09/05/15 23:29:10
強制管理の方法を選ぶ以上は収益物件（賃貸マンションなど）が
差押えの目的物になるんだろうけど、
その場合、仮に質権者が使用収益していたとしても
それは現実的な意味で直接質権者が占有しているわけではなく
単に所有者に代わって管理していたに過ぎないのだろうから
別に執行官が質権者に代わって不動産を管理することになったとしても
結局のところ執行官が領収した賃料等は配当手続を通して
質権者に優先的に配当されるわけだから、質権者としては
別に使用収益権を侵害されたとか騒ぐことも特にないと思うんだけどね。
それに賃貸マンションの管理なんてそれほど難しい話じゃないし。
質権者が家建てて住んでるとか野菜作ってるとかで
それを執行官が取り上げるとなれば、オイオイ･･･と思うけど
そんな物件は常識的に考えて強制管理なんてしないから。
そもそも質権者がいるのに強制管理なんかするかね･･･