08/11/02 19:14:47
今年の夏、社労士会内部のことで悩みがあって、地元労働局へ相談に行きました。
その時、労働局の社労士会担当の部課の課長と担当者の2人で対応されたのです。
(課長と言っても見た感じ30歳位の若い人で、柔和な顔立ちですが、鋭い真摯な視線と口調が印象的。
30歳位で課長クラスだから、おそらくキャリアと思われますが。)
そこで、このような提案をされました。
「ここで、社会保険労務士の先生であるあなたに提案しますが、この席でクヨクヨ悩むより、このことを教訓にして、
あなたが他の有志ある先生方に呼びかけて、労働者のための労働組合のように、同業者事業主が寄り集まった
同業者組合を作ったらいかがでしょうか?」
そこで、私は「というか、社労士会がそれなんですが?」
そしたら、労働局の課長は「そういう意味でなくて、その社労士会とは別に、各社労士会会員が仕事上の悩みや相談の窓口になり、
かつ解決や改革のために行動する機関を、一部の改革しようという有志のある社労士会の先生方が寄り集まって創設したらどうかということです。
あなたに提案したいというのは、あなたが不満を持って悩むよりも、前向きに社労士の仕事を良くしようという姿勢を持ってもらいたいのです!」
社労士会の内部の仕事に関わって失望したのは、昔ながらの封建制度みたいな体質が根強く残っていることです。
言わば、昔の商人の弟子入りみたいに、最初何年間は丁稚奉公で雑用ばかりさせられて仕事は教えてもらえず、
何年か経過して、やっと例えば料理人の世界なら包丁さばきを教えてもらえるというような感じです。
例えば、私が労働相談員をやらせてもらえないと不満を口にしたら、先輩会員から、
「この業界に入って、1~2年目なら何も出来ネエだろうが!当たり前だろ!」と一喝されました。
雑用下働きばかりさせられると言ったら「みんな最初は下働きから始まった、そして成長して行ったんだ、上の人はそれだけ責任の高い
価値のある仕事しているから報酬が高い、そりゃ当たり前だろ。」