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架空会社使い、中国人のビザを不正取得 容疑で行政書士らを逮捕 警視庁
2010.1.12 12:14
中国人らに在留資格を不正取得させたとして、警視庁組織犯罪対策1課などは、入管難民法違反(資格外活動幇助(ほうじよ))などの疑いで、
行政書士、高橋英樹容疑者(47)=東京都練馬区豊玉南=と妻の会社役員、美佐子容疑者(47)を逮捕した。
同課によると、高橋容疑者らは架空会社の雇用書類を偽造する手口で、平成20年5月以降、約50人の中国人を入国させ、報酬約4千万円を受け取っていたとみられる。
高橋容疑者は「架空の会社と知っていて、雇用書類を作った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、中国籍の男(27)=同法違反(資格外活動)などの疑いで逮捕=らが港区内の飲食店で働くことを知りながら、
昨年2月中旬から7月上旬にかけ、豊島区内の貿易会社で通訳として雇用されたといううその在職証明書を東京入国管理局に提出して在留資格変更を許可させ、資格外活動を助けたなどとしている。
同課によると、高橋容疑者らは中国人向けのフリーペーパーやホームページに「在留資格変更などの相談に乗ります」と広告を出し、
希望者を募集。美佐子容疑者が代表を務める架空の貿易会社3社の名義を使って、中国人らに通訳としての在留資格を取得させていた。1人あたり約80万円の報酬を受け取っていたという。