09/04/11 06:26:43
搾取ループが日本を滅ぼす
搾取三段階仮説
搾取第一段階)派遣労働者への搾取
派遣企業により、派遣労働者が搾取される。
法律で派遣企業の取り分を30%以下に抑えようとの案が出ているようだが
逆に言えば、今の状況が如何に激しい搾取であるか如実に物語っている。
搾取第二段階)在来労働者への搾取
派遣労働者への切り替えが出来るとなれば企業は労働者に対して
サービス残業(犯罪だ)を平然と求める事が出来るようになる。
サービス残業は日本全土に蔓延し搾取の輪がさらに広まる。
搾取第三段階)搾取ループの完成と社会の崩壊
企業は可能な限り派遣労働者を増加させ、正規労働者の採用を回避する。
しかも、正規労働者はサービス残業漬けが前提なので最小限の採用でOK。
当然ながら若人が学校を卒業しても正規労働者への就職が極めて困難。
正社員への就職の道を断たれた労働者は止むを得ずに派遣労働者になるしかない。
第三段階→第一段階って形で戻り、搾取のループが完成する。
搾取ループは最初は細く小さいが、年々太く大きくなり今や激流
当然ながら、貧富の格差は破滅的な状況になり社会は破滅する。
これが、今の日本が陥っている搾取ループの正体である。
搾取ループに立ち向かう事なくしては社会の存続など絶対に不可能。
大企業や公的行政機関が率先して派遣業を利用し搾取ループの構築に手を貸している
この卑しく破滅的な状況に一撃を与える事こそが搾取への戦いの始まりであると確信する。