08/10/28 08:02:54
ここ5~6年の間に社会保険労務士の業界は、大幅な人手不足から大幅な人余り現象へと劇的に変化しました。
例えば、8月下旬に県内労働局・労働基準監督署にて総合労働相談員1人募集するとのメールを受信しました。
これが、5年~10年前なら、とても人手不足で、募集しても応募者が少なく、県内社会保険労務士会員に電話しまくって、
やっと人員を確保したそうです。
でも、ここ2~3年位は、官公庁の相談員等行政協力の募集自体激減して、行政協力1人募集に対して十数人応募など、そう簡単にはなれません。
顧問先を開拓する場合にも、5年~10年前なら1箇所顧問先を確保したら、友達の輪方式に次々と顧問・手続き・セミナー講師等依頼が
あるなど、面白いように仕事が増えたそうです。
今は、官公庁や会社、商工系の団体など、100枚名刺配っても、その後全然電話・メールすらないなど全滅します。
なぜなら、インターネットブロードバンド常時接続の時代、全国の官公庁や会社において、
書類作成や郵便発送などの膨大な事務量の仕事は、書類様式の無料ダウンロードにて簡単作成・電子メール一斉送信に変わり、
長時間必要としていた窓口相談業務は、インターネットQ&Aサイトなど簡単検索と、
窓口にパソコンのタッチパネル・タブレット方式に変わるなど、劇的に時間・人員・経費等が不要になりました。
それで、わざわざ開業社会保険労務士に仕事を頼むのが不要になったからです。