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他に行き場所の無い作品を投稿するスレ - 暇つぶし2ch115:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:53:10 YIjtmuZQ

「ゴメンね圭一くん。私達が喰屍鬼だってこと、圭一くんに教えるの忘れてたね。」
レナはそういうと、圭一のペニスを握りしめた。

完全に萎縮した圭一ペニスを、レナはか細い指でオモチャのように玩ぶ。
冷たい指先の感触が圭一の亀頭を這い、恐怖の中で圭一は思わず感じてしまった。

「気持ち良い?ねえ圭一くん…」
レナは甘えたような声で、圭一に尋ねる。

「レ、レナ。そんな…そんなことは止めるんだっ!」
少し恥じらいを感じながら、圭一は理性でレナに訴えた。
すると突然レナは表情を一変させ、圭一の勃起しかけたペニス口にくわえこむと、そのまま牙で食いちぎった。

「ぎゃああっ!」
股間から大量に血を垂れ流し、調理台の上で大暴れする圭一。

「ダメだよレナ、いきなり食べ始めちゃ…ちゃんと美味しく料理してあげないと、生贄になるケイちゃんに失礼だよ」
魅音がレナを諌めると、レナは口に咥えたペニスの破片をペッと床に吐き出し、
「ゴメンみぃちゃん、私、もう我慢できなくて。えへっ!」
と、可愛らしい笑顔を作ってみせた。

股間に走る激痛で意識が飛びそうな圭一は、涙で滲む目でそのレナの表情を見つめる。
雛見沢村に来て間もなく知り合ったあのころのレナ…そのときの表情と何ら変わらないピュアな笑顔。

あのころの無垢な笑顔のまま、彼女は今圭一を殺して食おうとしているのだ。

(こんな残酷なことって無いよな…。)
圭一の目から滂沱の涙があふれ、頬を伝い落ちた。

「そうね、そろそろ私達もお腹が空いてきたよ、ね、おネエ」
詩音がそういうと、魅音はうなずく。
「じゃあ、梨花ちゃんお願い…一気に殺っちゃって」

「やめろ、やめてくれっ!俺、死にたくないよっ!」
圭一は叫んだ。喉が引き千切れるほどの大声で叫んだ。

ふと見ると周りには雛見沢村の村民たちが勢ぞろいしている。
皆一様に血走った目をしておりで圭一を睨みつけて興奮していた。

その中には、圭一の父と母もいる。
二人とも口元からヨダレを垂れ流し、凶暴な目付きで調理台の上の自分の息子を眺めていた。

「みんな可笑しいよっ、どうしちゃったんだよっ!なあ、正気に戻ってくれよ…父さん、母さん…それにレナもっ!」
圭一の叫ぶ。だがその叫びも、集った村人達の嘲笑の中で掻き消えてゆく。

「ウリイイッ!」
空を劈くような奇声を上げ、古手梨花は鍬を振り上げた。

「やめろーっ!」
大声で叫ぶ圭一。

その圭一のどてっ腹に向かって、梨花ちゃんは迷うことなく一気に鍬を食い込ませた…。

116:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:53:57 YIjtmuZQ

…30分後、圭一の肉体は完全に解体された。

内蔵は綺麗に抜き取られて壁のフックに吊るされた。
後でこれでソーセージを作るのだ。

両手両脚はそれぞれ胴体から切り離され、さらに肘と膝で切り分けられた。
特に肝はオヤシロ様と古手梨花の大好物であり、丁寧に処理され大なべで塩茹でにされた。

胴体から切り離された頭は、頭蓋骨に円状に穴を開けられ、露わになった脳髄にシオとコショウが振られた。
これは生のままマッコリの付け合せにされるのだ。

そして数時間後、雛見沢村の村人たちは圭一の肉体を綺麗に平らげた。
残った骨は大鍋で煮込まれ、スープの材料になった。(了)

※若干修正したバージョン。

117:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 01:54:57 YIjtmuZQ
あ、スレまちがえた。
ゴメン
ってか、読んでねえよな誰も。

118:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/24 07:19:23 Vy4d5bMk
>>110
逆に考えるんだ
この程度で天才なんだから敷居を低くしていると考えるんだ

119:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/25 03:22:25 TWDHzOxL
3行しか読んでないけど
彼はJOJOの作者に匹敵する奇才だと思う
3行しか読んでないけど

120:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/26 20:40:55 TlUvrKHQ

後乗りで滑ったつまらないレスの好例

121:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 06:47:45 P+Ll6EZl
同時にそれは、作家よりも評論家気取りが何故かでかい顔をする好例でもある

122:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 03:28:31 4pgfsBTT
投下者がでかい顔したら煽りや糞コテの烙印を免れないけど
名無し批評は安全だからねえ

123:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/30 01:05:27 HR4YPy5/
18 :七つの海の名無しさん:2008/10/30(木) 01:03:18 ID:HtSy7QTb
小学校のころ、宿題やってこないと先生が定規でお尻を叩くという罰があった。
別に痛くなく、パンッて感じのちょっと派手な音を立てるだけ。
あくまでも厳しく躾けるというよりも、楽しい御仕置きって感じ。
もちろんちゃんとやってきた人間にはそれなりに褒めたり、そういうこともあった。

お調子者連中はワザと宿題忘れたり、宿題やってきてても「やってません」って言って先生に叩かれて受けを狙ってた。
それが授業の始めのクラスでの楽しみの一つだったくらい。
誰も批判しなかったし、女子の場合には軽くゲンコツをコチンとするだけ(もちろん痛いわけない)で、クラスみんながこのイベントを楽しんでいた。
和気藹々と、クラスの雰囲気もとてもよかった。みんな先生が大好きだったし。

ところがある日、生徒のうちの一人がそのことを自分のお母さんに言ったらしい。
もちろんそいつは別に告げ口するつもりでもなく、単にクラスでこんな楽しいことがあったんだよっていう感じで言ったと思う。
なぜならそいつも定規でのお尻叩きを楽しんでたり、時折ワザと前に出て叩かれていたりしてたから。

しかしその母親はそうは取らなかった。

   体罰

その母親はそう理解した。

大の大人が小学校低学年の生徒達を定規で殴り、女子生徒をゲンコツで殴りつける暴力教師。
暴力で幼い子供を虐げ、恐怖で支配する、鬼のような教師。
その母親はそういい、このことを訴えて問題視した。

全校生徒の前で泣きながら謝罪した担任教師の姿を忘れない。
なぜあの先生が謝罪しなきゃならなかったのか?
誰もが大好きだったあの先生が、どうして泣かなければならなかったのか?

夏休みが終わって二学期が始まり、その先生はいなくなった。
理不尽、という言葉は知らなかったが、おそらくそういった気持ちが僕らの中に芽生えた。


124:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/10/30 17:55:45 Hcdyf8dU
一週間も猶予があって誤変換。淵と縁を間違えていた。
それはそうとコピペに2分とは早い。偶然見つけたのか誤爆したのか。


超常現象を起こす人間たち。ワンダーと呼ばれる彼らは、普通の人々にまぎれて静かに暮らしている。
私は彼らを追い続け、ついに彼らと一対一で会談する機会を与えられた。

今回のワンダーは、この人……。

「初めまして。私、瀬戸貴幸(せと たかゆき)と申します」

物腰柔らかな壮年の男性だが……。

「どうかいたしましたか?」

背が低い。おそらく150cmくらいだろう。スマートな体つきなので、余計に小さく見える。
先程から座ろうとしないのは、自分の身長を気にしているからだろうか?
しかし、相手を立たせたまま話はできない。私は彼に椅子に座るよう促した。

「では、お言葉に甘えて」

彼はゆっくりと席に着い……消えた!?

「落ち着いてください。私はここです。私より高い位置にいる方からは、姿が見えなくなるのです」

目の前には誰もいないのに、声だけが聞こえる。……私は姿無き彼と話を続けた。

彼は子供の頃から同年代の友人たちに比べて背が低く、目立たない存在だったらしい。
虐められてはいなかったが、無視されることが多く、それが余りに酷いので、人間不信に陥ったりもしたという。
人にぶつかったり、車に轢かれかけたりするのは日常茶飯事。毎日が地獄のようだったそうだ。

「しかし、自分の能力に気づいた時は、生まれ変わったような気分でした」

……信じられるだろうか?彼は他人に気づかれないことを特技と公言して、人と接した。
姿が見えないのをいいことに、悪事に走ったりはしなかったのだ。

「そういう考えがなかったわけではありませんが、他人と普通に話せることの方が嬉しかったのです」

私は己の浅はかな考えを恥じた。苦悩の日々を送ってきた彼らにとっては、
普通の人と変わらない生活を送れることの方が何より大事なのだろう。

「まあ、今でも不便なことに変わりはないのですが……これはこれで役立つ時もありますし」
「うわっ!?」

私は素っ頓狂な声を上げてしまった。彼はいつの間にか私の後ろに立っていた。
……役立つ時、か……ああ、彼は八井羽さんの仕事仲間だったな……。

125:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/10/31 04:22:08 91iqAWwf
もう随分昔のお話。

同級生のT君が、僕らの目の前でホンダDJ-1のエンジンをバラしてピストンを取り出した。

「こうすると速くなるんだぜ。兄貴から聞いたんだ」
そう言ってT君は、ピストンの排気口側の部分をアスファルトにこすりつけてガリガリと削りだした。
みるみる削れ、形を変えてゆくピストンヘッド。

しばらく削ったあと、T君はそのピストンを再びエンジンに組み込んだ。
「じゃあ、ちょっと試してみるか。」
T君はシートに跨るとキーを回してエンジンを始動させた。

そしてスタート。

普段より心持ち大きめのエンジン音を響かせながら発進するDJ-1。
確かに見た目、早くなっているように見える。

「すごいね、T君!」
僕らは感心してそう声を掛ける。

するとT君、調子にのってフルスロットルでかっ飛ばし始めた。

ぐんぐん加速するDJ-1。
だが、そのままカーブを曲がりきれずガードレールへ衝突。

T君自身はガードレールを越えてその先のドブ川へダイブ。
DJ-1はオシャカになり、T君も数箇所骨折して入院。

高1の夏の、ある晴れた日の出来事。

126:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/10/31 04:27:02 91iqAWwf
>>123
これを元ネタにしてちゃんとした小説に完成させるべき

127:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/11/02 02:44:15 j4hjF3Vi
んだな

128:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/11/03 05:24:52 15cjUJMM
子供の目で大人の不条理を見ちゃうのはね
よくあるのよ

129:闇には花が咲き乱れ4
08/11/05 22:39:00 wmzUlrXd
ひもき「死のう……
ふんな「どうしたのお兄ちゃん
ひもき「生きていく自信をなくしたんだ
ふんな「そう……それは大変ね

130:闇には花が咲き乱れ5
08/11/05 23:45:16 wmzUlrXd
ほのを「くそっ! お釜か
まるひ「炊き立てのご飯は熱いわ
ひょうほ「うわっ! 熱っ母「オカズがないのよ。
ふりかけでいい?
お釜(ほっかほか)
三姉妹「きゃあああああ!!!

131:闇には花が咲き乱れ6
08/11/06 00:51:38 NNP8c6l+
ひもき「くそっ いつも無視される!
俺はいつも精一杯頑張っている。
頑張るだけなら猿でもできる?
ふざけるな!俺の努力は本能的なものではない!文化的なものだ!
俺が絵を描くとするだろう?すると真似して絵を描くやつが現れる。そして評価されるのはいつも後からやって来た奴なんだ!
でも俺が絵を描かなかったらそいつは絵を描いていたか?
きっかけを与えてやった俺は誰からも評価されない、感謝されない!

132:名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ
08/11/06 18:41:15 5OoKs3UD
閑話休題

133:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:38:43 TheFhTkI
『今までありがとう』

「今までありがとう…」
県大会の準々決勝で敗北した後、ロッカールームで監督は僕らにそう言った。

いつもは厳しい監督のその言葉に、僕たちは驚いた。普段は一切感情を表に出さない人だったからだ。
試合に負けて号泣する僕らを見守りながら、監督は遂にラグビー以外の言葉を僕らにかけてきたのだ。

僕らは泣くのを止めた。ハッとして監督の方を向いた。
窓から差し込む夕陽で朱に染まったロッカールームが静寂に包まれる。
そんな中で女子マネージャーのすすり泣く声だけがかすかに響く。

監督はもう一度僕たちを眺め回した。
一人ひとりの目をしっかり見据えて、僕たちの心の中を掬い取るようにジッと見つめてくる。

普段だったら絶対に目を合わせられないほど怖いのだが、今日は違った。
真っ直ぐ見つめる監督の視線に、真正面から堂々と答えた。縋るのではなく、頼るのでもない。

全てを出し切り、堂々と戦った僕らにはやましいところなど何も無い。
監督に対し、今は一人前の男として対峙できる、それが今の僕らだった。
最後の学年の、たった数試合…それだけの経験でも、我々は少年から大人になったのだ。

今日で最後…今日がみんなと一緒に戦う最後の日だ。

かつて初戦敗退の常連であったしがない県立高校のラグビー部員である僕らは、遂に準々決勝にまでたどり着いた。
そして今日、そこで県きっての強豪校と真正面からぶつかり、華々しく散華したのだ。

堂々とぶつかり、挫けることなく、逃げることもなく戦った末に…。

悔しかった、これで終わりだと思うと悲しかった。
だがチームメイトの誰もが逃げずに戦ったことが、何時しか僕らの中で誇りとなっていた。

だが今は、時にはその厳格な指導に怒り、憎みさえしたその監督の目を、堂々と見返すことができた。
尊敬と、感謝の念を持って、逃げることも無く正々堂々と。

監督は僕らの姿を見て、納得したように少し微笑んだ。
最後にもう一度、監督は僕ら全員に向かって言った。

「キミ達は今日まで良く戦った。今までありがとう…」
それが監督の姿を見た最後の日だった。

134:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:39:42 TheFhTkI

…取引先から帰社して直ぐに、事務の女子社員から電話があったことを知らされた。
電話を掛けてきたのは高校時代の同級生、牧村だった。

僕は自分のデスクに着くと、直ぐに受話器を手に取り牧村に連絡をとった。
数回のコールで牧村は出た。何か忙しい物音が響く中、牧村は挨拶もそこそこに言った。

「…監督が亡くなったぞ」
監督の名前を聞くのは久しぶりだった。

あまりに唐突にその名前を耳にしたため一瞬混乱した。
一度、「誰が?」と牧村に聞き返してしまったほどだ。

それほど高校時代は遠くなっていたのだ。

精密機器メーカーの営業職に就職し、日々多くの仕事に忙殺される毎日。
もはや高校時代の思い出は、遠き夢の話のように非現実的な出来事になっていた。

牧村の話を聞きながら、僕は電話口で呆然としてしまった。
目の前の納品スケジュール表を意味も無く見つめながら、僕の想いは一気に高校時代に引き戻された。

…ラグビー部の仲間達とグラウンドで泥まみれになって楕円のボールを追いかけて走り続けたあの日々。

監督はグラウンドの隅で、厳しい目で僕たちの汗を流す姿を見守っていた。
怠慢なプレイに対しては容赦なく檄が飛び、常に勇敢さとチャレンジ精神を奨励し続けた。

決して広くない県立高校のグラウンドで、夕陽を浴びて駆け抜ける僕ら。
酷暑の夏も、北風吹き荒ぶ真冬でも、いつもグラウンドの隅から僕らを見つめ続けた監督。

汗と泥の匂いが、僕の中で甦っていた…。

「…おい、聴いているのか?」
電話口で牧村が言った。僕ははっとして我に返った。

「…あ、ああスマン。あまりに突然のことでショックを受けてしまって」
僕はハッとし、あわてて牧村にそう言い訳した。
そして通夜が今晩行われること、葬儀は明後日に監督の自宅で催されることを聞き、電話を切った。

―監督の死。

終業時間が迫りあわただしくなった会社のオフィスで僕は、窓の外の沈む夕日をジッと見続けていた。

135:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:41:46 TheFhTkI

監督は僕たちが3年生部員として試合に出場したのを最後に我々の通った高校の監督の座を辞した。
ラグビー指導者としてキャリアを閉じるため、監督自身の故郷である隣の岡山県の田舎にある高校に移籍したのだ。

僕らが部活を引退することとなったあの日の試合が監督と会う最後の日だったのだ。
監督はあの試合後、事務整理などを済ますと直ぐに引き払ってしまった。

少し冷たい、初めはそう思った。

監督の家庭の事情が逼迫していたということは、後に顧問の教師に告げられた。
老いた母親の介護の必要もあり、大会終了後には監督を辞して引っ越す予定であったと。

監督はその後、赴任した岡山県の高校を県内のそれなりの強豪に育てあげ、それを最後に監督業を引退したという。

僕は大学に進学した後、そうした監督の噂は耳にしていた。
だが何時しか社会に出て仕事に追われるようになるにつれ、かつての泥まみれの青春時代を振り返らなくなっていた。

あれから10年。

もう、それだけの時間が経過してしまったことに僕は驚いていた。

136:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:45:17 TheFhTkI

「…よう内藤、お前少し頭が薄くなったんじゃないか?」
僕は牧村、それと川村と千葉の4人で岡山県の監督の実家に辿り着いた。
門前でキャプテンだった内藤が僕たち東京組を出迎えてくれた。

内藤は地元の老舗旅館の御曹司であり、今はそこで役員をしている。
ちなみに妻は高校当時マネージャーをやっていた靖子だ。

「うるせえなっ!いずれお前らも抜けてくるぞ!」
内藤は薄くなった頭頂部を手で覆い隠しながら少し笑った。

このようにかつてのラグビー部員同士が会うのは久しぶりであった。
故郷ではないこの地で、このような機会に再開するのは不思議な感じだが、とにかく懐かしさでいっぱいだった。

「で、俺達の代は何人くらい来るんだ?」
僕は内藤に尋ねた。内藤は懐から手帳を取り出すと、

「えっと、真田と遠藤は少し遅れる。貝塚も、来てるのは三原と谷口と原。他はさすがに無理らしい…みんな仕事あるし」
と、軽く苦笑いしながら言う。

「オレたちだってしてるぜ?」
牧村はそう言い返した。途端、みんなでクスクス笑った。
それが不謹慎だと気付き、何とか笑いを抑える。

「結局、全員集まるのは無理だったか…」
高校時代、チーム一の俊足ウイングだった千葉が言う。
彼はその後に建築を志し、現在は中堅の建設会社に務めている。

「まあ、そう言うなよ。とりあえず記帳を済ませろ。それから監督に会って来いよ」
内藤にそう言われ、僕らは順に記帳を済ませ、家の中に入った。

家は地元の古くからの農家らしく、母屋の他に東屋や穀倉がある広いものだった。
中庭の隅には白黒のブチの雑種犬が鎖につながれたまま眠っていた。

僕らは母屋へ向かって歩いた。

玄関に入ると近隣の農家の人達やラグビー関係者らしき人たちが客間に集っていた。
意外にも大人数であった。監督は人望あったんだな、と改めて思った。
集った関係者たちは、おのおのなにやら雑談をしながら仕出し弁当をつまんだりビールをあおったりしている。

僕らは何気に一礼して部屋を通り抜け、監督が眠る居間へと向かった。

137:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:48:19 TheFhTkI

「父の教え子の方々ですね?」
呼び止められて僕らは立ち止まった。

声のする方へと振り返った。そこには監督に良く似た初老の男性が立ってお辞儀をしていた。

僕らは振り返り礼をし、おのおの簡単な自己紹介をした。
男性はやはり監督の息子さんで、今回の葬儀の喪主を務めているという。

「…広島の高校の方でしたか。そうですか。わざわざ遠いところを有り難うございます。」
監督の息子さんは僕らに丁寧にお辞儀をした。

「では、父に会ってやってください」
そう言って息子さんは僕らを居間へ入るように促してくれた。僕らは廊下を抜け、祭壇のある居間に入った。

遺影は相変わらずの強面であった。が、僕らの高校の監督であった頃に比べ少し老け、白髪も増えていた。
何故かカメラ目線ではなく僕らの左後方をジッと睨みつけるように写されている、かなり変わった遺影だった。

真正面から睨みつけられたら、結構怖いもんな、と僕はそのとき思った。

一方でお棺の中の監督の面は青白く、完全に精気を失って目を閉じていた。
引き締まった表情しか思い出に無かったせいか、その死に顔には少し胸が疼いた。

僕らは遺影の前に正座し、順に焼香をして手を合わせた。

138:創る名無しに見る名無し
08/11/08 18:49:36 TheFhTkI

葬儀の会場を辞した後、かつてのラグビー部仲間数人で岡山市に出た。
夕食を兼ねて駅近くの小料理店に入り酒を飲む。弔い酒だ。

…何時しか酒に酔いしれた僕らの心は、いつの間にか高校時代のグラウンドに飛んでいた。

西日が照りつけるグラウンドで楕円のボールを追いかけていたあの日々。
甲高い叫び声を上げてチームメイトに向けてタックルを仕掛け、モールからボールを出してはまた走る。

時折監督が鋭くホイッスルを鳴らしてプレイを止める。
各選手たちに必要な指示を次々に伝え、息つく間も無く再び開始のホイッスルが響く。

僕らは無我夢中でボールを追いかけ走った。
膝は擦り剥け、筋肉は悲鳴を上げる。

決して楽な練習ではなかったが、なんの迷いも無く一心不乱に物事に立ち向かったのはあの日々が最後だった。

そして何時の間に僕らは鍛えられていた。
たとえ敵わない相手であっても勇敢に立ち向かえる強さを身につけていた。

そう、監督との最後の試合…あの時僕らは負けた。
しかしチームメイトの誰もが逃げず、倒れても倒れても立ち上がり、ボールに向かって駆け出した。

「今までありがとう」
監督はあの日の試合の後、ロッカールームで僕らに言った。
あの時もまばゆいばかりの夕日が窓から照りつけていた。

僕らは監督の前で散々泣いた。
泣きながら監督の目を見つめた。

そんな僕ら監督はもう一度僕らに「ありがとう」と言った。

何故、監督が僕らにそう言ったのか、あの時は分からなかったが、今なら分かる。
監督も僕らと戦っていたじゃないか、共に戦い抜いた戦友に感謝するのは当然じゃないか。

そして今度は僕らが言う。
「監督、今までありがとう」(了)

139:創る名無しに見る名無し
08/11/09 00:59:01 4BwNefMO
(´;ω;`)ブワッ

140:創る名無しに見る名無し
08/11/10 05:15:54 lKEbJbsz
素敵なお話しです

141:創る名無しに見る名無し
08/11/10 19:13:26 fQU9nWph
内藤が禿げるところが面白かった。

142:創る名無しに見る名無し
08/11/10 21:57:15 AFOxJucV
(ノд; )イイハナシダ

143:創る名無しに見る名無し
08/11/10 22:38:59 fQU9nWph
内藤が禿げるところがいい話だった。

144:創る名無しに見る名無し
08/11/10 22:55:09 fQU9nWph
内藤は何故禿げたのか0

145:創る名無しに見る名無し
08/11/10 23:15:22 fQU9nWph
髪の毛がナイト

146:創る名無しに見る名無し
08/11/10 23:17:30 fQU9nWph
愛して内藤

147:創る名無しに見る名無し
08/11/11 18:06:42 vc5zJ0ds
何だ、このストレートに良い話は?

148:創る名無しに見る名無し
08/11/12 19:09:39 o3JW3/Mp
そういやこういう話のためのスレって無いね

149:創る名無しに見る名無し
08/11/12 19:20:57 dNcFevNa
人の禿頭で涙を誘うなんて最低だと思います。

150:創る名無しに見る名無し
08/11/12 20:26:54 xbw9fUfp
これは泣ける
監督いい指導者だなぁ

151:創る名無しに見る名無し
08/11/12 21:32:23 8VGfedVI
URLリンク(www.youtube.com)

行き場がなかったもので^^

152:創る名無しに見る名無し
08/11/13 17:28:24 qxC3YUQu
関連動画のこれが面白かった
URLリンク(jp.youtube.com)

>>148
感動モノや泣ける系のスレを立てる?

153:創る名無しに見る名無し
08/11/15 05:43:14 QUhrvcYs
内藤が異世界召還
内藤「内藤です」
エルフ姫「あなたこそこの世界を救うというメサイア
予言に記されたナイトなのですね!」


冒険の旅が、始まった。

154:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:06:02 Tu0i9wrY
『作家志望のハゲ、内藤の物語』

「ダメだダメだダメだ!これじゃあ、ダメだ!」
ファンタジー作家志望の内藤は、薄くなった髪の毛をかきむしりながら絶叫した。

「これではノーベル文学賞に送ったところで、誰も俺の高尚かつ気高い思想を理解してもらえない!」
内藤の目は不気味なほどに見開かれ血走っていた。完全に狂人の目そのものだ。
言葉にならない唸り声をひとしきり上げた後、内藤は立ち上がった。
そして机上の原稿用紙をグシャグシャに鷲掴むとゴミ箱へぶん投げる。

「また最初から書き直しだ!」
有りもしない才能を有ると勘違いし、決して見つからない才能を探し求める内藤。
実は彼の存在こそ正真正銘のファンタジーなのではないか?

数分後、内藤はおもむろにパンツを下ろし、貧弱なちんぽを掴んだ。

「とりあえず溢れ出る才気を発散させないと、ボクの内部で核融合爆発を起こしちゃうからな…」
訳のわからないことを呟きながら、内藤は本棚の隠し引き出しから、彼の座右の書を取り出した。

その幼女ロリ専門写真誌を開くと、お気に入りの小学五年生の少女・絵梨ちゃんのページを開く。
まだ未成熟なその肉体の瑞々しさに、内藤は溜まらぬ欲情を覚える。

「むう、た、堪らないナリ!」
亀頭の被った包皮を丁寧にむきながら、内藤は自分のちんちんをしごき始めた。

頭の中で彼は、写真の中の絵梨ちゃんをひん剥いて裸にしていた…もちろん脳内の想像の世界だ。
まだ僅かな隆起しか見せない絵梨ちゃんの両乳房を荒々しく掴み、乳首を舌でペロペロと舐める…妄想の中で。

恥じらいと不安な表情を見せる絵梨ちゃんを見下ろしながら、内藤は嗜虐的な微笑みを浮かべる。

(そう、絵梨ちゃんは、俺が開発してやるんだ!)
ちんぽを握り締める手に力がこもる。

(この小娘を性奴隷にして、まだ見ぬ快楽の坩堝の中で甘美なリビドーの溺れるのだっ!)
内藤の右手はさらに激しく上下する。

カビ臭い四畳半の中で、内藤の生臭い吐息が満ちてゆく。

快楽に顔を歪めながら、内藤は笑った。
その口元から覗く乱杭歯は黄ばんで虫歯だらけだ。

くすんだ素肌、緩みきった肉体、不潔さ漂うその容貌…そんな一人の醜男が今、オナニーに浸っている。
それが作家志望のクズ人間、内藤の現在の姿だった。

155:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:06:34 Tu0i9wrY

数分後、ヘイドレクは、華々しく果てた。赤黒くひん曲がった貧弱なちんぽの先端から、生臭い精液が飛び散る。
精液はちゃぶ台の上に広げた幼女の写真誌に飛び散り、恥ずかしそうな笑顔を見せる少女の写真に降り注いだ。

「ああっ!」内藤は慌てた。
彼にとって女神であり天使である絵梨ちゃんの御真影に、汚らわしい精液が粘着してしまったのだ。

大急ぎでティッシュを引き出すと、内藤は絵梨ちゃんの写真にへばりつく精液を拭う。
ゴシゴシとこするが、粘ってへばりつく精液は、絵梨ちゃんの写真に染みこんでしまっており、中々落ちない。

一瞬、内藤の脳裏に「もしかして俺、絵梨ちゃんに生で顔射しちゃったのかも!」という戯言が浮かぶ。
そのイメージに酔いしれ、萎びかけた自分のペニスが少し反応したのがわかった。

「そんなことより、早くザーメンを拭わないと、絵梨ちゃんの写真がヨレヨレになっちゃうよ!」
と、少し唾液で濡らしたティッシュでこすってみるが、印刷が少し剥げただけであった。

仕方なく内藤は雑誌を持ち上げた。そのまま絵梨ちゃんの写真を、舌でぺロリと舐め上げた。
自分の口の中に、自分の精液の生臭い臭いが充満し、内藤は思わずむせ返る。

「もう、この際だから絵梨ちゃんを食べてしまおう」
そう思った内藤は雑誌のページを破りとると、自分の精液の降りかかったそのページを丸め、口の中に放り込んだ。
良く咀嚼する…すると自分の精液の味に混じって、憧れの小学五年生・絵梨ちゃんの甘い味がしたような気がした。

そのページを丸呑みしたころ、内藤は呆けたような笑顔でケタケタと笑いだした。

作家志望の屑人間・内藤の苦渋の日々は終わらない…。(了)

>>153
そんなに内藤がお気に入りなのか。
この作品をプレゼントしてやるよ。

156:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:36:25 Tu0i9wrY
『男前スタンドオフ・牧村の物語』

(…クソッ!小学生だと思って甘く見てたぜ!)
牧村は小学生4年生・香苗ちゃんを目の前に驚愕していた。

まさかこんな小娘・香苗ちゃんにこれ程のフェラテクがあるとは思ってもみなかったのだ。
すでに牧村は、彼女の抜群のフェラで3度も絶頂に至り、たっぷりの精液を放出してしまった。

見た目はガキ。しかもキュートな猫耳。確実にローティーン。
確かにありとあらゆる女性をターゲットにするハンサムな元スタンドオフ・牧村のストライクゾーンに充分入っている。
だが小学4年生香苗ちゃんは、そのあどけない見た目とは裏腹にとんでもないフェラテクの使い手でもあったのだ。

牧村の勃起ペニスは、その絶妙な舌技に敏感に反応してしまう。
香苗ちゃんのアグレッシブな口撃に、二枚目スタンドオフ・牧村のスタミナはどんどんフローしてゆく。

このままではまずい。だが…、

「ぐ、があっ!」
けたたましい叫び声とともに、牧村は遂に4回目の射精を許してしまった。
あまりの快感に身体を打ち震わせながら、肉茎から大量の精液を吐き出す。

香苗ちゃんは放出された精液を口の中で受け取り、それを美味しそうに飲み込んで微笑む。
口から溢れた精液を指先で丁寧にぬぐい、それもまた舌で舐めとってみせた。

(何て…何て小娘なんだ。この俺がこんな娘に翻弄されてしまうなんて!)
キャッキャとはしゃぐ香苗ちゃんの目の前で、チームの頭脳にして水も滴るいい男・牧村は力なく崩れ落ちた。

身体の何処をとっても未発達の女子小学生…そんな娘にどうしてこれほどまでのテクがっ!
後生恐るべし…そうつぶやきながらチームの司令塔にしてレディキラー・牧村は地面に突っ伏し、喘ぐ。

「どう、かっこいいおにいさん。もうこうさんする?」
香苗ちゃんは世紀のハンサムスタンドオフ、牧村を見下ろしながら、嬉しそうに微笑む。
百戦錬磨の男根を手玉にしたとは思えないほど、あどけない笑顔で。

―日本はいつからセックス天国になってしまったのだ!
高校で何人もの同級生の女を食ってきた牧村も、香苗ちゃんのスベタぶりには戦慄する。

「このままでは、この小娘に精気を全て吸い取られて死んでしまう…どうしたらいいんだ?」
牧村は悔しそうに呟く…だが、もう彼の精力は限界に達していた。

しかし、再び肉茎をくわえ込んだ香苗ちゃんのフェラテクに、ビンビン反応してゆく自分を抑えることはできない。

めくるめく快感の中で流河は、かつて広島県立G高校一のモテ男として美女たちと逢瀬を重ねた日々を思い出した。
文武両道の二枚目・牧村の甘い囁きに、多くの女生徒たちが心を震わせ、酔いしれたあの栄光の日々。

自分が叫べば、女たちは俺の腕の中で喘ぎ、俺が憂えば、女たちもまた悲しげに目を潤ませる。
自分は、あの時全ての美女たちを支配していた…。

―そうだ、俺こと牧村こそ、あの広島県立G高校に降り立った最強のレディキラーなのだ!

157:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:37:34 Tu0i9wrY

牧村は遂に立った。そう、あの某強豪高校と真正面からぶつかっていったあの試合の時のように。
射精寸前まで勃起しきったペニスを抜き払うと、牧村はそのまま幼い少女の上にのしかかる。

そして、驚愕する小娘を睨みつけ、元副キャプテンでもあった牧村は叫んだ。
「お前のような小娘に俺が屈すると思ったのか!」

叫びながら香苗ちゃんのワンピースを破り、泣きわめきながら抵抗する彼女のパンティーを千切り取る牧村。

「大人をなめるなよ小娘!本当の男の凄さを、お前に教えてやるわ!」
部屋中い響き渡る大声で叫んだ牧村は、香苗ちゃんの両脚を押し広げた。
ハンサムなお兄さんの突然の豹変に、香苗ちゃんは驚愕し甲高い悲鳴を上げる。

…まだ未成熟で、恥毛も生えていないヴァギナが露わになった。
蛍光灯の光の下でそれは、僅かに潤みながら息づいているようだ。

「フェラはプロ級だが、ここはまだ未開発のようだな小娘…この牧村が初めての男になってやろうか、ん?」
チームの頭脳にして世紀のハンサムボーイ・牧村はここで我を忘れてしまった…完全に不覚だ。

今までのレディキラー・牧村であれば、このような不注意は無かったはずだ。
久しぶりのロリ、そして散々放精し冷静さを失った牧村は、ハンサムが為す筈もない過ちを犯してしまった。

―そう、女性の合意なき性交など、牧村のような究極美男子が行ってはならない愚行ではないか!

「キャーッ!誰か助けてーっ!」
香苗ちゃんは恐怖のあまり泣き叫ぶ。
しかしその叫びも普段の冷静さを失った元スタンドオフ・牧村には届かない
それどころか彼の中に眠る蛮性を呼び起こしただけだった。

殆ど隆起していない香苗ちゃんの乳房を牧村の無骨な手が掴む。
さらに大暴れする香苗ちゃんの身体を押さえつけて、豆粒のような乳首を舌で玩ぶ。

素晴らしい味だった…牧村の中のロリータの本性が燃え上がる。
大きく押し広げられた香苗ちゃんの股間を指先でいじりながら、牧村は爆発しそうな自分を抑えるのに必死だった。

しかし、もう限界だった。

かつての名スタンドオフ・牧村は、指先で香苗ちゃんのヴァギナを押し広げる。
まるで穢れを知らない花弁が、牧村の前に晒された。

(そしていよいよ…俺はこの娘を!)

158:創る名無しに見る名無し
08/11/15 07:38:49 Tu0i9wrY

「待て!動くな貴様!」
挿入寸前の牧村の背後から、突然怒鳴り声が響いた。
同時に多くの足音が部屋に突入し、優れたゲームメーカーにして至高の美男子・牧村の周りを取り囲む。

警官達だ。

「な…なぁっ!」
牧村は勃起したペニスを晒しながら、ハンサムにあるまじきうめき声を上げる。

床で流河に組み伏せられ泣き叫ぶ香苗ちゃん。
香苗ちゃんの裸体の上にのしかかり、勃起したペニスを握り締める牧村。

誰がどう見たって、幼女に対する強制わいせつである。
その周囲を取り囲み、敵意のこもった目で牧村を睨みつける警官たち。唖然とする牧村。

すると警官達の中からトレンチコート姿の初老の刑事が歩み出て、牧村の目の前に立ちはだかった。
その目付きはいかめしく、凄まじい憎悪と嫌悪に満ちていた。

「きさま…きさまは獣か!こんな年端も行かぬ娘をっ!」
そういって大きく振りかぶった刑事は、その拳を牧村のハンサムな顔面に叩き込んだ。

凄まじい衝撃が牧村を襲う。 吹き飛ばされ壁に激突した元スタンドオフ・牧村は、その瞬間気絶した。
同時に射精した名司令塔・牧村は、床に倒れ伏したのち、もう一度大きく痙攣し、精液を迸らせた…。


…数日後、ラブホのベッドの上で、かつての俊足ウィング・千葉が香苗ちゃんのヴァギナを犯しながらほくそ笑んでいた。

「これで天才二枚目スタンドオフ・牧村の奴も終わりだな…なあ、香苗?」
千葉は巨大な男根で、香苗ちゃんの敏感なヴァギナを大きくえぐり返す。

そう、香苗ちゃんは、千葉によって選び抜かれたハニートラッパーだったのだ。
千葉の見抜いた牧村の唯一の弱点、ロリータコンプレックスを突くためにより抜かれたがこの香苗ちゃんだ。

「ああっ!もっと私を貫いてっ、ダーリンッ!」
嬌声を上げて千葉の逞しい肩に縋りつく香苗ちゃんは、その数瞬後、痙攣しながら絶頂に達した。

「ふふ…邪魔者は全て消えたぜ。これで全てが上手くゆく」
再び俊足韋駄天ウィング・千葉の愛撫を求めて抱きつく香苗ちゃんを抱きかかえ、彼は笑った。

「ほれ香苗、これがご褒美だぞ…どうだ?ん?」
ファーサイドウィンガーとして何度も敵陣を切り裂いた千葉の足腰。
その逞しい腰の突き上げを前に、香苗ちゃんは弾かれたように喘ぐ。

千葉の愛撫に肢体をわななかせながら快感に酔いしれる香苗。
その初々しい肉体を犯しながら、元広島県トライ王にも輝いたことのある千葉は高らかに笑った…。(了)

159:創る名無しに見る名無し
08/11/16 01:36:07 kfi2fLQK
同じ作者とは到底思えない暴走っぷりだな
ってか、こいつら主人公にしてなんか書けよ

160:創る名無しに見る名無し
08/11/16 02:02:05 mchPig/t
本当に行き場のない作品だな

なかなかこうしてみると、良いスレじゃないか

161: [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し
08/11/16 02:11:15 1r4VxTrJ
含18禁だけどなwww

162:創る名無しに見る名無し
08/11/16 02:29:20 kfi2fLQK
今スレ読み返したけど
>>133-138みたいな感動モノのを書いた作者が
>>154-158や>>111-116のようなのを書いている(多分)ってことが異常に思える
頭の中身は何か壊れてるんじゃないか

163:創る名無しに見る名無し
08/11/16 09:34:00 A4YgECTI
作品の幅が広いんだな
うらやましい

164:創る名無しに見る名無し
08/11/16 12:13:30 MWlshrn6
エロをここに投下する是非は置いておくとして、
エロって難しいから、それを書けるって事自体はすげえうらやましい。

おれが少し文章書くこと知ってる母親は「エロは書かないで」って言ってるけどね。
なんか誤解してると思う。

165:創る名無しに見る名無し
08/11/17 11:22:49 is3sNS8E
NANAの主な登場人物

一ノ瀬奈々・・・普通のルックス。高校時代に既婚男性と不倫。専門学校で好きになった男に連れ添って上京。

(バンド「ブラスト」)
ナナ・・・超美形。ヴォーカル。セヴンスター吸いまくり。幸薄い。奈々とセックス。
ノブ・・・イケメン。ギタリスト。ナナの元彼で奈々とセックス。
ヤス・・・ハゲ。ドラマー。奈々とセックス。
シン・・・イケメン。べーシスト。白人とのハーフ。奈々とセックス。

(バンド「トラネス」)
レイラ・・・超美形。ヴォーカル。ヤスの元カノ。奈々とセックス。
タクミ・・・イケメン。ベーシスト。奈々とセックス。一度分かれるも最終的に結婚。
レン・・・イケメン。ギタリスト。ナナの現彼。ナナをセブンスター中毒にしたのはこの男。奈々とセックス。
ナオキ・・・イケメン。ドラマー。金髪。フェラーリ乗り。奈々とセックス。

166:創る名無しに見る名無し
08/11/19 00:32:06 iNtp/inr
眠ければ寝てしまえばいいと思うんです、私
えぇ、それが人間のあるべき姿っていうんですか?
人間だって動物な訳ですし

そもそも人に寝てもいいか尋ねるってのは間違ってると思うんですね、私

眠いなら寝ると宣言して、寝てしまえばいい

寝てもいいですか? と聞いて、ダメですと返ってきたらどうします?
それであなたの眠気はおさまるんですか? という訳です

一応聞いておくのがマナーだとか言いますけど……

人が眠いと言っているときにダメというような人に対して、
マナーを守る必要なんて果たしてあるんでしょうか?

つまり、その、あなたの発言はそういう意味において、
思慮に欠けていると言わざるを得ない

えぇ、聡明なあなたにしては致命的なミスです

しかしこの文章を眠い時に読んで理解するのも難しいでしょう
明日の朝、もう一度この文章を読んでください

その時には私の言いたい事がご理解いただけると思います
聡明なあなたのことですから

167:創る名無しに見る名無し
08/11/19 00:54:24 gFuZ5ng2
それは遠まわしに、「お前の言ってることは眠いんだよ」と言われてるんだと愚考いたします

168:創る名無しに見る名無し
08/11/19 04:20:30 P8bXY5Wy
気づくとさりげなくエロが投下されているあたりに
このスレの存在意義を感じざるをえない

>>165
人類みな兄弟ってことですね

169:雛鳥と子供 ◆16Rf2BBdUE
08/11/20 00:43:28 Q1y9MdXw
わたしは雛鳥だ。
三羽の兄弟と一緒に、やわらかい巣の中で眠っている。
暖かい日差しがふいに陰ったのに気付き、わたしは目を覚ます。
人間の子供がひとり、わたしたちをきらきら輝く目で見つめている。
小さな手が伸びて、わたしの隣の兄の頭を無理矢理つまみあげた。
ぎゅう。
兄が、鳴いた。
瞬時に首の骨を伸び切らせた兄は、切ない断末魔を上げて、下まぶたを固く閉ざし、そしてそれきりになった。子供が手を放すと、兄の首は枯草のようにぶらりと揺れた。
「ああっ」
子供はすまなさそうな顔で、動かなくなった兄を見た。そしてもう一羽の兄を、今度はそっと掴み出した。
てのひらに包まれた兄は、短い羽で懸命にもがいた。子供の指の隙間を抜け、外に飛び出した。
外には何もなかった。兄は墜落した。地面の上で無防備にうずくまる兄の体を、よろめいた子供の足が踏み潰した。
「ああ……ごめんなさい、ことりさん」
子供は悲しそうにつぶやき、どこかに立ち去った。
わたしは一人残った弟を見た。弟はやわらかい巣の中に埋もれて、浅い眠りにひたっていた。
わたしも眠ろうか、そう思った矢先、また日が陰った。
あの子供がいた。その指には何か大きな塊がぶらさがっていた。
ねずみだ。どぶねずみを、捕まえている。
「お友達を連れてきたよ」
子供は得意げに言って、その肥え太ったねずみをわたしたちの巣にねじこんだ。
ねずみは真っ先に弟へ食い付いた。弟の細い首に、黄ばんだ牙が食い込むと、意外なほど赤い血がぱっと飛び散った。
巣の隅にうずくまったまま、わたしは空を見上げる。
あそこに行く日は、もう来ない。

170:創る名無しに見る名無し
08/11/20 04:14:38 dldg4eTH
無邪気な善意の恐ろしさ

171:創る名無しに見る名無し
08/11/21 01:40:44 pfyxlMd3
わたしは日本人だ。
一億二千万の兄弟と一緒に、やわらかい巣の中で眠っている。
暖かい日差しがふいに陰ったのに気付き、わたしは目を覚ます。
左翼の狂人がひとり、わたしたちをきらきら輝く目で見つめている。
法の名を借りた暴挙の手が伸びて、わたしの隣の兄の頭を無理矢理つまみあげた。
ぎゅう。
兄が、鳴いた。
瞬時に戦犯扱いされた兄は、切ない断末魔を上げて、高いロープに吊るされて、そしてそれきりになった。
竹島強奪と在日凶悪犯罪者の日本永住権容認に満足した彼らが手を放すと、兄の首は枯草のようにぶらりと揺れた。
「ああっ」
左翼のカルト狂人は、自分の行為は正義の行為で、日本人はアジアに永遠に謝罪しなければならず、そのためには
日本人に自虐的な歴史観を押し付けて再教育すべきだという思い込みに満ちた顔で、動かなくなった兄を見た。
そしてもう一人の兄を、今度はそっと掴み出した。
在日系の平和市民団体に囲まれた兄は、謝罪と賠償を訴える彼らにボコ殴りにされた。彼らの群れの隙間を抜け、
外に飛び出した。外には過激派左翼集団が待ち構えていた。
兄は捕らえられた。そこで地下室に軟禁され、弁証法に基づいた罪の告白を教養され、鉄パイプで殴り殺された。
地面の上で無防備にうずくまる兄の体を、正義の確信に満ちた左翼過激学生たちは大喜びで踏み潰した。
「まあ当然だな……社会主義革命に与しない日本人は穢れているからな」
左翼過激派は当然というようにそうつぶやき、どこかに立ち去った。
わたしは一人残った弟を見た。弟はやわらかい巣の中に埋もれて、浅い眠りにひたっていた。
わたしも眠ろうか、そう思った矢先、また日が陰った。
民主党と公明党がいた。その手には国籍法改悪、在日朝鮮人への参政権付与法案の文書が握られていた。
特亜人だ。特亜人を、けしかけている。
「お友達を連れてきたよ」
民主党と公明党、及び一部の新自由主義者は得意げに言って、飢えて残虐な特亜人をわたしたちの巣にねじこんだ。
特亜人は真っ先に弟へ食い付いた。弟の細い首に、黄ばんだ牙が食い込むと、意外なほど赤い血がぱっと飛び散った。
巣の隅にうずくまったまま、わたしは空を見上げる。
あそこに行く日は、もう来ない。
日本の未来は、もう無い。

172:創る名無しに見る名無し
08/11/22 06:56:31 mgXO1meD
秀吉の雑魚がせめて韓国くらい取っていれば、
まだ日本も先進国として未来はあったかもしれんが、
人口は少ない、面積は狭いうえに山だらけ、民族性は惰弱、意志は薄弱、
政治家に理念なく目先しか見えない国民、資源は一切なし

ま、悪いがお先真っ暗ですわな

韓国や中国を幾ら仮想敵に持ち上げて現実からそらしても、意味ないぞ基地外右翼
インドも、凄まじい勢いで成長しているからな
日本は、堕ちるだけ


173:創る名無しに見る名無し
08/11/22 17:39:41 Fz8oktc5
改変モノに進化したwww

174:創る名無しに見る名無し
08/11/23 04:12:41 TQFjFAUM
>>172
批判するのはいいんだが
それを作品にして投下すべきだね
なんか分かってないなって感じ

175:創る名無しに見る名無し
08/11/24 01:41:00 7lXIibZ1
変に知識を詰め込んだだけの衒学的な批評家きどりのやつなんだろ
そういうやつって上からの目線で他人にケチつけるけど
自分じゃ何もやらないからね
頭かたそうだしw

176:創る名無しに見る名無し
08/11/24 21:02:06 LuFwwkR2
>>172の事実を書き込んだだけで、
よくもまあ、そこまで妄想を膨らませられるな

さすが基地外の隔離スレってところかな?

177:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:53:40 aw/FJDOj
>>176
よくわからんけど、ここでは作品を書き込んだ人間が勝ち。
そういう意味で>>174はいいこと言った。
作品にして投下しない限り何を言っても君に説得力は無い。

178:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:54:26 aw/FJDOj
『ドラえもん のび太の中年悲哀曲2』

「バカじゃないの、あんた…」
六本木の交差点の人だかりの中で、しずかちゃんはそう言って迷惑そうにのび太から目を背けた。

「えっ…?」
かつてのガールフレンド、しずかちゃんに真正面から面罵され、のび太は衝撃を受けた。

40を超えたとはとても思えないスタイルは、かつてのび太と付き合っていたとは信じられないほどに洗練されている。
際どく切り詰められたスカートから伸びる脚線美は、そこいらの小娘など太刀打ちできない大人の色香を放っていた。

幸せの只中に生きる女…今のしずかちゃんは間違いなく勝利者だった。

その目の前で崩れ落ち、膝をつくのび太。
通行人たちはその光景を好奇の目で見つめる。

しずかちゃんの連れの長身の優男は、しずかちゃんの傍に身を寄せてのび太を警戒するように睨み付ける。
それを見たしずかちゃんは僅かに苦笑いを浮かべ、男を軽く手で制した。

もはやのび太のような男に、何かできるだけの度胸も根性もない、そう見切ったような笑いだ。

それを察したその美男子の男もまた、路上で震えるのび太を嘲笑うように見下ろした。
路肩に止めてあるベンツ600LSの運転手に向かって、少し待つように手で合図する。

「…な、何て言ったの、しずかちゃん?」
のび太はもう一度尋ねる。その声は恐怖に震えていた。

するとしずかちゃんはウェーブの掛かった長い前髪を手でかき上げながらのび太に向き直り、再び言った。

「バカって言ったのよ…それに超キモい」
のび太を見つめるしずかちゃんの目は、まるで道端に落ちている犬の糞を見るそれだ。

動揺を隠せないのび太は、しずかちゃんの目の前でオロオロとするばかりだった。
周囲の野次馬の指すような目線の中で、のび太は震えながらうな垂れる。

そんなのび太の哀れな姿に対してしずかちゃんは意地悪くニヤリと笑った。

「二度とあたしの前に姿見せないでくれる、のび太さん。もう私達はなんの関係もないの」
そう言い放つとしずかちゃんは、足元にペッと唾を吐きだし、待たせてあったベンツの後部座席に乗り込んだ。

179:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:55:06 aw/FJDOj

遠ざかるベンツの姿を、のび太は呆けたような目で追う。
力なく立ち竦むその姿は、この街には不自然なほどに目立つ。

交差点を足早にわたる通行人が、邪魔そうにのび太を睨みつける。
そんな視線に気づくことなく、のび太は涙ぐんだ目で、もはや視界から消え去ったしずかちゃんのベンツを追っていた。

都会の喧騒が、のび太の耳の中で残酷に響く。

そのままのび太は泣いた。泣き崩れた。地面に蹲り、オイオイと号泣した。
仕事を失い、尾羽打ち枯らした今ののび太の精神は、すでに限界に達している。

もはや誰も自分を愛してくれない。
彼を助けてくれるドラえもんも、もうどこにもいない。

「ドラえもん…助けてドラえもん」

のび太は小声で呟いた。
その声も、都会の喧騒の中に掻き消えてゆく。

のび太は尚も泣いた。
ふと目の前を見る。

アスファルトの表面に、しずかちゃんが吐き出した唾がこびり付いていた。
少し乾きかけたそれは、アスファルトを僅かに黒く滲ませている。

のび太は四つん這いになり、はゆっくりとそこまで這い寄った。

しずかちゃんの唾液。しずかちゃんの分身…それはのび太自身が失ってしまった愛の欠片だ。
遠く過ぎ去ってしまった輝かしい少年時代の、かすかに残された雫だ。

のび太の心臓の鼓動は高鳴る。
同時に、若き日の思い出が脳裏を過ぎる。

放課後、しずかちゃんと過ごした甘酸っぱいあの日々。
まばゆい陽射しの中で共に笑い、励ましあい、仄かな恋心を抱いたあのせつない少年の日。

(あの熱き情熱の疼きを、もう一度取り戻せるだろうか?)
のび太の股間は熱を帯びてゆく。

180:創る名無しに見る名無し
08/11/25 01:55:39 aw/FJDOj

のび太は地面に顔を近づけた。
口を空け、舌を伸ばす。その舌先はゆっくりとしずかちゃんの残したの唾液に向かって伸ばされてゆく…。

通行人の怪訝な視線を浴びる中で、のび太はそのままアスファルトにキスをした。
夢中でしずかちゃんの唾液を舐めた。そのまま音を立ててすすった。

しずかちゃんの愛を取り戻せた気がした。(了)

181:オフ会
08/11/25 05:26:11 4dyUvdWF
つい先日ピザに毒が入っていたきったないファミレスに、妙な一団が入って来た。
全員が全員、個性溢れる仮面を被っているのだ。
「それじゃあ全スレ共同仮面オフ会を始める。みんなドリンクバー注文したか」
キン肉マンのお面を横掛けにした男が音頭を取る。
顔面丸見えだが気にしない。
「じゃあ皆どのスレの住人かそれとなく匂わせて会話してみようか」
キン肉マンの音頭を受け、ksksだのケモ学だの鍋ァだのと意味不明な言葉を交えた暗号文のような会話が乱れ飛ぶ。
自称ロワ乱立嵐のハットリくん仮面がガムシロップ20個入りコーラを飲んだ時、キン肉マンが誰なのかが話題にあがった。
「名乗らなくても分かるっしょーが」
とキン肉マンは自らのテーブルを指差した。
シシカバブ、焼き鳥、豚串、ちびたのおでん。
串だらけのテーブルを見て誰も彼もががってんボタンを連打した。へ~ボタンがひとつまじっていた。
妖怪とメリーさんの百合とにかく百合話がおおいに盛り上がり、GGG監修の投下支援祭りゲームの開発が決まった時、誰かのケータイが鳴った。

や・ま・あらしの登場だっ♪

着うたらしき軽快な日本語ラップが鳴り響いた。
このSFはわしが考えたスレと貴方に合う創作物を探すスレを覗いた事のある板民が凍り付いた。
キン肉マンがおもむろに携帯を弄る。
マナーモード、設定。
キン肉マンは厳かかつ傲岸不遜に言い放った。
「……山嵐のベストは最高だぞ。聞いて置いて損は無い」
ちなみにこの日、串の人は参加して居なかった。

182:創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:30:08 A1veqpwQ
ちょwwww

183:創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:31:40 A1veqpwQ
しかし、俺の場合多すぎてどこのスレの住人か匂わせるって難しいぞ


184:創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:34:24 u/VoUeLZ
これはwwwww
分かる人にしか分かんねーだろwww

185: [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し
08/11/25 05:37:13 Lf5iH9aF
参加しなくて良かったwww

186:創る名無しに見る名無し
08/11/25 10:04:32 5+/Yj5Xr
なんぞこれwwwww

187:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/11/25 11:59:56 zQjArhC7
>>181 見たぜ。偶然なあ。
このスレ来るの一ヵ月に二度目ぐらいだけど、
たまたま今日、見たぜ。
この恨みは果たしてやる。

188:創る名無しに見る名無し
08/11/25 12:20:04 5+/Yj5Xr
おいしいなあwww

189: [―{}@{}@{}-]   
08/11/25 20:24:30 Lf5iH9aF
>>187
作品で晴らせよ?思わせぶりに串なんか並べやがって……
俺は執念深いからな?

190:創る名無しに見る名無し
08/11/25 20:42:56 5+/Yj5Xr
wwwww

191:創る名無しに見る名無し
08/11/26 11:54:33 oyNOZRc+
ちょwww

192:創る名無しに見る名無し
08/11/26 17:13:33 y+qW6dX6
>>185 >>189
お前は自分じゃ何も書けないくせに
方々のスレにいるんだな
まじで暇なのか?

193:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/11/27 02:52:05 IwjHgZY6
>>192 串はバナーの絵とか作ってるよ。

194:創る名無しに見る名無し
08/11/27 03:01:09 WTFVgTdZ
つうかギャルゲのライターとかSSはかなりの数書いてる書き手
最近絵もかき始めたらしい

195:創る名無しに見る名無し
08/11/27 20:46:08 iiFy3zKY
「今は亡き千明さまに捧げる詩」

仄暗い闇の中で、千明さまはゆっくりと微笑んだ。

両手両脚を手錠で拘束されて床に転がされた私は、その千明さまの無辜な笑顔に慄然とする。
月明かりが差し込む無機質な部屋。

静寂の中に潜むはち切れそうな緊張感が、私の鼓動をさらに激しく高鳴らせる。
千明さまは天使のような微笑のまま、手にするものを頭上に掲げて見せた。

それは一本の巨大な張型だった。

亀頭の形状や肉茎に浮き出る血管に至るまでグロテスクまでにリアルに再現された巨大な張型。
薄暗い月明かりの中でそれは、鈍い光を放ちながら悠然と揺らめいている。

千明さまはまるでアルテミス。
美しい裸体が月明かりの中で妖しく輝く。

私は罪深きアクタイオン。
自ら犯した罪のため、自らの剣で今、私は貫かれる。

「うぎゃーっ!」
私は絶叫した。

肛門はメリメリと音を立て、括約筋が引き千切れる嫌な感触が伝わる。
激痛に貫かれた私は、歯を食いしばり泣きながら耐えた。

これは私に与えられし罰だ!
私の犯した涜神行為は今、非情な美の女神の手によって裁かれるのだ。

太ももに生温い物が流れる。そう、それは私自身の流した血だ。
引き裂かれた肛門から流れ出る血は、まさしく私の穢れだった。

私は泣いた。
泣き叫んだ。

その声は星々に届いただろうか?
私の祈りは?

千明さまは微笑みながら張型をグリグリとかき回し、さらに私の肛門の奥深くへとねじ込んだ。

196:創る名無しに見る名無し
08/11/27 20:46:54 iiFy3zKY
千明さまは便意を催すと、おもむろにパンティーを脱ぎ去った。

縛られたまま床に転がされた私に、千明さまは無造作に美しい尻を向けられる。
窓から差し込む月明かりの中で、その肌は神々しいほどに白く艶やかだ。

その美しい御姿のまま千明さまは、白い絨毯の上に大量の糞を垂れ流された。
そう、それは私の目の前に。

静謐とした、無機質な白い部屋。
他に誰もいない、たった二人だけの空間。

ここは神の住まう領域なのだ。

すると突然、千明さまは美しい瞳を私に向けられた。
おびえる私の両目を覗き込み、残虐な微笑みを見せた千明さまは、この私めに尊い御言葉を賜ってくださった。

「ほら御覧、大地が育みし生命はわが命の糧となり、そして今、再び大地に戻るのよ」

毛足の長い白の絨毯の上で、汁気たっぷりの糞が湯気を上げ、香ばしい匂いを放つ。
淡い春の夜の月明かりの中で、黒々とした大便が鈍い光を放った。

そうだ、それは生命の神秘を内包した神々しいまでの輝きだ!
それだけではない、これこそが千明さまが賜った、新たな生命を生み出す輪廻への兆しなのだ!

私は泣いた。

泣きながら跪き、その糞を直にむさぼり喰った。
香ばしい臭気が鼻を突き、その刺激によってさらに涙が流れる。

既に激しく勃起した私は、千明さまが嘲笑って見下ろす中で、軽く呻き声を上げながら糞を食い続けた。
止め処なく流れる熱い涙を拭うことさえ忘れ、ただもう一心不乱に。

かつて千明さまの一部だった糞。
千明さまの肉体を構成し、千明さまの内臓で消化された排泄物。

そう、これは千明さまなのだ。千明さまそのものなのだ!
かつて千明さまだった一部が、今私の中に入り、私の一部となるのだ。

私は心の中で叫んだ。嬉しかった。
その瞬間、私は遂に神との邂逅を果たした。

197:創る名無しに見る名無し
08/11/27 21:30:28 IqiCcOWB
エロパロの然るべきスレで晒すことをオススメする

198:創る名無しに見る名無し
08/11/27 21:32:28 yPDrh/IO
この板に行き場はないと思う

199:創る名無しに見る名無し
08/11/28 05:44:35 Qh3xEJX2
過疎板の過疎スレでこれほどまで早く検閲が入るのは凄いね
創作家よりも検閲官向きの人間が多いのかな?

200:創る名無しに見る名無し
08/11/28 20:19:28 LwJRCOvd
専ブラ入れた方がいいよ

201:創る名無しに見る名無し
08/11/28 21:18:35 LZpFXo3h
狙撃兵向きの人間とかは多いかもだ

202:創る名無しに見る名無し
08/11/28 21:22:24 mZ1Ad2Ej
狙撃兵向きってどういうの?

203:創る名無しに見る名無し
08/11/28 21:29:05 LZpFXo3h
極端に言うとうんこ漏らしながら10時間ぐらい潜んでいられて、
ターゲットが出た一瞬で発砲できる才能

204:創る名無しに見る名無し
08/11/28 21:29:16 RYU9nV6x
一発必中?

205:創る名無しに見る名無し
08/11/28 21:37:32 mZ1Ad2Ej
つうか専ブラ入れてれば新規レスがあるスレわかるしな

206:創る名無しに見る名無し
08/12/03 21:47:58 wswZunGC
 大変なことになったからすぐに来て!!
 幼馴染からそんなメールを受け取って、家まで行ってみるとそこには地獄絵図が広がっていた。
 顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔、顔。
 同じ顔、計12つ。
 
 見慣れた幼馴染の顔とはいえ、大量に並ぶと若干気持ちが悪い。

「何をしたらこんなことになるんだよ……」

 顔をどっちの方に向けたらいいのか逡巡しながらそう問いかける。

 12人の幼馴染が各々好き勝手に物を言うし、
 その内容も分裂したとかファンタジーな感じで、
 状況を把握するの時間がかかってしまったが、彼女らの主張はこうだ。

 朝起きた → 12人に分裂してた → 完

 スーパが付くほどシンプルだ。

 物事ってのは説明の余地がないほど単純なほど恐ろしいということに気づかされる。
 しかも彼女ら1人1人と話をするうちに気がついたのだが、
 幼馴染の元の性格と寸分狂いもなく分裂した12人は同じ性格をしている。

 某12人の妹と戯れるゲームだってそれぞれ性格は違うというのにまったく不親切なことだ。

「まずは個体の区別をする必要があるな」

 俺はカバンから近所の100円ショップで買ったポストイットを取り出す。
 そしてそれにA~Lまでのアルファベットを順番に書き、
 それを手当たり次第に幼馴染ズのおでこに張り付けていく。

「えいや!」
「な、なにするのぉ~」

 とりあえず12人全員にポストイットを張り終えた。

「幼馴染A!!」
「はいっ!?」
「貴様は今から妹キャラだっ!!」

 おでこにAと書かかれたポストイットを付けた幼馴染にそう告げる。
 12人の幼馴染の顔はみな一様に、
 俺の素晴らしい発言の意味を理解できていない顔をしている。

「だから貴様は妹キャラだと言っているんだっ!!」
「ちっ、ちがうよぉ~。私は幼馴染キャラだよぉ~」

 キャラとか言うな、と問題はそこじゃなかった。

207:創る名無しに見る名無し
08/12/03 21:49:08 wswZunGC
「流石の俺も12人も似たような奴と付き合っていける自信はない」
「……!?」
「お前の返答次第ではお前との付き合いもこれまでだな」
「……」

 どうやら俺に捨てられることと己のアイデンティティを天秤にかけているらしい。愛い奴め。

「わかった」
「お兄ちゃんと呼ぶんだぞ?」
「おにい……ちゃん?」

 あまりの破壊力に気を失いそうになったが気にしない。
 とりあえず手当たり次第に幼馴染にキャラを割り振っていく。

 そして最後は。

「幼馴染Lは、幼馴染だな」
「やったぁ~」

 元鞘に収まったLは嬉しそうだ。A~Kの幼馴染ズは不満そうだ。
 不満そうな幼馴染ズを見ていて閃く。

「いっそローテーションでもするか?」
「私たちが混乱しちゃうよっ!!」

 却下された。そりゃそうか。

「改めてみると凄い光景だな」

 幼馴染たちは一生懸命割り当てられた役割の練習をしている。

「合体してキング幼馴染になったりしないかな?」
「しないよっ!! 私たちに何を期待してるのっ!?」

 怒られた。
 それにしてもずいぶん一生懸命キャラの練習してるなぁ。

「お前らそんなことしてないで、元に戻る方法とか考えないのか?」
「言われたから練習してたのにぃ!?」

 我が幼馴染ながら随分とアホの子だ。
 さて、どうしたもんか。

「叩けば直るんじゃないか?」
「私たちテレビじゃないよぉ!?」

 テレビを叩けば直るってのも嘘みたいですが。

 う~ん、そろそろ本格的にこの状況をなんとかしなくてはならんな。
 そんな事を思っていると突然、閃きが舞い降りる。

「今からお前たちに殺し合いをしてもらいます!!」
「えぇ~!?」

208:創る名無しに見る名無し
08/12/03 21:50:18 wswZunGC
S-1に投稿しようと思って勢いだけで書き始めたら
収拾がつかなくなってしまったもの

やっぱりある程度書き始める前に考える必要はあるね、って話

209:創る名無しに見る名無し
08/12/03 22:44:20 PXMvwkwh
なんというカオスwww

210: [―{}@{}@{}-]   
08/12/04 02:24:39 Pf0A6V+X
おさなロワw

211:題:秒針の隙間から伸びた、(1/4)
08/12/04 22:32:29 rI7Kc1Jw


  少年のイデアは呟く、
  「……意識を介在させてはいけない。
   防波堤はカタストロフィーの布石さえ演じられぬのだから。」


―午前七時四十二分

 等間隔に配置された街路樹の下を抜け、彼は停留所に向かう。
 眠りから醒め切らぬ街。躁病を抱えたスーパーマーケット。流動性を固持する乗用車の群れ。
 弛みに絆されるその感覚は彼を厭世観に染めかけるも、所詮はコピーペースト故、途切れる。
 そして劈く不快感。
 眼界にノイズの如く走る少女たちの嬌声が彼を現実に縛り付ける。
 自動的な歩み。ほら、もうバスが来る。急がなきゃ。パブロフ。


  それはさも悲しげに、
  「生まれつき歯車として生きていたかった。
   せめてそんな風に思われていたかった」と。



212:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:33:40 rI7Kc1Jw

―AM 08:17

 バスの中、整理券を吐き出す装置に寄り掛かり、黄色いアクリル樹脂で包まれた手摺りに腕を絡める。
 座席はまばらに埋まり、人間の音が響き合うのが遠く聞えている。
 車内での立ち位置は固定されていた。
 彼は固定する事を好んだが、固定されるのも許容できた。
 食欲に似た生命維持装置に身を委ねる日々は、恒常性に欠けるのだ。
 翻って予定調和は母の腕の中のように柔らかく、慈愛に満ちている。
 そういえば、最後に他人の皮膚に触れたのは、いつの事だったか……。

                  ――何かが聞えた。

 咄嗟に理解が追いつかず目を四方に走らせる。誰が?
 誰だ ?
 車内アナウンスだった。遅れて、理解が触れる。あの野蛮な声は、路上に這うガムの残骸の声は―

「聞こえて□んです□? バスの□テップに立□ないでくだ□い、いい加減に


 反響。反響……視線が、無数の目が―動けない―四方に飛び散る意識が、足元が、足元が沈み込む―
 目が、眼球が、血の通う眼球が、無数の瞳孔が、虹彩が、

 潰されるんだ!!
 殺される、殺される、血の海になって僕はやけつくような火を、非を咽頭に押込まれて腸壁が瓦解するのに

『ねえ、あのひと、なんかこわくない』
『前も見たよ、確か途中のバス停でのってくるひとだ』
『だいじょぶかなあのひと』
『あのひと』
『あのひと 』
『 あのひと 』『あのひと』『あ の ひ  と』『あ の ひと』『あ の  ひ と』『あの ひ

 食道に焼け付いた破片を、傍観,連なる傍観、十字架は誰の殺サ,繝九Η繝シ繧ヲ繧 ァ



  。

   、


 その瞬間、見た。
 見えた。
 窓の外に。

                    手 ?



213:題:秒針の隙間から伸びた、(3/4)
08/12/04 22:34:11 rI7Kc1Jw

―AM 08:19:02
 僕は見た。
 窓の外、雑木林に見守られた、空白のような畑。
 錆付いた土の海から一本の手が伸びているのが見えた。

  手

 白い。
 肘からずっと、宙に向けて、星を取る子供のように、あどけなく。
 誰かが置き去りにしたのか?
 用済みで?
 或いは、奪われた手か?
 子供のように玩具として『手』を奪い、飽きて放ったのか?
 切除したのか、ならば、どう、何を以って?
 同意はあったのか。同意して手を切る、否、自ら手を切る、肘ごと?



214:題:秒針の隙間から伸びた、(4/4)
08/12/04 22:35:16 rI7Kc1Jw

―AM 08:19:57
 疑問符が胸を浄化して、気づくと真実だけが残されていた。

 違う、あれは『手』だった。
 紛れもなく救いの『手』を差し伸べられたのだった。

 しばらくしてバスが止まり、僕は降りた。
「あそこに立たれるとドアが開かなくなったりして、困るんですよ」
「すみません、うっかりしてて」
 そんな、笑える程自動的な。


―夕方、五時過ぎて

 日の落ちた薄闇に目を凝らし、帰りのバスの窓からあの畑を見る。
 あったのはやはり、引っ掛けられた白いゴム手袋だけだった。
 あの瞬間、秒針の隙間に見えた猟奇は、自分の記憶だけに固定しようと考えた。

 いつもどおり家に着いて。僕はこうして。
 たぶん明日も。また。

(了)


215: [―{}@{}@{}-]   
08/12/04 22:40:55 Pf0A6V+X
こういう作品ってどこに持っていくんだろうね
シュルレアというにはシステム化された…

ケータイ小説やらの類よりずっといいとオモタ

216:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:41:46 oCyM6Uk7
凝った作風が面白い。
自分には出来ない芸風?だから正直羨ましい

217:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:42:34 sSQ8F7Rn
はっきり言うと、意味はわからん。
が、何かざわっと来るものはあるな。


218:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:45:00 zx9p3I4e
>>211-214
シュールだね。
確かに詩とも小説とも少し違うな。
どっちかというと、「写真集についてる詩っぽい文」?

なんか人形写真集なんかに似合いそうだな。
そういう趣味の人?
澁澤龍彦とか好き?

などと質問攻めにしたくなる作風ですw

219:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:46:00 wdupJYB1
もう少し粘っこく説明すれば狂気に引きずられるのを描写できると思うぜ
侠気の世界に踏み込んだ少年が手によって引き戻される、
でも実際にはそんなに経ってなかった、みたいな

そういう風じゃなかったのなら、ごめん

220:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:46:16 ZMEoBMgo
こういうのが感想のつけにくい作品って奴かな?
対応するスレはどの辺になるんだろうね

ハルヒの長門の書いた奴思い出した
幻想ホラーだっけか? そんなん

221:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:46:45 rElM5x//
これは良作。しかもかなり上等な。

222:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:46:48 KUmAHvO4
ああ、そうねw
四谷シモンの人形がバスに乗っけられてる写真集のイメージだ

223:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:49:18 KUmAHvO4
>>211-214は通勤通学時間帯のバスだけどさ、
昼日中のバスはかなりシュールな空間だよね
乗客の偏りかたがハンパない
>>211-214みたいなのが紛れ込んでておかしくないってぐらいw

224: [―{}@{}@{}-]   
08/12/04 22:50:50 Pf0A6V+X
>>223
流石にこいつは駄目だろwww

225:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:51:49 KUmAHvO4
ええーw

226:創る名無しに見る名無し
08/12/04 22:53:10 KUmAHvO4
まあでも、思ったより遥かにかっけえ作品がでてきてびびったw

227:創る名無しに見る名無し
08/12/04 23:18:37 rI7Kc1Jw
三人称(=自身に対してすら他人事、モノ扱い)から一人称への移行とか
時刻表示で神経質になってるところとか
描写のレベルが落ち着くにつれて人並みになるところとか
いろいろやってみたんですけど、うまくいってましたかね?

228: [―{}@{}@{}-]   
08/12/04 23:19:57 Pf0A6V+X
成功してると思う

229:創る名無しに見る名無し
08/12/04 23:21:14 sSQ8F7Rn
>>227
理解しようとするとグルグルくる感じがしたので、
最後に普通に戻った時になんかある意味ホッとした。

成功?

230:創る名無しに見る名無し
08/12/04 23:26:06 KUmAHvO4
時刻表記の夕方はくたっと落ち着いた感じがしてよかったやねw
でもこれ毎日やってんだろうなぁ

231:創る名無しに見る名無し
08/12/05 14:55:56 xFXswESH
これはいい意味で行き場所のない作品だな
個人的にはこじんまりまとまりすぎて、もっと弾けて良かった気がするが

というか、実は良スレなんだよなここ

232:創る名無しに見る名無し
08/12/06 01:01:59 nphtHCFY
蛇を踏むのころの川上弘美みたいで好きだなぁ


233:題:バッドエンド依存症 1/3
08/12/06 21:39:13 gqgU89sO

 例えば、十一月の公園に落とし、路上に散らばった記憶。
      雲居に揺らぐ、静電気を纏ったウサギの記憶だ。

  彼女は云った、
   「いっそ虐待とか、されてたかったかもしれない。」
  ―あれは、誰の言葉だったのだろう、なんて。

   凍て付いた遊歩道に、靴底の感覚さえ感じられず、
   水分を奪われた喉の皮膚が刺さりあう、辛うじて得た生命感覚。
   遊歩道はたぶん、睡蓮の葉で出来た頼りない橋だ。
   一歩狂えば、彼女の如く― どぼん。

    不意に,

  皮膚感覚―編集されたフィルムに映り込むサンダル履きの少女―記憶を捏造して、
   まだ足りない。
   まだ足りない。
   まだ足りない、とねだる子供の群れが。
   なんだ、あの子供たちはただのトラウマじゃないか。

     嗤おうとして、ギアを入れ間違えたら、視界がまた浸される。

    ―悲劇役者なんて、好んで繰り返した癖に。

 レコードが遠く、日曜日の終わりを嘆くのが聞えていた。
 こんな時、彼女ならば,



234:題:バッドエンド依存症 2/3
08/12/06 21:40:14 gqgU89sO

   ◆ ◆ ◆ ◆

―記録映画のワン・シーンより


 「私、別に家が暗かったとか、誰かが死んだとか、そういうのないもん。
  シンデレラみたいにいじめられてたとか、
  白雪姫みたく誰かにひどい事されたとかって、そういう話もないの」

  私が勝手に暗くなってるだけなんだよ―リオの口癖だった。
  そんな事を呟くたびに、余計にリオが小さくなっていくようで、
  この腕で捕まえていないと消えてしまいそうで恐くなって、また腕に力を込めなおす。

   体温が溶けて、世界の音が途切れる。

  大丈夫だよ、彼女は慈しむように囁いてくれた。

 「私、歩けないし。そんな強く抱きしめてなくたって、身体はずっと、ここにあるよ。」

  居る、とは聞えなかった。それは、身体を置き去りにしてどこかへ消えようとするみたいに聞えた。
  僕が欲しいのは心だったのに。

  虚ろな意識と焼け付いた胸が熱病に浮かされたような僕たちを辛うじて現実に繋ぎとめていた。
  このまま二人で「死」を始めてしまっても、吝かでないとすら。

   だから、彼女は―

 「君、私の事 愛してないって云ってたよね」

  彼女の声は、彼女自身の部屋の中で反響して、僕には木霊しか聞き取れない。
  壁に耳を澄ますように、心音を伝うように、願わくば血流さえも通えばいいと……。

   僕が求めてるのは、君の心であって、君じゃないなんて、気付いてない振りして。

 「でも、いいんだよね。私はただ、ばらばらになりそうな私を、壊れないようにしてて欲しいだけ」
 君じゃなくてもいいのかもしれない、なんて嘯いたりして。

   ねえ、知ってる。
   ウサギって、肉食用のもいるんだって。

  捌かれる事に慣れすぎた僕の心なら、君の虚ろな穴も理解できたのかもね。

   君は、やっぱり私を食べてくれるんだよね。
   私が死ぬときは、君だけに殺して欲しいの。

  そんな日が来るといいな、なんて子供らしく思った、一年前の秋。
  所詮僕らは良く出来た悲劇役者さ。


235:題:バッドエンド依存症 3/3
08/12/06 21:40:59 gqgU89sO

   ◆ ◆ ◆ ◆

  子供じみた悪夢は、叶わない。


 『本日の上映は出演者の都合により中止されました』


  いつしか、「生きてて欲しい」なんて縋った僕は、彼女を羽ばたかせた。
  ある意味で良く出来たラストシーンだったのかもしれない、なんて。
  俳優には最初から向いてなかったのかもしれない。
  ―気付けば温かい、ベンチ。


    名優ならば、ここで落涙するのだろう。
    ただ、僕はあまりに心を売りすぎた。
    翻って、彼女はなんて素晴らしい女優だったろう。


  僕はもう一度、台本の不備を呪った。
  けれど台本を書いたのは、結局僕たち自身で、


     本日、俳優業を退職する事に決めました。
     ごめんなさい、監督さん。
     辞表は、靴の中にでも押し込んでおきます。


 ――どぼん。

(了)


236:創る名無しに見る名無し
08/12/06 21:43:28 aUSI0Ddm
バスの話書いた人?

237:創る名無しに見る名無し
08/12/06 22:01:27 gqgU89sO
>>236
です。
今回、あんまりつめてないですが。



四谷シモンや澁澤龍彦は興味あるものの手は出せていない状況です。
気に入ってる作家は梶井基次郎、スティーヴン・キング、安部公房、サリンジャー辺りで。

238:創る名無しに見る名無し
08/12/06 22:54:41 Vmz4w4pt
SKはザ・スタンドだけ読んで、あとは映画ですましてるな
最後、いきなり核兵器を砂漠から拾って来て誤爆で敵全員あぼーんは
無理やりすぎな終わらせ方だと思ったw

この人は本当に映像化作品に恵まれてるなぁ
ザ・スタンドは最悪の出来らしいけどw

239:創る名無しに見る名無し
08/12/06 23:52:18 JeP4wH1t
キングだったら長編より古めの短編集(『深夜勤務』とか)のほうが面白いんじゃないかと思い始めてる
飲んだくれの父ちゃんが腐ったビール飲んで怪物になっちゃう話とか
ギャングの妹の結婚式で演奏するジャズバンドの話とか

240:創る名無しに見る名無し
08/12/07 03:00:45 B4sjccyX
梶井基次郎、俺も好きだ
Kの昇天と桜の樹の下にはが暗記しちゃうレベルで好き

241:創る名無しに見る名無し
08/12/07 03:24:42 1LeCzqiV
>>233-235
こういうのはレスもつきにくいかもだけど、どうか懲りずに投下して欲しい
谷山浩子とかは好き?

梶井基次郎といえば文芸板の某評価スレで青空文庫から「檸檬」を貼って、
評価してください、ときたのがいた
「たとえば丸善であった。」を「東急ハンズであった。」と書き換えてたw
お前それはないだろうと

242:創る名無しに見る名無し
08/12/07 18:02:07 gleWaHmX
ファイアスターターが一番好きです>キング
谷山浩子は存じ上げないです、けど聴く感じは寺山修司っぽいなあーと。違うかな。

というかここで出したのって、小説よりも音楽の方に影響受けてる気がします。
GRAPEVINEとか、ART-SCHOOLとか、最近だとPeople In The Boxなんかの歌詞がかなり入り込んでいるというか。
もろにロキノン厨なのです。


URLリンク(www6.uploader.jp)
そしてこないだ書いたやつ。やっぱ横書きだと横書きっぽい話になってしまう・・・。
されど2chだと右端折り返し利かないから見栄え考えるとどうしても上記のようになっちゃって、変わらんのですが。
皆さん見栄えとかどう考えてんだろ・・・?

243:創る名無しに見る名無し
08/12/07 19:29:13 1LeCzqiV
谷山浩子は、絵本みたいな明るい曲だけど歌詞を逆に読むと
「ママがわたしを殺した」とか書いてある、そんな感じですわー
俺のイメージだと稲垣足穂っぽいw

まあそんな連想をしたのだけど、ロックな人なのね
>>242の読んでも、やっぱりなんか俺は谷山浩子の歌詞を思い出す

見映えは毎回試行錯誤してるかも
軽いお話だと一行おきに空けてみたりもしますな

244:創る名無しに見る名無し
08/12/08 12:27:02 198rgzsm
文章はしょぼいが、新世界よりは圧巻の作品だったな

バケネズミに育てられたから、自分を鼠と思ってXX機構が人間じゃなくネズミに~ってところは
ちょっとあまりにあっけない顛末すぎて、尻すぼみだったがその過程が凄い

245: [―{}@{}@{}-]   
08/12/08 13:34:35 KTt2zY6s
URLリンク(www.nicovideo.jp)
URLリンク(www.nicovideo.jp)

時折聞いてる

246:創る名無しに見る名無し
08/12/09 23:01:30 4wO0wZ6e
ハブルの碑
 その碑文に曰く

  集え 憑れたる者どもよ
  来たって己が悪運の限りを試すがよい
  だが忘れるな
  賭金と涙は銘々自らが
  支払わねばならぬという事を

247:創る名無しに見る名無し
08/12/10 00:08:19 1EINXFhe
お笑いナシの礫

   序
 さて、お立会い。
 寸鉄人を刺すか否かは保証の限りに非ず。
 この巻を編むに当たって我が身に惹起した、
 語るも涙聞くは大笑いの段はとりあえず略す。
 御用とお急ぎでない向きはとくと御覧あれ。

○ゲイは身を滅ぼす
 ゲイ風で売って消えたタレントの故事から
 転じて、一発屋を揶揄する時に用いる。

○核々シカト
 「核」を振り回して利を貪り、自らの責務は
 放擲して恥じぬ様。

○支那から出た真(まこと)
 極めて稀な、あるいは殆どあり得ない事態
 状態変態を表す。

○教育における三悪
 文科省、日教組、馬鹿親の三点セットを
 指す。こやつらを絶滅せしむべし。

○中元に異を唱える
 届いた中元の数に不平を言い、価格を推し
 量っては不服を並べ、甲斐性無しの亭主
 への不満を喚く、世の多くの妻女の行い。









248:創る名無しに見る名無し
08/12/10 00:25:50 1EINXFhe
お笑いナシの礫  其の弐

○2ちゃんを得たニートの如く
 現世(リア)では全く役立たずの引篭もり
 (ニート)が、掲示板内で傍若無人に振舞う様。
           【類】 おまえが言うな

○腹が減っても「汚染米」は喰えぬ
 カッコ内に次の語句を代入するに当たって、
 対外的な斟酌は無用。
 毒野菜、毒鰻、毒餃子、毒冷食、メラミン、等々。
          → 「俎上の国民」を見よ

○俎上の国民
 口腹を満たすに足る正常(まとも)な糧食を
 得んと欲して果たせぬ何処かの国の民。
          → 「政狂一致」を見よ

○政狂一致
 国を売り、民を売り、自国民を偽り欺き謀る
 政(まつりごと)の根本を忘失した、貪官汚吏の
 物狂いの様。

○やらずのブッシュ
 ならず者国家への制裁を無定見に解除した男。
 ブッシュそしてアメリカのこの裏切りを
 しかと見届け、ゆめ忘るべからず。

○ロン-ヤスからジョージ-ジュンまで
 宗主国と属国の関係を表徴する典型的な例。
       → 「塩野七生の『断じて』を見よ

○塩野七生の「断じて」
 宗主国と属国については、『ローマ人の物語』を
 読むべし。但し、「断じて」の使用頻度の高さには
 眼を瞑ること。  






249: [―{}@{}@{}-]   
08/12/10 01:04:22 foFF6jOA
塩野七生は確かに「断じて」多いねwww
紀元あたりからルネッサンス辺りまで語らせたら神なんだけれど

250:創る名無しに見る名無し
08/12/10 01:27:04 3M7hh4SA
塩野七生の共和制ローマ好きとヴェネツィア好きは異常
ところどころミーハーな女の子化しておるw

251:創る名無しに見る名無し
08/12/10 10:58:21 +U9ZT79l
塩婆は文章下手すぎて、自分の頭の中で再度構築し直さないといけないから、
逆に、学習書としては有用なのが皮肉だな

252:瓢(1/4)
08/12/14 03:32:14 iZm6lpvG
「意味は認識するものであって初めから存在するものではない」
「あると仮定することもできる」
「その場合は神を定義することになってしまう」
「あなたは無神論者かい」
「そんな覚悟もないので不可知論者を演じている」
「認識できないという証明は可能なのかい」
 彼女はその男達の会話を聞き流しながら、真直ぐ歩き続けた。
 彼女は神と言う無責任な物語に好意を寄せていた。
 一方で彼女は、責任と階層と構造を疎んでいた。
 嫌っているというよりは、失望故に興味を摩耗し切っていた。
 彼女の歩く道はいつしか階段になっていた。
 彼女は階段の途中で立ち竦んだ。
 階段の回折する間に位置する踊り場に、二人の男が座って話し込んでいた。
 背中越しに、彼らの会話が届いた。
「健全な社会に物語は不要だから」
「歯車になれば喜怒哀楽はいらない」
「総じて苦しむくらいなら電化製品を演じよう」
「でも元から人は電気信号で動いてる」
 二人の男は、やがて彼女に気付く。
 彼らは愛想笑いを向けた。一人の男はそのまま顔を伏せた。
 顔を伏せていない方の男が、やあ、と言って彼女の左目を指差した。
「君はなぜ片目なの?」
「理由が必要なのかどうかもわからないの」
「いつから片目なの?」
「生まれた時から片目なの」
「それじゃあこんな所は去った方がいい」
「どうしてかしら」
「ここの奴らは、片目の少女の登場に、何らかの意味を求めようとする奴らばかりなんだよ」
「意味がなかったとしても?」
「そうだ」
「それは困るわ」
「だろう」
「だれが意味を求めてるの?」
「あそこに座している、七人の賢者達さ」
 踊り場の傍らに段差があり、七人の髭を伸ばした老人がたき火を囲って座していた。
「賢者に見える風貌ね」
「七人であることにも意味があるって顔をしてるだろう」
「彼らは何を話しているの?」
「興味があるなら傍に寄ってくるといい。でも、君にとって困る事になると思うよ」
「興味があるわ。困ったら無言で立ち去るわ」
「それでいいと思うよ」
「あなたも行かない?」
「やめておくよ。君との出会いに何らかの意味を見出したくない」
「そう。それじゃ私もやめておくわ」

253:瓢(2/4)
08/12/14 03:34:02 iZm6lpvG
 彼女は階段の上を目指す。
 少しだけ老人達の会話が聞こえて来た。
「この場所がなんなのかという討論に立ち戻るべきではないか」
「堂々巡りだ」
 聞き取れた言葉はその二つだけだった。
 彼女は失望した。
 階段を上り切ると、ダブルのスーツで身を固めた紳士が立ち竦んでいた。
 右手には乳白色のカッター・ナイフが握られている。今時コンビニでも見かけない、古くに普及したカッター・ナイフの形だった。
 彼女は彼の物語的な意味を勤めて無視しようと考えた。
 無視する意味が耳鳴りを引き起こしかねなかったので、彼女はやはり紳士の傍らで立ち止まった。
 紳士は、彼女が何かを言うよりも先に言った。
「自殺を考える意味さえ見失いました」
 彼女はうんざりした。人生相談のような彼の呟きは酷く物語的で、彼女は意味を剥離するどころか鍍金(メッキ)に塗り籠められかねない恐怖を抱いた。
「見失ったという言い方にはまだ意味が介在しているように感じます」
「なんで健康なのに死をイメージしてしまうのでしょう」
「比較対象があるからではないですか」
「比較しなければ差異はなく、意味も生じない訳ですね」
「比較しなくても差異はあるかもしれません」
「認識的に比較しなくても意味は生じますか」
「わかりません」

254:瓢(3/4)
08/12/14 03:35:20 iZm6lpvG
 彼女は苛々していた。幸せにも不幸にも意味らしい意味はなく、富豪が貧乏人に羨望を感じるような不健康な物語さえも介在する。認識したくない繊細で面倒な表現を、彼女は少しだけ明確に意識した。
「あなたは社会平均的に不幸なのですか」
「それはありえません」
「言い切れるのですね」
「私は飢餓に陥った事もありませんし、厳密な意味では孤独ではありません」
「それでも絶望はありえます」
「そうですね。ありふれた絶望があります」
「それは物語です」
「はい」
「不要な物語です」
「はい。その通りだと思います」
 お互いに沈黙した。彼女は仕方なく歩き始める。
 彼女の背中に向けて、紳士は啜り泣きをはじめた。
「本当は比較対象がないのかもしれません」
 彼女は溜息を吐いて立ち止まる。
「相対的な絶望ではないという事ですか」
「おそらくそれも物語のせいでしょう」
「物語と比較するのですか?」
「私は見た事がありませんが、偶像的な幸福をイメージできます」
「物語的な幸福像ですか」
「少しだけ現実的な補正が加わります」
「あなたは不幸と言う言葉を口に出してはいけないのかもしれません」
「恐らくはそうなのでしょう」
「生物的な衝動が、物語で塗り固められた価値観に狂わされたのではないですか」
「恐らくは、そうなのでしょう」
「想像です。確証はありません」
「恐らくは、そうなのでしょう」
「いつまでもそうやって適当に納得し続けていればいいのだと思います」
「恐らくは、それが私の幸福かもしれません」
「そうかもしれませんね」
 彼女は頷いて、再び踵を返した。

255:瓢(4/4)
08/12/14 03:37:46 iZm6lpvG
 再び紳士が言葉をかける。
「あの、そちらには何もありませんでしたよ」
「真空ですか?」
「理系の言い方でいうと、何もない訳ではありませんが」
「皮肉のつもりではありませんでした。申し訳ありません」
「要するに、認識出来る物がないのです」
「意味が剥奪された世界という訳ですか」
「お答え致しかねます。無意味という言葉さえ意味を持っています」
「釈迦が見た境地かもしれませんね」
「さすれば、釈迦は最たる破戒僧という事になるかもしれませんよ」
「あなたは見たのですか」
「いいえ。厳密には徐々に何もなくなっていくのです。私はここまで引き返しました」
「何故ですか」
「子供の頃、熱力学第二の法則を知った時に泣きました。あの心境です」
「私はまだ子供ですが、その心境は判ります。マクスウェルの悪魔は救いになりませんでした」
「私はエヴェレット解釈で多少救われました」
「量子力学はよく判らないんです。済みません」
 彼女は三たび踵を返した。
「やはり行くのですか」
 紳士の言葉に振り返る気はない。
「あなたは引き止めたいのですか」
「そちらに歩む事が無意義だと考えています」
「なにか有意義な別の提案があれば考え直すかもしれません」
「動物的本能があります。私は男だから、その」
「セックスですか」
 男はたじろいだ。だが彼は正直に頷いた。
「有意義どころか不快である可能性が高いですね。すみません、忘れてください」
「仮に確実に不快なら、それは確(しっか)りと有意義な事のはずですね」
「本当ですか。私は性欲があります。欲求しています」
「そうじゃないのです。本当に不快かどうか、想像もつかないのが問題なんです」
「あ」
「そこに役立たずの物語が介在する可能性が高過ぎて、憂鬱です」
「……そう、でしょうね」
「この道を行けば、私が片目である意味自体を埋没してくれるかもしれません」
「それは物語です」
「科学も根拠にあるから、多分大丈夫な方の物語です」
「そうですか」
 風が吹きはじめていた。
 紳士は、片目では砂埃が辛いだろうなと想像した。

 了

256:創る名無しに見る名無し
08/12/14 03:38:54 dFI6vI6A


257:創る名無しに見る名無し
08/12/14 03:43:22 iZm6lpvG
適切な場所がわからなかったのでこちらに投下させていただきました。
衒ってるだけで浅い短編ですが、なにかお気付きの点でもあれば気軽につついてやってください。

258:創る名無しに見る名無し
08/12/14 15:43:38 M7eFiy9s
感想。

こういうのすっげえ好きです。
会話になってないというか、誰も他人の話聞いてない感じが特にリアルで。
言葉の響きにもってかれて意味が後から追いかけてるような本末転倒感、
というか音の響きの論理性がほか全部支配しちゃってる、何か間違ってるような現象が。
難しいフレーズで幻惑するつもりが、結局煙に巻かれてるのが本人になってしまう逆説的な構図なんです。
自分と見えてる景色とすごく似てるような気がしました。

ただ、ひとつの話にあまりにもいろんなことを詰め込みすぎてパンクしちゃってるきらいがあるように思えます。
あらゆるベクトルすべてに矛盾しないよう、言葉を積み重ねて言った結果、
言葉の海に呑まれてベクトルそのものが見えなくなってる気がして。
無意味であることを訴えようとして「無意味」を演出した結果、作品そのものが無意味なだけになってしまうような?

文章の全体量と、内容の重さとのバランスはかなり大切です。
内容が軽いのに文章を積み重ねるのもそれはそれで味気ないことではあるんですが、
重い内容を短い枠に押し込めようとすると、どうしても通じない言葉に振り回されていくというか。
一文字一文字に意味を添えた、丁寧な表現ができなくなってくるのです。
これはこないだ自分が反省したことですけど。

ついていけないようなことするんだったら
最低限ついていこうとする人にはついてこられるようにするのが大事だなってのが最近の考えです。
まとまらない感想ですが、何かの足しにして頂けるなら。

259:創る名無しに見る名無し
08/12/14 17:14:03 7JHqfMEz
>>258
意図的にパンクさせて作品自体を無意味にする事によって、
無意味に対する作者の価値観を強調してるんじゃないの?

それにこの程度ならまだ付いていけないって感じはしないなぁ
十分に理解の及ぶ範囲だと思われる

260:創る名無しに見る名無し
08/12/14 18:18:44 /q25T2ey
もっとコッテコテに難解な語彙を捏ねたほうが内容にあいそうじゃない?
いい意味で中二病な雰囲気だと思った

261:創る名無しに見る名無し
08/12/14 20:40:50 JuevWGT0
僕もこういう作風は大好きで、自分でも書いてみたいと思っているのですが
未熟なせいかどうにもうまくいきません
向いてないと言えばそれまでなのですが、こんなものは参考になるっていうものは何かありますか?

262:創る名無しに見る名無し
08/12/14 20:41:58 7JHqfMEz
まぁ、俺が真っ先に浮かんだのは森博嗣だったな
ここまで突き抜けてはいないけど

263:創る名無しに見る名無し
08/12/14 22:27:00 y5NSeauW
前も言ったけど川上弘美の「蛇を踏む」がぶっ飛んでる
アマゾンのレビューの二極化っぷりが物語ってる

264:創る名無しに見る名無し
08/12/15 21:16:19 3iUERXzv
 エクリチュールというものがあるとすれば無意識のうちに積み重ねられた語彙や刺激を理解すべき点を強調するために私はキーボードを叩いている。
 彼が驚いたのは包丁で切れない程の侘びと錆が血のような味覚を伴うからではなく意識的な無意識が衝動の前の方に匍匐前進してくるところにあった。今でこそ硝酸アンモニウムの加水分解が彩り豊かとはいえ相当数の偉大なる人材が有意義なオブジェクト指向設計ではない。
 それに先んじて数々のホールスパイスごと煮込まれた結果が海水に漂っている訳ではないのだが証明は不可能であり科学的手法の揶揄ではあるが、一瞬といえども時間的制約の元に文化的素養だと言う輩も確かにそこかしこに存在した。
 漏れたからといって人生が終わる訳ではなく、あくまで比喩的な情緒を伴っているのだがその芸術性はついぞ表現される事はなく、中近東ではもはや常識である。転じて、ソプラノとリコーダーは排他的であるかどうかはもう少し検討の余地が見られるのだろうか?
 もちろん、この文章は推敲されていず嘆かわしくも人前に晒す意味その物を疑問視すべきであるというのが多くの女子高生には関係のない意見であると考える事は可能であろう。
 その青年は頭を斜めに振ったが断じて違う。ゲルマニウムが三十二度で自我の萌芽があろうとなかろうとインシュリンとは別物であり周波数で三十二ギガヘルツであっても同じ事ではないが比較の対象としては不適切である。
 錆の話に戻るとミクロな視点で言うならば社会であり、マクロな視点で形容することが許されるのであれば、それは間違いなく許される事ではない。ましてやホールスパイスとして不適切である。
 比喩が煩雑になってしまったものの夢分析よりは精神分析の題材として有意義な半自動書記をここで終わることにしよう。

265:創る名無しに見る名無し
08/12/16 01:49:29 P+f1BkeO
バッテンだ

266:創る名無しに見る名無し
08/12/16 02:08:02 G8I+SkCc
サーセン

267:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/12/17 05:03:10 XggYxhKz
>>248
>○2ちゃんを得たニートの如く
> 現世(リア)では全く役立たずの引篭もり
> (ニート)が、掲示板内で傍若無人に振舞う様。

これ、おれのことだな。

268:創る名無しに見る名無し
08/12/17 05:23:18 QxZMAmTG
現世で役に立ってる人間等いないので無問題

269:創る名無しに見る名無し
08/12/17 13:20:33 9uReG+7Z
いや、そういうのはいいです

270: [―{}@{}@{}-]   
08/12/17 22:03:34 qI2fP5Hw
きおくはじかくがあるのかよ
そんなのさいていよ!

271:創る名無しに見る名無し
08/12/18 22:43:46 LO9jyQfY
薬品を吸わせるのが一般的かな。
安い掲示ドラマみたいに、ガーゼに染み込ませたクロロホルムを口に当てて、ね。
暴れて、瞼が痙攣して、呼吸が減って、ぽっくり。
ノックアウトマウスって分かるかな。特定の遺伝子をガツンとノックアウトするのさ。
1953年にリロイ・スティーブンスは、研究所で飼育されていた129系統と言うマウスのケージで、睾丸に腫瘍の出来た一匹のマウスを見つけた。
その腫瘍は異形だった。
毛が生えており、拍動する細胞が混じっていて、筋細胞や肝細胞も混じっている。あげくの果てに歯まで生えている。
それがES細胞ってものの発見に繋がるわけ。
はは、頑張ったなリロイ。
俺ならそんなの見たら宗教始めてたよ多分。
ま、俺が今殺したのは単なるウサギちゃんだけどね。
シャンプーの安全性検査のために、薄めた洗剤を点眼すんの。
このウサギは年くっちゃったから御払い箱っつーわけ。
そりゃあ、普通は処理なんかやらないよ?本当は保健所に持ってくんだ。
だけどさ、愛着が沸いちゃうんだよ。
だから、食べちゃう。
保健所のシステム知ってる?
ガス室が観察出来るようにガラス窓がついててさ、5匹ずつくらい入れるの。
ガス室の底は可動式になってて、底の奥は直ぐに処理施設。
所詮犬猫は管理された家畜なんだよ。
だから、食べたいときは遠慮なく食べる。
僕なりの供養なのかも。
もう宗教しちゃってるじゃんっつーか。ははは。
ウサギは焼くとおいしいんだよ。

272:創る名無しに見る名無し
08/12/21 14:20:43 862im6Qv
>>60 >>61
話の大筋は大体決まっているのですが、第一話のみ頑張って投下します。
超駄文ですが、よろしくお願いします。
第一話【裏】
静寂が支配する教室
どこからともなくピアノの音が聞こえる・・。

A「ユリ。帰ろうよ。もうみんな帰ったよ。」
ユリ「うん。」

黒板の周りのチョークの粉を落としていたユリはうなずく。
木造の床は足を踏む度にきしきし音が出て、ところどころに穴が開いている。
床の下からは、ねずみが動くような音がする。

大都会の喧騒から逃れたこの教室は科学技術に支配されていない。

教室をでて、校庭に来た2人
A「あ~あ、今日も終わっちまった。明日学校行くのめんどくせ~。さぼろっかな。
 そういえばさぁ、私のうちの近くに面白い所ができたんだけど、明日学校サボって行ってみない?? 」
ユリ「私はいいよ。それよりAって最近学校ぜんぜん出てないけど、大丈夫なの??
A「よゆ~よゆ~。」
ユリ「余裕じゃない。先生心配してたよ。」
A「わ、わかったよ。全くユリはまじめすぎるよ・・。」
2人が校庭を出た後、風が吹きあれた。カランカランと空き缶が転がる。
誰もいなくなった教室に男がいた。
旅人のような風変わりな格好をした男は、2人の少女が校庭を出るのをじっと見ていた。
男「・・・。」


273:創る名無しに見る名無し
08/12/21 14:21:13 862im6Qv
Aといっしょに大都市の道を下るユリ。
周りには巨大なビルが建ち、ネオライトが夕闇をてらす。
ありとあらゆる人の声が交錯する大都会の喧騒。
ユリ(ああ、うるさい)
ふと、前に不気味な実験場みたいな施設があった。
周りには、つるつるのヘルメットで顔を隠した者達がいた。
ユリ「あれ、なんだろう・・。」
A「知らないの??HANMU(ハンム)っていうのよ。意思を持たない操り人形みたいなものよ。
 労働力として使えるって政府が発表したのよ。どこから来たのかは未発表だけど・・。」


274:創る名無しに見る名無し
08/12/21 14:24:43 QUP3HaZY
>>272,273

落ち着けwwww

275:創る名無しに見る名無し
08/12/22 02:58:01 YGqNJlTX
批評願います。
URLリンク(www2.uploda.org)

276:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/12/22 03:50:04 LWlBYv9K
>>275 オチが弱い。見せ場がない。最大の見せ場は彼が死んだことだろうが、
それだけではよくあるありきたりな凡百の作品にすぎない。

277:創る名無しに見る名無し
08/12/22 20:27:47 tMYOPCzw
「箱を回す猫」
お釈迦様が天国から、池に映る地獄の姿を眺めていました。
地獄では奪い合い殺し合いが続いていて凄惨な有様でした。
心を痛めていると、猫がやって来ます。奇妙な箱を持っていました。
「お釈迦様の財産をここに入れて取っ手を回すと増えて行くんです」
お釈迦様はさっそく、近くにある美しい花を幾つか箱の中に入れて暫く回しますと、
次々と花が増えて行きます。そのまま猫らに命じてその箱を回し続け、増えた花を、
池の中へと落としていきました。地獄へと花は落ちていき、それを見た地獄の人々は、
不意にその花に魅入り、大人しく成りました。猫達は面白がり、どんどん回し続け、
やがて地獄は凄惨な有様から、花に埋もれた美しい世界に成りました。
その後も、この箱は天国で、猫達によって回され続けている、と言う事です。

なんとなく、ちょっと不思議な感じになったんであげ

278:創る名無しに見る名無し
08/12/23 11:45:59 Qq8ffTDg
なんか好きな雰囲気。いいなぁ
地獄は地獄じゃなくなったんだろうか

279:創る名無しに見る名無し
08/12/23 22:38:32 hcxukwtK
>>277

地獄の囚人たちは、天国から落ちてくる花を奪い合って、殺し合いを続けました。
あわてたお釈迦様は、さまざまなものを箱に入れ、増やしてから地獄に落とすのですが、
そのたびに、天国から落ちてくるものを巡って、争いが起きました。

そして・・・

誰か続けてくれ。

280:創る名無しに見る名無し
08/12/23 22:40:46 1h/N7Wda
お釈迦様自体が箱に入るとか

281:創る名無しに見る名無し
08/12/24 00:59:55 qIodD/pb
そしたら地獄はお釈迦様で一杯になりました
増えたお釈迦様は地獄で互いに殺し合いました

なんか違うな

282: [―{}@{}@{}-]   
08/12/24 01:01:31 GJPvVNzE
【折伏無限】お釈迦様バトルロワイアル【殺戮無尽】

283:創る名無しに見る名無し
08/12/24 21:05:05 XzDyawCa
お釈迦様は箱を持って地獄に下りると、これはと思う男に箱を渡しました。
男は、箱で食料を増やすと、それで手下を大勢集めました。
次に、箱から武器を取り出して、手下に武装させて、軍隊を作りました。
そして、男はその軍隊を指揮して、地獄を平定しました。
平定した後、男は地獄の支配者になって、厳格な法を制定し、
違反したものをどんどん処刑して、地獄を恐怖によって支配しました。

お釈迦様はこれを見て、大いに満足しました。
地獄で争いによって死ぬ人間がいなくなったからです。

この男こそ、後の閻魔大王です。

284:創る名無しに見る名無し
08/12/26 04:41:21 r1wfJ+Ar
小町算的なものを考えてみた、頭の体操にどうぞ。

【問題】
〇の部分に1~9までの数字を一つずつ入れ、以下の数式を成立させよ。

【問1】
 〇〇〇〇〇
- 〇〇〇〇
―――
 22222

【問2】
 〇〇〇〇〇
- 〇〇〇〇
―――
 33333

【問3】
 〇〇〇〇〇
- 〇〇〇〇
―――
 44444



285:創る名無しに見る名無し
08/12/26 15:16:57 79dhue1d
これ数字の重複はもちろんありだよね?

286:創る名無しに見る名無し
08/12/26 20:47:32 r1wfJ+Ar
1~9まで一つずつすべて使うのです。


【例】
 19753
- 8642
―――
 11111

みたいな感じで。

287:創る名無しに見る名無し
08/12/27 00:58:21 YJaEe2Tu
>>284
問い1は
27158-4936か?
まぁ順番はある程度ごっちゃになるが

288:創る名無しに見る名無し
08/12/27 01:35:09 YJaEe2Tu
>>284
問い2は
41286-7953かな

289:創る名無しに見る名無し
08/12/27 02:16:06 YJaEe2Tu
問い3が46279-1835だと思う
バカだから自信ないぜ

290:創る名無しに見る名無し
08/12/27 02:18:36 CYMB3X6O
手算ですか? 解けるとか凄ぇ。。
おれは最大範囲/最小範囲を考えたあとは場当たりしか方法が思いつかないです。

俺は1を場当たり試行で解いたあとで、
ついもやもやしたんでJavaScript組んで解いてしまったです。
>>284氏のお許しが出るまで検索スクリプト公開は避けますが、
(てかただのループ検索なので公開する価値はないかもです)
問1は12個、問2は2個、問3は16個の解答が見つかりました。
>>ID: YJaEe2Tu氏の解答も含まれててほっとしてます
検索組んだ以上、検索漏れが一番恥ずかしいw

しかし綺麗な古町虫食い算ですな。
別の形で頭の体操に使ってしまいましたが、面白い題材ありがとうございました。

291:創る名無しに見る名無し
08/12/27 02:24:14 YJaEe2Tu
>>290
俺はバカだから最大範囲とか最小範囲とかわかんねぇんだよ。
公式とか色々あるのかもしれないけど俺にはさっぱり理解できない。
だから力ずくで解いた。全ての通りを試せば答えは出るからNE!

292:創る名無しに見る名無し
08/12/27 02:40:09 CYMB3X6O
>>291
マジすかw
すみませんおれ投げ出しましたww

あ、でも俺の考えた範囲絞り込みも、別段なにか推理したって程の
もんじゃなく、試行錯誤してたら判る程度の奴ですw
問1を例に取ると、桁落ちと数字重複ルールから
 (21987から23123の範囲の数)-(1234から9876の範囲の数)=22222を満たす
……のかなと。気付けたのってそんだけです
他にも何か絞り込める要素とか見出せるといいんですが。。

てか問3の計算回し始めたの、>>288の書き込みの後なんですがw
JavaScript弱ス
というかあなた絶対バカじゃないと思うですYOw

293:創る名無しに見る名無し
08/12/27 02:54:02 CYMB3X6O
例題も回してみました。
こいつはゼロが使えないため繰り下がりが不能(10-9が不可能)ということで、かなり絞り込みやすかったです。
問1~3の形を示す例題としては、「一見易しそうに見せる」、かなり卑怯な特性に見えますw
引いて1になる4カ所の組み合わせの合計ということで、4!=24通りがヒットしました。

294:創る名無しに見る名無し
08/12/27 02:56:45 YJaEe2Tu
>>292
むむむ? その考えだと
(31245~21345)-(9876~1234)じゃない?
久しぶりに頭フル回転させたから間違ってるかも。数学テスト一桁だからわからんね!
疲れたから寝る

295:創る名無しに見る名無し
08/12/27 03:08:32 CYMB3X6O
あれ、そうですね、んっと、あれ?
俺は>>292でいったい何を言っているんだ?w
済みませんこっちは数学五段階で1とか2とかな上に酔ってます(←駄目な大人の最悪な言い訳の例)
整理し直したので経過報告。まだ自信ないですw

問1:最大値 ~ 最小値
 31987~23124
 -9876~-1234
 ――― ―――
 22××× 22××× :×は検討中の混乱を避けるための何か
問2:最大値 ~ 最小値
 42987~34125
 -9876~-1234
 ――― ―――
 33××× 33×××
問3:最大値 ~ 最小値
 53987~45123
 -9876~-1234
 ――― ―――
 44××× 44×××
例題:最大値 ~ 最小値
 例題は先の問いと性質が違い、繰り下がりがない。
 ※11-9は2になれるが、0が使えないので10-9が不可能
 19876~12345
 -9876~-1234
 ――― ―――
 11××× 11×××

296:284
08/12/27 03:16:56 4kw9amrp
>>291
正解お見事! お疲れさんです。

一応、俺が答えを出した手順も晒してみるが、自分で考えたもんなので、ややこしくてイ
マイチすっきりしない。
普通に勘で解いた方が早いかも…

一、十、百、千の位の各桁に入る『引かれる数』と『引く数』の関係は、大別すると四パ
ターンに整理することができる。問1を例に考えると、

A…引かれる数>引く数
 9-6、8-5、7-4…

B…引かれる数>引く数(一つ下の桁が桁上がりする場合)
 9-5、8-4、7-3…

C…引かれる数<引く数
 1-8、2-9

D…引かれる数<引く数(一つ下の桁が桁上がりする場合)
 1-7、2-8、3-9

さらにA~Dの組み合わせは、いくつかに限られる。
例えば百の位にパターンDの組み合わせが入ったとすると、隣の十の位にはCかD、千の
位にはBがD入る。
一の位にはそれより下の位がないので、桁上がりが絡まないAかCのどちらかが入る。

297:284
08/12/27 03:18:37 4kw9amrp
(続き)
以上のことを整理すると、

 千 百 十 一
 A A A A
 A A B C
 A B C A
 A B D C

 B C A A
 B C B C
 B D C A
 B D D C

 C A A A
 C A B C
 C B C A
 C B D C

 D C A A
 D C B C
 D D C A
 D D D C

この16通りの組み合わせとなることがわかる。
あとは実際に数字をはめこみ、そぐわない組み合わせを消去法で消していく。

こんな感じなんだけど、パズル関連の本やサイトにはもっとすっきりした公式?が載って
るかもしれないので悪しからず。
ちなみに『66666』以降のゾロ目は、作れない……はず。

298:創る名無しに見る名無し
08/12/27 03:43:14 CYMB3X6O
おお、これは興味深い

今ちょっと66666以降も回してるのですが、
66666と77777については解法がいくらか出て来てます。
(66666は8個、77777は10個)
99999まで回してから、改めて結果をご報告したいと思います。


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