09/11/18 21:27:53
こんなのを発見。
3. 実存主義的マルクス主義
実存主義的マルクス主義は、1930年代にはじまったマルクスの
「経済学・哲学手稿」や「ドイツ・イデオロギー」の刊行に
おうところが大きい。初期マルクスは資本主義下で疎外された
人間本性の精神的解放をもとめていた。マルクーゼはこれらの
手稿をいちはやく利用してマルクスの人間主義的解釈をおこない、
フランスではサルトルやメルロー・ポンティがこの立場をとる。
とくにサルトルは「弁証法的理性批判」(1960)で、自分の
実存哲学をマルクス主義の補完物として提示した。