09/04/09 05:02:29
俺、昭和30年代の初頭にある水産会社の北洋母船式さけます漁というのに働いたことあるが
働いた動機はやっぱり金が欲しかったからだ、海の仕事は大変な重労働で岡の人には想像できない
ものがあるが、それでも[蟹工船」のようなことはなかったな、他人の網を上げてカニを盗むとか
時化で遭難した僚船を見殺しにして漁場に急ぐなんてことは漁師は絶対にしないし
ウソっぽいことが沢山でてくる、まあ俺が働いた頃と多喜二の小説では時代が違うと
言われれば、そのとうりだが、悪辣な資本家が念頭にあって作り上げたプロパガンダ小説みたいな
気がするな。ルポでもなく文芸としても半端だと思う。