06/08/09 21:01:57
社会生活から逃避 「 30代のスタディー族 」増加
URLリンク(japan.donga.com)
勉強に対する未練または「幻想」を持って、社会生活から離れて「独りぼっち」で、勉強
ばかりしている30代が増えている。
いわゆる「スタディー(study) ・ ルンペン」と呼ばれる彼らは、長期間就職に失敗したり、
就職しても適応できずに「人生逆転」を狙って、30代前半にまた勉強を選択している。
一部では、こうした「現実逃避性学習」の副作用を懸念する声が出ている。社会で
「中間管理者レベルのリーダー」になる時期を失したまま、現実感覚を失って、「勉強
=大当り」という幻想のみを追いかけていると指摘されている。20代は就職の機会が
多いが、30代は年齢のため雇用市場から歓迎されず、こうした「スタディー ・ ルンペン」
が増えてくるという指摘もある。
実際、30代前半から半ばで、大学入試に挑戦しようとするいわゆる「長修生」も現われ
ている。
社会と職場で一番忙しく働かなければならない30代の人々が、空白状態に置かれている
のは問題だ。明確な目標なしに、長くは7~8年間『勉強生活』で転々としている人々が
増えているが、これは結局、組職生活への適応が難しいため、採用対象からも外される。
スタディー ・ ルンペンたちは勉強さえお上手ならば、なにもかも解決されるという
誤った価値観を持っているようだ。彼らは、年齢にふさわしい社会的任務に恐怖を感じ、
いつも20代のマインドで生きていきたいと思っているため、ひどい場合は、一種の退行性、
固着性障害につながる可能性もある。