10/04/30 18:52:52
>>134
＞隘の右を益にしたり、撥の右を発にしたりと。
逆は俗字としては間違いではないと思いますが、試験では間違いとされるでしょう。
発は發を簡略化したものですが、準１級以上を勉強する場合この種の新旧字体の
違う漢字が頻繁に出てきます。しかし常用漢字のように簡略化されていると
本来の字義の解釈が通用しなくなる場合があります。
そこで常用1945字中、443字ある常用漢字と旧字体の変更点を部品として覚えます。
443字といっても共通の部品で纏めるとかなり数も減ってきます。
以下は全ての漢字に共通する旧字体変換の一部ですが、常用漢字に適用しても
間違いではありません。
草かんむりはすべて中央が分離している。(試験では繋がっていてもよい)
しんにょうはすべて２点しんにょうに統一する。道導辻
しめす偏はすべて示に統一する。社祝祀
勺を含む漢字は勺の中の点をすべて横棒に統一する。均釣灼
凡を含む漢字は凡の中の点をすべて横棒に統一する。恐蛩？
者を含む漢字はすべて点を加える。煮儲屠
既の左を含む漢字はすべて皀に置き換える｡既厩慨
旡牙を含む漢字はすべて２画目と３画目は続けて書く。偉違諱
戻を含む漢字は戻の中をすべて犬にする。
冉を含む漢字は冉の横棒を突き抜ける。
会→會、曽→曽、売→賣、寿→壽、台→臺、壱→壹、万→萬、発→發
歩→陟の右側、益→隘の右側、説の右側→兌
このほか尭食半遥揺将酋麻虚麦などの構成部分も纏めると数が減ります。