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2006/10/25(水) 共産党は隠れ自民である
日本共産党が負け戦覚悟で候補者を立てるのは何故でしょうか?
それも、自民党を利する形で。
この政党が、隠れた自民支持政党だからです。自民党あっての共産党。
自民党政治の落ちこぼれを救済する政党。ここに活路を見いだすしかなくなった
のが現在の共産党であり、「確かな野党」路線です。
かつての共産党。不破哲三氏若かりし頃の共産党はそうではありませんでした。
論客・不破哲三に論争を挑む無謀な保守政治家はほとんどいませんでした。
1970年代、「民主連合政府」実現はそれほど先ではないと思わせる勢いが
共産党にはありました。
どこでこうなったか。組織の硬直化です。老化です。新規の加入者が減少し、
組織が高齢化してくると、新たな発想は育ちにくくなります。専従の方々は、
党を離れて実社会において単独で生きていくことが困難になります。そうなると、
党内で活発な議論は起こらなくなります。元共産党参議院議員・筆坂秀世氏の
著書「日本共産党」には、幹部が全く発言しない様が描かれています。職(専従)
を失うと、食べていけないからです。
(中略)
こういうことなのだろうと推察します。心情的には、他党が自民党を倒して政権を
取ることへの嫉妬があるのでしょう。「隣に倉が建つと、ワシは腹が立つ」
ということが商店街でよく言われました。高邁な原理を掲げる共産党の心根が
ちっぽけなものであることに、失望の念を禁じ得ません。
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