10/03/18 20:44:09
人間誰しも後悔するものなんだよ。
あのときああすれば、このときこうすれば良かったってね。
そこまではみんな君と同じ。
問題はその先。
いつまでも引きずって後悔し続け何もしないか
後悔しながらも少しづつ前に進むかの違い。
戦国時代に北条氏政という大名がいた。
時は織田信長が明智光秀の謀反で倒れ
西に豊臣秀吉・東に徳川家康の時代。
そこへ勢いある徳川家康が北条へ攻めてくるという情報が流れてきた。
誰もが北条氏滅亡と思われる中、氏政ももはやこれまでと思い諦めていた。
しかし殺されると思い心中は穏やかではない。
そこで岡部板斉雪という坊さんに相談した。
坊さんは「今できることをコツコツしなさい」と言った。
北条氏は城の堀を深くしたり石垣を補強したりした。
なぜかそれを一生懸命しているうちは無心になり
不安がだんだんやわらいでいたという。
結果、当時東で最強と言われた徳川家康の軍を
何度も追い払った。
つまり、無駄だと思っていても諦めないで目の前のことを
コツコツしていけばいずれは大きな力となり
救われるということ。
何もしなければ君の言うように終わりだが
目の前のことをコツコツやっていけば
いずれ報われるというお話。