03/04/12 18:08
Q メディアと言論人のの「北朝鮮による拉致問題」での無責任で犯罪的な放埒ぶりがわかりました。その中で当時から「拉致は事実」
と言ってきた人々についてはどうですか。
A それにしても、拉致問題がこれほど表面化した中で、大手出版社がこぞって別冊を出していますが、扶桑社の『SPA!』特別編集ブックレット
『メディアが黙殺した[拉致事件]二十五年間の封印を解く』では、「拉致事件を追い続けた男たち」と題し、産経新聞の阿部雅美氏、在阪テレビ局
朝日放送プロデューサーの石高健次氏、元共産党代議士秘書の兵本達吉氏(現在、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会幹事)
らにそれぞれ単独インタビューおよび座談会「私たちの闘いはまだ終わらない」とを収録しています。このうち、兵本達吉氏についてですが、兵本氏は、
拉致問題というよりは、田中真紀子前代議士の秘書給与疑惑で、共産党でも恐るべきピンハネ(天引き)があったとして同党を告発してきた当事者として
巷間の脚光を浴びていますが、もとはと言えば、拉致家族被害者の家族に呼びかけて家族会の結成に奔走した人物です。日本共産党は、同氏を「除名処分」
にしています。その「処分理由」というのが、兵本氏側は、「拉致被害者の救出のために頻繁に警察庁に出入りしていたんですが、それを共産党は
『兵本は警察のスパイだ』と言いがかりをつけてね。もう共産党には未練もありませんが、当時は、あまりの理不尽さに腹が立ちましたよ」と同誌のインタ
ビューで答えているように、拉致事件に関わったために警察公安関係者に内通した、というものです。一方、共産党はWEBサイト(ホームページ)上で、
「この人物(兵本氏)は、元秘書で、党にかくれて公安警察に就職あっせんを依頼していたことが判明して除名された人物である」と釈明しています。
就職斡旋などというのは不思議な除名理由ですが、要するにやはり「兵本はスパイだった」と言っているに等しいわけですね。
詳細はこれで見れます。 URLリンク(www.ifvoc.gr.jp)