星新一っぽいショートショートを作るスレat MITEMITE星新一っぽいショートショートを作るスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト850:創る名無しに見る名無し 09/09/16 23:39:57 c6Ppb5bM 自公は終わったけどね 851:創る名無しに見る名無し 09/09/17 00:14:02 IGQBvfzw >>845|∀・)風呂で変換してきた。 オリジナリティソは無い 時間旅行 ぼくは早くに両親を亡くした。 生まれたころに父親が流行り風邪でぽっくり死に、母親は中学生の頃に事故に遭い亡くなった。 ぼくには父親の記憶は全く無かった。 ほんの十数年前までは片親の家庭はこどもを学校へやるのも大変だったが、さいわいにも好景気によって国の奨学金制度が大幅に拡充され、ぼくは最高学府まで通わせて貰うことが出来た。 そしてがむしゃらに働き、数年後かわいい恋人まで出来た。 彼女とはもうすぐ結婚をする。 ぼくが大人になるまでの十数年で科学技術は驚くほど進んだ。 自動車事故は、自動車のオート運転システムと公共交通機関の発達により全くといっていいほど無くなった。 また見える限りの星に自由に行く事が出来るようになり、長期休暇は星間宇宙船で火星に行くのが常識になった。遠方の星の様子も手に取るように観察でき、ある種の透視技術により、遠い星から過去の地球の様子を観察する技術が確立された。 その技術により、いくつかの歴史的事件の真相が明るみに出た。 最近広告でよく出てくる旅行の宣伝を見てぼくは小さい溜息を吐いた。 恋人はそれに気づいたのかぼくに話しかけてきた。 「ねえ、あなた新婚旅行はあれに行きましょうよ」 「えっ」 とんでもない。 その広告はとても高額な宇宙旅行だ。行く先々で過去の星々の様子を見ることが出来る、つまり懐かしい地球の地上の様子を見ることが出来るのが売りだった。 ぼくが貯めたお金は結婚の何やかやで底をついてしまうはずだった。 「だいじょうぶよ」 にっこりほほえむと彼女はぼくに説明しはじめた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch