10/05/14 14:02:13
>当時担当した登記官はすでに退職している。
水戸市元議長 虚偽登記申請 法務局見逃す
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ビルの登記申請をする際に虚偽の図面を使い、問題の農地には建っていないように装っていたことが、朝日新聞の調べでわかった。
水戸地方法務局は、図面の偽りを見過ごし、虚偽申請通りに所在地を誤ったまま建物の登記を実行していた。
松勝商事は83年2月、建物の所在を宅地2区画だけだと偽って登記申請した。
この建設会社は2006年に破産し、連絡先は不明。申請図面を作製した土地家屋調査士は亡くなっている。
一方、水戸地方法務局は83年、申請通りに登記した。
建物の表示登記は、現在も所在が宅地2区画と記され、誤った状態が続いている。
申請の建物図面では、宅地2区画は奥行き14・57メートルあるように記されているが、実際には10メートル弱しかない。
登記簿や公図を見れば、虚偽申請は容易に判明したはずだ。
同法務局の統括登記官は取材に対し、「当時の行為については、登記官が正しいと判断して登記を実行した、としか言えない」と説明。
登記官の作業について、「建物敷地の土地登記簿や公図を見て面積を確認するのは当然だ」と話す。
法務省民事第2課は「登記官が虚偽申請を見逃したとなれば、当然、責任を問われ、現職なら国家公務員法に従い処分される。
本件は古いケースであり追及は困難」とする。当時担当した登記官はすでに退職している。
虚偽の登記申請は刑法の公正証書原本不実記載罪にあたる可能性がある。