09/08/30 04:36:53
国会議員、官僚、行政書士、弁護士、大学教授、雑誌編集者、、、
多くの人は、行政書士法を理解していない、
行政書士法の意味が理解できている人はこの日本に何人いるのだろうか?
行政書士の機能の主なものとして、、、、
①行政手続きの効率化(行政が、一特定個人の申請処理に手間取っていては、全体としての効率が悪い)
②行政の汚職防止、行政手続きの緊張関係(行政が、賄賂を受けて申請を通す事の防止機能、汚職を防止)
③取締法規(誰でも、行政手続きに関して、口添えが出来ないようにしてある、口添屋の排除)
④行政窓口機能の一部民間委託(行政のスリム化に繋がり、税金が節約されます。)
⑤受益者負担の原則(役所窓口の人件費を削減し、その代わり、受益者が行政書士に報酬を支払います)
⑥行政機能の強化充足(政府、地方自治体が難解な法律、行政、制度を作ったとしても、行政書士が対応します)
⑦行政の自浄作用、日常的な行政法令専門家を行政側で用意、行政庁の過った処分等々を行政書士が察知します。(行政に関して、司法の助けを借りません)
⑧私人の権利保護 行政による不当な処分、行政行為から市民を守る
更には、、、
⑨結果的副作用一 私人間の紛争防止機能(契約書、協議書作成など)
⑩結果的副作用二 司法制度への結果的なバックアップ 法曹が行政活動に煩わされることなく本来の使命である司法活動に専念できる
⑪結果的副作用三 弁護士の偏在問題、被害者泣き寝入り救済など、司法制度の不備を補う補足機能
⑫結果的副作用四 自由主義経済の原則 消費者の選択の自由(弁護士制度を利用するのか、行政書士制度を利用するのかは消費者の自由)
⑨~⑫は結果的な副作用であって、これを主目的としてはいけない(行政書士法1条参照)。
・・・等々
行政書士制度は発展途上、
これだけ意義のある制度は、法律改正で手厚く伸ばしたほうが良い。
そして、、、
税理士等に無条件付与等々は即刻廃止の方向で見直し、
試験の難化
公務員特認の厳格化あるいは、廃止
開業者への能力担保として定期的に研修、試験
行政不服審査代理
こういった改正をすれば、行政書士制度はもう少しマシになる。