08/11/15 07:06:02 Tu0i9wrY
『作家志望のハゲ、内藤の物語』
①
「ダメだダメだダメだ!これじゃあ、ダメだ!」
ファンタジー作家志望の内藤は、薄くなった髪の毛をかきむしりながら絶叫した。
「これではノーベル文学賞に送ったところで、誰も俺の高尚かつ気高い思想を理解してもらえない!」
内藤の目は不気味なほどに見開かれ血走っていた。完全に狂人の目そのものだ。
言葉にならない唸り声をひとしきり上げた後、内藤は立ち上がった。
そして机上の原稿用紙をグシャグシャに鷲掴むとゴミ箱へぶん投げる。
「また最初から書き直しだ!」
有りもしない才能を有ると勘違いし、決して見つからない才能を探し求める内藤。
実は彼の存在こそ正真正銘のファンタジーなのではないか?
数分後、内藤はおもむろにパンツを下ろし、貧弱なちんぽを掴んだ。
「とりあえず溢れ出る才気を発散させないと、ボクの内部で核融合爆発を起こしちゃうからな…」
訳のわからないことを呟きながら、内藤は本棚の隠し引き出しから、彼の座右の書を取り出した。
その幼女ロリ専門写真誌を開くと、お気に入りの小学五年生の少女・絵梨ちゃんのページを開く。
まだ未成熟なその肉体の瑞々しさに、内藤は溜まらぬ欲情を覚える。
「むう、た、堪らないナリ!」
亀頭の被った包皮を丁寧にむきながら、内藤は自分のちんちんをしごき始めた。
頭の中で彼は、写真の中の絵梨ちゃんをひん剥いて裸にしていた…もちろん脳内の想像の世界だ。
まだ僅かな隆起しか見せない絵梨ちゃんの両乳房を荒々しく掴み、乳首を舌でペロペロと舐める…妄想の中で。
恥じらいと不安な表情を見せる絵梨ちゃんを見下ろしながら、内藤は嗜虐的な微笑みを浮かべる。
(そう、絵梨ちゃんは、俺が開発してやるんだ!)
ちんぽを握り締める手に力がこもる。
(この小娘を性奴隷にして、まだ見ぬ快楽の坩堝の中で甘美なリビドーの溺れるのだっ!)
内藤の右手はさらに激しく上下する。
カビ臭い四畳半の中で、内藤の生臭い吐息が満ちてゆく。
快楽に顔を歪めながら、内藤は笑った。
その口元から覗く乱杭歯は黄ばんで虫歯だらけだ。
くすんだ素肌、緩みきった肉体、不潔さ漂うその容貌…そんな一人の醜男が今、オナニーに浸っている。
それが作家志望のクズ人間、内藤の現在の姿だった。