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スカートの中盗撮、56歳行政書士業務停止 (2/2ページ)
2009.3.3 05:02
東国原英夫宮崎県知事(51)名による処分として15日間の業務停止
となったのは、宮崎市吉村町の富高求(とみたか・もとむ)行政書士(56)だった。
県市町村課によると、自分の事務所でいつから盗撮を始めたかは不明で、
処分の対象時期は2007年ごろになる。
小型デジカメを仕掛けた場所は、少なくとも7人在籍していた女性事務員が
共用する机。その4本の脚のうち、奥の左右2本のどちらかに「スカートの
中が写る高さ」(同課)に設置した。
デジカメはアダプターに見せかけたタイプ。外見は、単体でいくつも並ぶ
電源の差し込み口とそっくりだった。
07年10月、女性事務員の1人がカメラに気付き、悪事が発覚。
「先生、これはどういうことですかぁ!!」。問い詰められた行政書士は
その後すぐ、複数の女性事務員の下半身が写っていたとみられる映像を削除。
しかし、事務所を辞めた4人が08年7月、県に懲戒処分を求めていた。
同課によると、「女性事務員は比較的落ち着いたタイプの方たち」で、
事務所には、なんと行政書士の妻も勤務。被害者の1人となった可能性も
あるが、妻は県の聴聞に対し「ウチの主人がバカなことをしまして…。
寛大な処分をお願いします」と頭を下げ、夫は「大変ご迷惑をおかけしました」と
女性事務員に謝罪した。
4人は県警に被害届を提出。しかし、個人事務所内での盗撮で“公共性”がなく、
被害者も不特定多数ではないため、軽犯罪法や県迷惑防止条例には触れず、
立件は見送られたという。
そこで同課は「どげんかせんといかん!」として、「再発防止に向け厳正に
対処」。今回の業務停止となった。