09/12/27 14:55:29
978 :傍観者:2009/12/27(日) 13:39:03
<Uカットシール材充填工法>
①Uカットシーリング充填工法
②Uカット可とう性エポキシ樹脂充填工法
②の書籍の解説では、「動きの少ないひび割れに対して」となっており、試験の設問では、
「小さい」に変えられています。
・「少ない」は「挙動はあるが頻度が少ない」の意味になると思います。
・「小さい」は「頻度は明確ではないが挙動の大きさが小さい」の意味に
なるのでは。
<動きの「少ない」と「小さい」の違い>LECの講師の調査資料に加えて作成
(1)挙動あり 「少ない」 「小さい」
①0.2mm未満 可とう性エポキシ樹脂 ○ ○
②0.2mm~1.0mm以下 軟質系エポキシ樹脂 ○ △
可とう性エポキシ樹脂 ○ △
③1.0mm超 シーリング材 ○ ×
(2)挙動なし
①0.2mm パテエポキシ樹脂 × ○
②0.2~1.0mm以下 硬質系エポキシ樹脂 × △
③1.0mm超 可とう性エポキシ樹脂 × ×
硬質系エポキシ樹脂 × ×
(注)対象範囲 ○;含まれる △:不明 ×:含まれない の私見解釈
以上から、
・「少ない」は挙動性あり場合には(1)の①②が該当
・「小さい」は(1)の①は該当、(2)の①は該当せず、一般的でない
従って、出所書籍の内容らは明らかに違いが発生していると思われます。
また、「一般的」との文言は、「ひび割れの挙動に対する追従性では」
シーリング材が優れているとしているほか、そこまで言い切る根拠なし。
結論的には、肢1は次の理由から誤りであると判断しています。
・出所の書籍を「少ない」から「小さい」に敢えて変更していること。
・「一般的」という表現が「小さい」として場合に更に不適切。
・12対13法則に落ち着くこと。