08/10/22 19:19:51
やはりただの平社員より主任者の方が頼りにされていた。
重大な交渉がある時でおれは他のお客さんの相手をしていて開始時間に遅れてしまったんだが
ちょうど始まったばかりでなんとか耐えているみたいだった
どうやらそいつがたよりないらしく「はやくきて~はやくきて~」と心の中で泣き叫んでいる同僚達のために俺は全力で向かった。
おれは連絡を受け急いだ、ところがアワレにも平社員がくずれそうになっているっぽいのをその場の雰囲気で悟った。
普通ならまだ付かない時間できゅうきょ参戦すると
「もうついたのか!」「はやい!」「きた!主任者さんきた!」「うちの看板がきた!」「これで勝つる!」と大歓迎状態だった
平社員はアワレにも自分の役目を果たせず沈黙していた。
主任者は挨拶をしてすばやく席に着き交渉を無事収めた。
平社員から小声で「勝ったと思うなよ・・・」ときたが同僚達がどっちの見方だかは一瞬でわからないみたいだった
「もう勝負ついてるから」というとまた沈黙した。
「主任者のおかげだ」「助かった、終わったと思ったよ」と同僚達はおれのまわりに集まってきた忘れられてる平社員がかわいそうだった
普通ならさっきのことで無視する人がぜいいんだろうがおれは無視できなかったみんなとよろこびほめられたかったので一応
「平社員がここまで持たせたから成功したんだよ」
と言うと、そうとう自分のさっきの言葉が恥ずかしかったのか足早に無言で帰宅していった。