09/03/08 18:12:09
社会保険労務士本試験は、受験された方はもちろん、TAC・LECなど資格学校
に通学・模擬試験を受けられた方ならわかりますが、あの試験は、社会保険労務士の
法制度や概要など一般論の抽象的な世界の知識を学んでいるか、確認・判断するための試験であるのです。
社会保険労務士としての、具体的な実務の世界の知識・能力を確認・判断する試験ではないのです。
だから、社会保険労務士法1号・2号業務、算定基礎届や就業規則等ど書類の作成・手続方法や
3号業務の相談業務、つまりカウンセラーやコンサルタント等の実務能力を確認判断するための
問題は1問も出ません。
だから、社会保険労務士試験に合格して、事務指定講習修了して、開業・勤務社会保険労務士登録しても
その社会保険労務士が、会社等事業所の顧問又は採用しようとしても、社会保険労務士試験の合格証書等は、
即戦力として期待できる証明にはならないのです。
率直に言えば、社会保険労務士試験に合格して、実務経験ほとんどなく事務指定講習修了して、
開業・勤務社会保険労務士登録した者は「裸の王様」です。
誰もが、その事をわかっているから、手続・相談等の重要な仕事依頼がないのです。
(でもデモ、その人のプライドを傷つけないように、言葉にはしないだけです。)