07/11/20 23:11:46
予備校もさすがに独立開業だけを前面に出さなくなっている。
ここ数年、会社の法務部への就職なんかも掲げている。
独立開業がほぼ不可能となった現在において、独立開業を前面に
掲げるのは問題があると考え、そういったことも付け加えているのであろう。
しかし、法務部でどれほど資格(習得した知識)が役に立つかは疑問がある。
受験専念で資格を取得し、その後法務部就職を目指すような人はわずかで(資格取得が
法務関係の就職に有利とは思われない)、法務関係の部署の会社員が、キャリアアップのため
(どれほど効果的かはさておき自己の経歴に色をつけるため)働きながら資格を取得するのであろう。
勿論、そういった人は資格取得後も会社員を続け、司法書士業をするとしても定年退職の後であろう。
独立開業がほぼ不可能となった今、資格の価値が急激に暴落しているといえる。
そして制度崩壊(廃業者続出)というゴールへ、先頭を走る行政書士の後を猛追しているのがこの資格である。