08/11/15 21:18:55
成年後見制度悪用:司法書士選任で、家裁が遺族に謝罪 使途不明金も判明 /福井
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福井市の司法書士が成年後見制度を悪用し、死亡した鯖江市の女性(当時84歳)の預金口座から無断で295万円を引き出していた問題で、
この司法書士を女性の法定後見人に選任した福井家裁が、女性の遺族に謝罪していたことが14日、わかった。
同家裁によると、295万円とは別に、計約76万円の使途不明金があることも同日までに判明。
司法書士は「必要な諸経費に充てた」と着服を否定しているが、領収書など裏付ける書類が残っていないため、
家裁が遺族に返金するよう求めたところ、応じる意向を示したという。
家裁はこの日までに遺族に対し、司法書士への監督が不十分だったことを謝罪した。
家裁総務課は「選任した後見人に不正行為があったことは残念。
司法書士という法律の専門家が適正に業務を行うという信頼が制度の基礎にあるので、未然防止は難しかった」と話している。