リリカルなのはの二次創作なの Part1at MITEMITEリリカルなのはの二次創作なの Part1 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト300:三馬鹿烏と呼ばないで 第二羽 09/06/26 20:07:42 VzcYryhe 団吉の母殿はなんというか今まで出会ったことのないタイプであった。同時に、ああこの二人は母子だと納得できるものがあった。 黙って外出したことと門限を破ったことに鉄拳制裁を施したところはまだ納得できなくはない。 だが、息子がケンカしたことを知った後の第一声が 「で、勝ったんだろうね?」となる親を俺は他に知らない。 団吉、お前もお前で何故「勿論だぜ!」とガッツポーズなんだ? 「ならばよし!」あ、いいのかそれで・・・・・・ なんというか今日は常識が崩れっぱなしだ。 ただ少しだけ、本当に少しだけだが親と本気で喧嘩できる関係を羨ましく思わないでもなかった。 その母殿の薦めで俺はこうして入浴していくことになった。本来なら送り届けたところで帰宅するつもりだったが、母子のやりとりにタイミングを逸してしまっていた。 遠慮はした。だが、子どもが遠慮するんじゃないよ!と無理矢理押し込められてしまった。善意を押し付けられて困るというのは新鮮な体験だ。 まあ、確かにあんな格好のまま帰れば母は卒倒してしまうかもしれない。ありがたく厚意に甘えることにしよう。 続いてこの家の最後の一人の住人を思い返す。 団吉の父殿は穏和な雰囲気を纏っており、どこか母に似ていた。 眼鏡と黒いスカートのような異世界の服を身に着けてるのが強いて言えば印象的だった。 母殿の鉄拳制裁から始まった母子喧嘩を目にしても、苦笑しながら息子の無事を喜んでいた。 だが、気になるのは団吉があの母殿よりも父殿の方を気にしていたように見えたことだ。それは、恐れによく似ていたが何か別の要素も混じっていたような・・・。 やはり、あの人もこの家の住人ということなんだろうか?鉄拳制裁をする様など想像するのが難しいものがあるが・・・うーむ。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch