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帝國新聞日曜版(神聖暦941年 水龍の月18日付)
連載『エスニック=エンパイア 民族の帝国』
第3回―鬼(オニ)の一族 オウガズホーン・ヴィルの暁
主要な辺境民族の一つに、鬼と呼ばれる一族が存在する。
額の角を特徴とする彼らは、一般に知られているように大きな膂力をもつが、
けっして凶暴な性格ではない。
写真のりりしい姿の少女も、都会の人間よりもよほど礼儀正しく大人びた態度だった。
昨今、若い鬼族の間では角を染料で染めることが流行っているようだが、
それを聞くと彼女は、
「私はこのままでも十分きれいだと思っています」
と、はにかむように笑いながら応えた。
(文:ユジーン・リヴィテス 二面へ続く)
※協力:帝国文化院/オウガズホーン・ヴィル市役所支部/同観光協会/
キリエ・ヒサクレさん(写真)他、オウガズホーン・ヴィルのみなさん
■写真:
鬼族の戦闘正装/キリエ・ヒサクレさん(撮影:レナ・ロウンズ)
URLリンク(www6.uploader.jp)
□解説:
帝国成立以前より、鬼族は傭兵としてその力と名を知られていた。
写真では、中世の鬼族の、戦場における装いを再現していただいた。
軽装なその出で立ちから、機動性を重視したかつての鬼族の戦い方の片鱗が見て取れる。
手にする六角棒はオウガ・クラブとも呼ばれる代表的な武装。
軽々と持っているように見えるが、材質は内部までミスリル鉄で、大砲並の重さがある。
破壊力も大砲のそれに匹敵するというが、
ヒサクレさんによれば、「自分の力ではせいぜい岩を砕けるくらい」とのこと。
※衣装提供:オウガズホーン・ヴィル観光協会