09/02/03 20:35:25
>>242
リンク先のは主義主張が良く分からんから、「問題が正しいのか間違ってるのか」に絞って書いてみるわ。
調べてみたんだけど、
この肢を○にした試験センターの発表は間違い。×が正解。
地方自治法245条の8は、法定受託事務についての代執行に関する規定。
1項は、各大臣は、都道府県知事に対して、法定受託事務の管理もしくは執行について、
一定の条件を満たす不作為があった場合に、それを改めるように文書で勧告できる、
とするもの。
そして2項。1項の勧告に従わない場合には、文書で都道府県知事に対する指示ができる。
この際、いついつまでに実行しなさいという「期限」が付けられる。
問題の3項。2項の「期限」までに都道府県知事が指示に従わない場合、
初めて出訴できることになる。
この裁判では、当然、1項および2項にしたがって作成した書面が、
「裁判上の証拠」として提出されることになる。
例えば2項の指示を行わないでいきなり出訴した場合、
裁判所に提出する証拠がないのだから、主張の根拠を失い、
裁判は却下される。
つまり、裁判は「できない」ことになる。
裁判に「ならない」という方が正確か。
出来るのは訴状の提出のみ。
噂の没問候補について初めて真面目に考えてみたけど、明らかにおかしいみたいだな。これ。