10/03/07 16:48:25
司法書士・行政書士・中小企業診断士の皆様に伝言!
社会保険労務士業界が自慢する特定社会保険労務士とは、こんな
つまらない制度です。
特定社会保険労務士制度や、社労士会に民間ADR制度を導入したことは、
全国社会保険労務士会連合会や、各都道府県社会保険労務士会にとっては、
自慢カモしれないけど、実はとっても恥かしいことなのです。
なぜなら、特定社会保険労務士試験は、率直に言えば、実務経験はもちろん、
特定社会保険労務士制度の本来の趣旨、個別労働紛争代理業務など労働紛争の
プロを養成するための、リアルな実地及び実務の職業訓練課程が全然ないペーパーテストと
少しの研修だけで合格できる変な制度です。
(もっともそれは、社会保険労務士試験→登録をはじめ社会保険労務士法全体に言えますが、)
率直に言えば、ペーパーテスト合格しただけの者が、書類上の労使紛争しか知らないで、
いきなり、ぶっつけ本番に、本物の労使紛争の現場にて、手続・相談などの仕事をするのです。
(それまでに、リアルな労使紛争の現場、相談者の怒り・悲しみ・苦悩、そして双方の話し合い
、激突・歩み寄り・和解・感謝など、リアルの現場に対する経験又はそれを想定した実務職業訓練すら
なくて、いきなり本番を迎える特定社会保険労務士が、とても多くなるのです。)
その結果が、特定社会保険労務士を取得された皆様は、自分では良い仕事したつもりですが、
実は、日本最大の労働組合「連合」様のアンケート調査によれば、社会保険労務士
のために、逆に労使紛争解決の邪魔になったという苦情が乱発したのが現実です。
だから、全国社会保険労務士連合会や各社労士会にお願いしたいことは、ペーパーテスト
重視でなくて、リアルな労働や社会保険現場に対応できるよう、社会保険労務士法に
具体的な職業訓練課程を規定して義務化していただきたいのです。