他に行き場所の無い作品を投稿するスレat MITEMITE他に行き場所の無い作品を投稿するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト250:創る名無しに見る名無し 08/12/10 01:27:04 3M7hh4SA 塩野七生の共和制ローマ好きとヴェネツィア好きは異常 ところどころミーハーな女の子化しておるw 251:創る名無しに見る名無し 08/12/10 10:58:21 +U9ZT79l 塩婆は文章下手すぎて、自分の頭の中で再度構築し直さないといけないから、 逆に、学習書としては有用なのが皮肉だな 252:瓢(1/4) 08/12/14 03:32:14 iZm6lpvG 「意味は認識するものであって初めから存在するものではない」 「あると仮定することもできる」 「その場合は神を定義することになってしまう」 「あなたは無神論者かい」 「そんな覚悟もないので不可知論者を演じている」 「認識できないという証明は可能なのかい」 彼女はその男達の会話を聞き流しながら、真直ぐ歩き続けた。 彼女は神と言う無責任な物語に好意を寄せていた。 一方で彼女は、責任と階層と構造を疎んでいた。 嫌っているというよりは、失望故に興味を摩耗し切っていた。 彼女の歩く道はいつしか階段になっていた。 彼女は階段の途中で立ち竦んだ。 階段の回折する間に位置する踊り場に、二人の男が座って話し込んでいた。 背中越しに、彼らの会話が届いた。 「健全な社会に物語は不要だから」 「歯車になれば喜怒哀楽はいらない」 「総じて苦しむくらいなら電化製品を演じよう」 「でも元から人は電気信号で動いてる」 二人の男は、やがて彼女に気付く。 彼らは愛想笑いを向けた。一人の男はそのまま顔を伏せた。 顔を伏せていない方の男が、やあ、と言って彼女の左目を指差した。 「君はなぜ片目なの?」 「理由が必要なのかどうかもわからないの」 「いつから片目なの?」 「生まれた時から片目なの」 「それじゃあこんな所は去った方がいい」 「どうしてかしら」 「ここの奴らは、片目の少女の登場に、何らかの意味を求めようとする奴らばかりなんだよ」 「意味がなかったとしても?」 「そうだ」 「それは困るわ」 「だろう」 「だれが意味を求めてるの?」 「あそこに座している、七人の賢者達さ」 踊り場の傍らに段差があり、七人の髭を伸ばした老人がたき火を囲って座していた。 「賢者に見える風貌ね」 「七人であることにも意味があるって顔をしてるだろう」 「彼らは何を話しているの?」 「興味があるなら傍に寄ってくるといい。でも、君にとって困る事になると思うよ」 「興味があるわ。困ったら無言で立ち去るわ」 「それでいいと思うよ」 「あなたも行かない?」 「やめておくよ。君との出会いに何らかの意味を見出したくない」 「そう。それじゃ私もやめておくわ」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch