明さまは無造作に美しい尻を向けられる。
窓から差し込む月明かりの中で、その肌は神々しいほどに白く艶やかだ。

その美しい御姿のまま千明さまは、白い絨毯の上に大量の糞を垂れ流された。
そう、それは私の目の前に。

静謐とした、無機質な白い部屋。
他に誰もいない、たった二人だけの空間。

ここは神の住まう領域なのだ。

すると突然、千明さまは美しい瞳を私に向けられた。
おびえる私の両目を覗き込み、残虐な微笑みを見せた千明さまは、この私めに尊い御言葉を賜ってくださった。

「ほら御覧、大地が育みし生命はわが命の糧となり、そして今、再び大地に戻るのよ」

毛足の長い白の絨毯の上で、汁気たっぷりの糞が湯気を上げ、香ばしい匂いを放つ。
淡い春の夜の月明かりの中で、黒々とした大便が鈍い光を放った。

そうだ、それは生命の神秘を内包した神々しいまでの輝きだ!
それだけではない、これこそが千明さまが賜った、新たな生命を生み出す輪廻への兆しなのだ!

私は泣いた。

泣きながら跪き、その糞を直にむさぼり喰った。
香ばしい臭気が鼻を突き、その刺激によってさらに涙が流れる。

既に激しく勃起した私は、千明さまが嘲笑って見下ろす中で、軽く呻き声を上げながら糞を食い続けた。
止め処なく流れる熱い涙を拭うことさえ忘れ、ただもう一心不乱に。

かつて千明さまの一部だった糞。
千明さまの肉体を構成し、千明さまの内臓で消化された排泄物。

そう、これは千明さまなのだ。千明さまそのものなのだ!
かつて千明さまだった一部が、今私の中に入り、私の一部となるのだ。

私は心の中で叫んだ。嬉しかった。
その瞬間、私は遂に神との邂逅を果たした。


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